考え方

車椅子マークの付いた駐車場を利用できる人とは?


注意される妊婦さん

大型スーパーの駐車場で、1台の車が車椅子のマークのある駐車場に止めました。

車から降りてきた人の様子を見ると、どうも妊婦さんのようでした。

普通に妊婦さんとわかるぐらいでしたから、相当おなかも大きく、なんとなく、しんどそうです。

すると、スーパーの従業員が、その妊婦さんに近づき言いました。

店員:「そこは、車椅子専用の優先駐車場ですから、すぐに移動させていただけないでしょうか。」

妊婦さんは、困った顔をして、言いました。

妊婦さん:「一応、私も許可を取っているのですがダメですか?」

店員:「普通に歩けてますしねぇ、許可って何の許可ですかぁ?」

私は、店員の名札を見て、名前で呼び、質問しました。

しず:「○○さん、ちょっといいですか。車椅子のマークがある駐車場は、体の不自由な人なら使ってもよくないですか?」

店員:「身体障害者専用ですから、妊婦さんは対象外ですね」

しず:「それ、私は調べますよ、○○さんは、その回答を正しいと言えますか?」

店員:「ちょっと、聞いてきます。」

しず:「まさか、それまで妊婦さんを待たすのですかぁ」

店員:「でも・・・」

しず:「私は、個人的にその回答に大変興味があります。私が待っていますので妊婦さんはもういいでしょ?」

店員:「承知しました、少々お待ちください。」

 

 

店員の回答

今回、私自身も大変勉強になりました。

実は、店長もよく知らなかったみたいで、改めて、再確認したところ、妊婦さんも使用していいことがわかりました。

お客様の貴重な時間を頂戴いただきまして、今回は大変申し訳ありませんでした。

店舗からの回答は、以上でした。

私は、謝罪の代わりに車椅子マークのある駐車場が利用できる条件を詳しく教えていただきました。

優先駐車場

車椅子のマークがある駐車場のことを「優先駐車場」といいます。

身体障碍者だけが利用できるものではなく、知的障害者、精神障害者、発達障害者を含む、すべての障害者たちが利用できるルールがありました。

そして、その他として、高齢者、妊婦、けが人なども利用してよいとなっていました。

こういった人たちが、車で移動する際に安全性や利便性を向上することを目的として設置しているのが優先駐車場のようです。

店長を含め、この店員のように、優先駐車場を本当に必要な人がどういった人なのかを正しく認識していない従業員が居ると、大変な悲劇につがなります。

 

この写真のように、いろんなマークを用意しないと確かにわかりにくいかもしれませんね。

パーキングパーミット制度

今回、私が出会った妊婦さんは、「パーキングパーミット制度」で利用許可証が交付してありました。

これがあると、優先駐車場を利用できます。

「パーキングパーミット制度」を実施している県や市であれば、対象者であるなら申請するだけで利用許可証を発行してもらうことができます。

利用しようと思った人は、お住まいの役所で確認していただければと思います。

でも、いくら利用許可証を交付してもらっていても、お店や一般の人たちの認識不足により、このような悲劇が起きることも事実。

あと、権利があるからといって、乱用するもの避けてほしいと思います。

優先駐車場は数が少ないですから、重度の障害者の方が利用できないケースもあるかもしれませんから。

今回は、一人でも多くの人に、知っていただくために記事にしました。

 

ちにみに、パーキングパーミット制度を日本で初めて導入した佐賀県では、以下の方が対象となっています。

・身体に障害がある方で歩行困難な方

・一時的な疾病(骨折や病気など)により歩行が困難な方

・妊産婦(妊娠7か月から産後3か月)

・高齢者(要介護度1以上認定対象者)で歩行が困難な方

・難病患者で歩行が困難な方

・知的障害者(療育手帳の障害の程度欄が「A」)で歩行が困難な方

 

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