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バイクに自動車用のエンジンオイルを使うとどうなるのか?

バイクに自動車用のエンジンオイルを使うとどうなるのか?

価格の違い

ガソリン自動車用とバイク用のエンジンオイルの値段を比較すると、2~3倍ほど価格が変わります。

自動車用:980円/4L ~

バイク用:660円/L(2640円/4L) ~

上記の価格は、2018年1月時点での最安値を示しています。

バイクに使用する量は車よりも少ないとはいえ、同じ4サイクルエンジン用のオイルで、なぜこんなにも価格に違いがあるのか不思議に思う人もいるでしょう。

理由は後で説明するとして、バイクを所持している人なら、「車用のエンジンオイルを使っても問題ないのでは?」と思う人も少なくない。

実際に、バイクに車用のエンジンオイルを使っている人もたくさんいます。

 

バイクと車のエンジンオイルの違い

バイクは、エンジンとミッションにエンジンオイルが潤滑しています。

車は、エンジンにのみオイルが潤滑しており、ミッションにはミッションオイルが別に潤滑されています。

※一部の例外もありますが、一般的にはこの解釈でいいでしょう。

バイク用のエンジンオイルには、ミッションの磨耗を防ぐために粒状の減摩材が添加されています。

車用のエンジンオイルには、磨耗低減剤の添加剤がグレードが上がればあがるほどたくさん入っています。

磨耗低減剤の添加剤は、クラッチに影響するため、バイク用のエンジンオイルには入っていません。

 

発生する不具合

ミッションの磨耗を防ぐために粒状の減摩材が添加されていない、車用のエンジンオイルをバイクに入れれば、ミッションが磨耗しやすくなります。

最悪ミッションが壊れますし、実際にミッションが焼きついて壊れた人も、たくさんいます。

また、車用のエンジンオイルには、磨耗低減剤の添加剤が添加されているため、クラッチの密着性がさがります。

これにより、クラッチ(湿式クラッチ)が滑りやすくなります。

 

バイクのエンジン回転数は、自動車の約2倍ありますし、車よりも多くの部品を潤滑しているので、車用のエンジンオイルではこれらの性能を満たすことはできません。

そして、これらの不具合は短期間では現れず、徐々に進行します。

気がついたときには、エンジンオイルで浮いたお金以上のインパクトがあるかもしれません。

 

暫定として使うなら

ずっと、車用のエンジンオイルを使っていても不具合がないバイクユーザーも実際にいます。

あまりお勧めは出来ませんが、たまにだとか、緊急的にとか、金欠??などの諸事情により、どうしても車ようのエンジンオイルを入れなければいけない場合は、一番グレードの低い、安いエンジンオイルを選択してください。

グレードの高い車用のエンジンオイルには、磨耗低減剤の添加剤がたくさん添加されているので、クラッチに影響を与える可能性があります。

「スーパーカブはサラダ油でも大丈夫」なんて都市伝説も聞いたことがありますが、丈夫なスーパーカブだとしても、車用のエンジンオイルを入れるのはおすすめできません。

ただ、ボロボロのバイクでそんなに長く愛用するつもりがないのなら、いいのかもしれません。

 

まとめ

この記事を読んでいるのは、バイクユーザーが多いと思いますが、排気量が上がると、発熱量も比例して上がります。

50cc(原付)くらいなら、車用のエンジンオイルでも大丈夫なのかもしれませんが、自動二輪になれば、必ずバイク用のエンジンオイルを使用したほうが、結果的に安くなるはずです。

2サイクルエンジンのバイクに関しては、ミッションには車と同じミッションオイルが別に使用されています。

エンジンオイルに関しても、まったく違うものになるので、間違えることはないとおもいますが間違えないように注意してください。

ちなみに、エンジンオイルの使用期限は、2年から3年と言われていますが、それはあくまでも目安。

直接オイルを手で触ってみて、粘度を体感すれば劣化しているかどうかは判断できます。

参加して劣化したオイルは、水のようにサラサラになっていますから。

なので、保管環境が悪ければ、1年でも劣化するかもしれないし、良ければ5年でもまったく問題ない場合もあります。

 

関連記事:車のオイル交換は、上抜きと下抜きでは、どちらが良いのか?

 

 

 

 

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