考え方

職場の上司と上手に向き合う方法!「怖い」と「厳しい」の違いとは


私もいつの間にか職場では上司の立場。
いきなり上司になったわけではなく、当たり前ですが若手時代も経験しています。
若手の一回経験しているので気持ちも理解できます。
でも上司の立場から若手に話をしても、どうしてもうまく伝わらない。
上司は一回目なので多めに見てほしいのですが…
だからブログ記事に綴ってみます。
職場の上司との関係に悩んでいる人の参考になれば幸いです。

怖い上司

本当に悪意のある怖い上司は実際にいます。
これはひとつの目安ですが、ご自分の上司を次の2つのポイントで見極めてください。

ポイント1

その怖い上司は周囲の誰からも「怖い人」と思われているか?

ポイント2

優しかったり、楽しく過ごせたり、そう感じた場面は一切ありませんか?
これらの解で、誰からも怖いと思われていて、一切楽しく過ごせたことがない場合、その上司はマネジメントを放棄している可能性が高いと思われます。
この場合は人事部、あれば法務室やコンプライアンス部にこっそり相談することをお勧めします。
もしも、これらの窓口が話を聞いてくれない会社なら間違いなくブラック企業だから今後の身の振り方を検討したほうがいいのかもしれません。
そうでなければ、このまま読み進めてください。

厳しい上司

厳しい上司は、厳しい言葉で叱責(しっせき)します。
叱責を受けた部下は、まるで自分の人間性までを否定されたような気持ちになることが多いみたい。
ここで注意しないといけないのは、上司が指摘しているのは、あなたの誤った「行為」であって、あなたの「人間性」ではないってこと。
叱責を受けたときは混乱するかもしれませんが、上司が何を言おうとしているのか落ち着いて言葉の本質を考えてみないといけません。
上司の目的はあなたを責めることではなく、今後同じミスを繰り返さないための注意や指摘であることだと認識してみましょう。
まだ上司のことをよく知らない部下は、異動して日が浅いとか入社間もない人が多い場合がほどんど。
この人たちの場合、経験が浅い部下の行動を上司は注意深く見ていることが多くなるんです。
だからこそ細かい点にまで指導が及ぶことがあります。
自分だけがよく怒られると勘違いしてしまうのも仕方がありません。

上司が怒った記憶

部下は「上司が怒った」という怖かった場面だけが根強く記憶に残ります。
まだ上司のことをよく知らない部下は、上司のひとつの面だけを見ていることが多い。
「怖かった」という一面だけで判断するのではなく、多面的な見方で上司の人物像を捉える必要があります。
そうすれば意外な素顔が見えてくることもあります。

そもそも向き合うのが難しい

同じ職場で、世代も経験も異なる上司と上手にコミュニケーションをとることは難しくてあたりまえなんです。
しかも、上司からは多少の叱責も受けるでしょう。
「怒られた」という体験が「上司は怖い」というイメージになりがち。
でも、仕事を円滑に遂行するためには上司とコミュニケーションが必要不可欠。
上司と距離を置いてしまうと仕事が回らなくなるどころか、さらに上司に注意されるという悪循環になりかねません。
なるべく関わりたくない、できれば避けたいと思う気持ちはよくわかります。
自分も若手の頃そうでした。

「怖い」と「厳しい」は違う

上司を「怖い」と思えば、どうしても萎縮してしまいます。
もしも「厳しい」と受け取ることができれば、きちんと筋が通った状態の中で、しっかりとした指導をしてくれていると感じられます。
部下に期待をかけ、大切に育てたいという思いがあるからこそ、あえて「厳しい上司」になっていると考えれば素直に受け入れることも出来そうだと思いませんか。

割り切ってしまう

無理に上司と仲良くしなくてもいいという考え方もあります。
上司と部下という上下関係は組織の中だけに存在する関係性。
職場においては部下として与えられた任務を堅実に果たすことが一番の目的。
「そのためにコミュニケーションを取る」という割り切り方もあります。
本人が、それで働きやすくなるなら上司の立場からすると、これは何ら問題のない状況。
この状態で時間が経過すれば、そのうち上司のいろんな側面を見ることができるので自然と向き合えるようになります。

さいごに

いかがでしたでしょうか、これらは私が直接自分の部下たちに言いたいことばかり。
でも、上司の立場からはこんなことは言えません。
上司をうまく扱うのも部下の力量次第。
一見、堅物に見えるかもしれませんが所詮は同じ人間。
私はいつも部下には助けられてばかりでとても感謝しています。
そんな気持ちはどこまで伝わっているかわかりませんが、たかが上司のことで悩んでいるなんて私からするとかわいそう。
「後は僕たちに任せて、○長はさっさと帰ってください。」なんていう部下がいれば私はすごく喜びます。
てかこれ、いつも言われてるような気がします。


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