車の給油口は車内で確認できる
レンタカーなど、普段乗っていない車でガソリンスタンドに入ったときに困るのが給油口が右か左かどちらにあるのかわからないってことです。
サンデードライバーなど、あまり頻繁に車に乗らなければわからないことも多いようです。
最近はセルフのガソリンスタンドも多く、給油口を見て誘導してくれる場面も少なくなりました。
こんな時でも車から降りて給油口を確認する必要なんてありません。
メーターパネルには給油口の方向まで記されていますから安心してください。
だいたい、こんなパネルです。
ほら給油口の方向が印されているでしょ?
わからない方のために拡大します。
わかりやすく黄色で囲みました。
この場合は助手席側ってことになります。
すごく古い車には、この印がない車種もありますが、最近の車ならほぼありますので、これからは安心できますね。
ガソリンは朝に入れると得をする?
ガソリンは気温の低い朝に入れると少しお得になります。
水は温度が上がると膨張する性質があります。
ガソリンにいたっては水の16倍の膨張率があります。
ガソリンの熱膨張率は0.00135なので1リットル(1000cc)のガソリンが1℃上昇すると1001.135ccになる計算。
ガソリンスタンドの流量計は体積で計算しているので膨張していないほうが濃い状態なのでお得なんです。
もっとわかりやすく具体的に書いてみます。
最高気温と最低気温の差が7℃あるとします。
30リットルを給油するとします。
30 × ( 1 + 0.0014 × 7 ) = 30.2835リットル
となるので0.2835リットル変わります。
1L=128円(2017年10月)で計算します。
0.2835 × 128 = 36.288円
30リットル入れて、36円得します。
・・・
大変申し訳ございません、改めて計算してみると自分でもしょぼいと感じてしまいました。
まぁ、得することは間違いないのですが無理する必要はなさそうですね。
ガソリンを給油後
セルフスタンド限定になりますが余分にガソリンを給油する方法があります。
ガソリンを給油した後、ノズルを給油口に挿したまま、かつノズルトリガーを握ったまま、別の手で給油ノズルを置いたときに入るスイッチを押します。
そしたら給油完了となりトリガーを握ってもガソリンは出てこなくなります。
しかし、圧力が封入されているため、トリガーを握ると負圧が開放され少しだけガソリンが出てきます。
あまりにもセコイ技ですが、ガソリンスタンドで働いている人は、お客さんが給油した後、この方法で少しずつガソリンを回収していると聞いたことがあります。
これが結構な量が貯まるらしく、自分の車には給油入らずだとか・・・。
追加情報
車のエンジンは気温が低く空気の密度が高い冬の方が吸入効率が上がり燃費も多少良くなります。
ガソリンも冬のほうがお得に入れられるので寒い時期の燃料代は少し得することになりますね。
だからといって北国に住みたいとは思いません!
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