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『Jアラート』5分後に着弾します!どうすりゃいいの?

『Jアラート』5分後に着弾します!って、どうすりゃいいの?

北朝鮮が予告なしにミサイルを発射

2017年8月29日 午前5時58の早朝、北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射しました。
発射後4分後の午前6時02にJアラートが発動!
Jアラート発動後5分後の6時07分ごろには北海道上空を通過したようです。
そして6時12分ごろに襟裳(えりも)岬の東約1180kmの太平洋上に落下しました。
飛行時間は約14分でしたが、実際問題関係あるのは発射後9分で日本に着弾することです。
Jアラートが発動するのに4分ぐらい要するとしてJアラートを聞いてから5分で非難する必要があります。

どこへ避難する?

1時間あったとして安全なところに避難なんてむずかしい。
その答えを知っている人は非常に少ない。
内閣官房 国民保護ポータルサイトには、このように書かれていました。

ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるためには屋内(できれば頑丈な建物)や地下(地下街、地下駅舎などの地下施設)への避難が有効

人が、ここへアクセスするのに、平均で5分以上かかるのであれば、Jアラートはなんの効果もないことになります。
8分47秒あります。
Jアラートの様子

100億円あればなにができる?

Jアラートに税金が100億円投入されているって知っていますか。

「うぃーん、うぃーん」

約5分後に着弾します!

「はい?」

なにができるのか…ほんと教えてほしい。
こんなものに100億円の税金が使われているなんて、なにかの冗談なら勘弁してほしいです。
約5分で安全なところに非難する?
5分なんてコンビニにも行けません!
(都会ならいけるかもしれませんが・・・)
着替えている時間もありません。
こんなものに100億円も税金を使うなら、もっとマシ方法あるんじゃないのか?って思います。
私ならJアラートにこんな国費を投入することは反対します。
今回の北海道ではファックスも使われていて、さらに訓練との文字も表記されていたとか。

シェルターを作る


シェルターはないですね。
作るとしても要人専用ぐらいでしょう。
みんなが使える施設って学校とか公民館をイメージしますが、そこまで行く時間がありません。
だからシェルターを造るのは「ない」ですね。
例え100億円あっても現実的ではありません。
近くにトンネルがあるのなら、ぜひ利用したい避難場所といえます。

迎撃する


着弾するのを前提に考えると、どうしても無理があります。
それならば着弾しないように迎撃するのが筋でしょう。
お金をかけるなら、ここだと私は思います。
外交でミサイルを撃たないように説得することが一番望ましいですが、人の行動を制御するのは非常に困難。
孫子兵法にも【まず勝つべからざるをなす】といった言葉が記されています。
勝つことより負けない態勢を整える。
コントロールできない相手を何とかするのは難しいですが、自分たちが負けないように努力することは今すぐできるはず。

外交


一番望ましいのが、そもそもミサイルを撃たせないように外交してくれることです。
ただ、相手の行動をコントロールするのは一番難しいですので、外交が一番むずかしいと思われます。

北朝鮮の水爆が着弾したらどうなるのか

爆心地6km圏内

衝撃波:ビルなど頑丈なコンクリート建造物が壊滅
生存確率:極めて低い
熱線と衝撃波によって、ほぼ壊滅することになります。
はっきり言って何もすることができないし何をしても無駄です。
都心などにある頑丈な建物であっても倒壊します。

爆心地14km圏内

衝撃波:一般家屋が壊滅
一般的な住宅なら倒壊するほどの衝撃波に襲われます。
この圏内であれば、丈夫な建物の中にいれば生存できる可能性は高くなります。

爆心地21km圏内

熱線:木造物が発火
乾いた木であれば、すぐに発火するほどの高温の熱線にさらされます。
ですから、木造の建物は燃える可能性が非常に高いです。

爆心地34km圏内

衝撃波:ガラスが粉砕
熱線:ケロイドなど深刻な火傷
すぐに処置を受けないと危険
ガラスが割れるほどの衝撃波と深刻な火傷を負わせるほどの熱線にさらされます。
つい外を見たくなりますが窓の近くに行くことをやめるべきです。

甚大な被害は34km圏内まで

しかし爆心地60km圏内であっても、直接熱線をあびると完治するのに10ほどの火傷を負います。

まとめ

戦争をするためではなく、戦争をしないためにはどうしたらよいのか真剣に考えないといけません。
政治的なことに触れるつもりはありませんが、私たちは政府の行動を監視する必要がありそうです。
水爆は別名:熱核兵器と呼ばれます。
放射性物質の拡散が原子爆弾よりも少ないため、きれいな爆弾と言っても威力は原爆よりも大きいです。
すでに北朝鮮は水爆実験に成功していますので、今となっては非常に脅威です。
核分裂によってエネルギーが生まれる原爆と違い、水爆はより軽い元素をより重い元素と核融合させるため、水爆は比較的小型に造れてしまいます。
そのため弾道ミサイルの弾頭搭載が可能なのです。


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