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学歴フィルターがある理由

学歴フィルターがある理由

学歴フィルター

たびたびクローズアップされる「学歴フィルター」の話題。

ツイッターでも、たまに投稿され、それを見た人が炎上させ、学歴フィルターを設定している企業がネットで叩かれることがあります。

学歴フィルターとは

会社説明会予約受付の連絡が来て、すぐに申し込みしようとアクセスすると満席になっている。

不審に思って大学名を変更してからアクセスすると、空席になり、ボタンがクリック出来るようになるもの。

でもこれ、今にはじまった話ではなく、私たちが若い頃(2、30年前ごろ)から当たり前のように存在していました。

だから、この話題で炎上しているのを見ると、今更感がありすぎます。

後ほど理由も説明しますが、学歴フィルターなんて、あって当然だと私は思っている。

「学歴フィルター」よりも、「大学フィルター」のほうが合ってるような気もしますが・・・

 

企業側の事情

それでは、いつも叩かれる企業側の立場になって考えてみましょう。

あなたがもし、大手企業の採用担当だったとして、読み進めてください。

大手企業なら、履歴書が15万通ほど送られてくるようです。

※昔と違って、履歴書も電子化されていて、複数作成するのが容易になり、送付もインターネットでクリック操作だけで簡単に送れてしまう時代になりましたので、もっと多いかもしれません。

大手企業とはいえ、採用担当はせいぜい10人ほどでしょう。

単純に、1人で15000通の履歴書を見ないといけない計算になるのですが、1通の履歴書には、約2000文字の文章が書かれています。

一般的に、1分間で読める文字数は、約600文字と言われるので、1通の履歴書を熟読すれば4分ぐらいはかかるでしょう。

そして、15000通の履歴書を読むだけで、どれくらいの時間がいるのか計算してみます。

15000通 x 4分 = 60000分 = 1000時間

1日8時間働くとして、全部の時間を費やしても125日

週休2日と考えれば、月の稼働日数は平均21.5日だとして、5.8ヶ月(約半年)必要になります。

しかもこれ、読むだけでです。

とても現実的な数字ではありません。

あなたが、採用する立場になれば理解しやすいのですが、あなたなら、この膨大な量の履歴書をどうしますか?

ちょっと考えれば、だいたい想像つくはず。

私が設計の請負をする会社は、大手企業ばかりですから、採用担当の人から話を伺うこともありますので、質問したこともあります。

しず:「レベルの低い大学でも、優秀な人はいるんじゃないんですか?」

担当者:「はい、そのことは私たちも把握しています。しかし、優秀な人材がどの大学に多いのかは、すでに統計が出ています。私たちは、出来るだけリスクを避けなければいけない事情もあるので、大学でフィルターをかけるようにしています。実際、同じ大学出身の人が多いのはご存知でしょう。」

しず:「大学院の場合は?」

担当者:「理系なら、大学院からしか採用しませんし、決まった教授の推薦者しか採用しないことにしています。」

これは、たった一つの例にしか過ぎませんが、採用担当者も、フィルターをかけることには抵抗を感じながらも、そうしないと業務がこなせない事情もあるようです。

そして、私にもはっきりと言ったように、「学歴フィルター」は存在しています。

さらに、特定の学校を卒業していないと、入社することがほぼ絶望的にないこともわかります。

 

大学に入ってから頑張っても限界がある

大学に入ってから、一生懸命頑張ったところで、どうしても超えられない壁が存在しています。

学歴フィルターによって、おなじリングにも上がれない事情が、現実には存在しています。

もしも、すでに就職したい企業が決まっているなら、その企業が採用している実績のある大学を選択しておかないと、「会社説明会」にも参加できないといった、悲しい運命が待っています。

参考になる記事は、「サンデー毎日特集記事の大学別採用者数」を見れば、大手の採用者実績が見れます。

これを見ると、採用実績のない大学からは、その企業に就職することはできないと考えるのが自然といえます。

入学した大学によって、すでに上がれるリングが決まっていることを知って、大学を選択するようにしましょう。

 

大手企業の何がいいのか

大手企業になれば、資金力があります。

表に見える給与に、そんなに開きがないとしても、福利厚生の内容がまったく違ってくるから、要チェックです。

ある大手企業の福利厚生では、「定年退職を迎えた場合、最後にもらっていた年収の半分の金額を企業年金としてお支払いします」みたいなものがあります。

例えば、最後の年収が1000万円だとすると、定年退職後は毎年、500万円の年金がもらえるようになります。

例えるとキリがないのですが、福利厚生が充実しているのは、資金力のある大きな企業だけです。

あと、大きな企業に就職すると、大きな仕事を任されることが多くなりますので、やりがいのある仕事をさせていただけることが多くなります。

大人たちが、若い頃の勉強がとても大切だっていうのは、こういった社会の事情をある程度知っているからともいえます。

 

 

 

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