何かを続けるのはとても大変
何かを続けられない自分って、世界一怠け者なんじゃないかって思っていませんか。
みんな同じなんで気にする事はありません。
でも、ある行動をすることで、実は実現できたりします。
モチベーションに頼らない
善ちゃんには、たまに酷いことを言ってしまう。
冗談のつもりなので、意外と傷付く時もあるみたい…
そんなある日のこと…
善:「よっしぁー、今日からビジネス本を100ページ読んで勉強すっぞー」
瀧:「おぉ、気合入ってんな!」
善:「このペースやと3日で1冊の本が読めるでー!わーはっハッハー」
瀧:「そのペースで読んだら、かなり賢くなりそうやな。」
善:「あたりまえじゃ、お前にそこまでバカにされて、いつまでもアホでいられるかって!そろそろ俺も、そこまでバカじゃないって証明せなあかんしな!」
瀧:「なんかぁ 前にも同じようなセリフを聞いたことがあるような…」
善:「お前、今に見とけよー うぁおおおお!」
その日
善:「100ページのつもりが150ページも読んでもたわー」
3日後
瀧:「あれ?なんか様子が…」
善:「だっるー! あかん! もう~あかん。」
瀧:「はい?」
善:「続きません」
瀧:「あの意気込みはどこへいったんや?」
善:「はいはい、お前の言いたいことはだいたいわかります。どうせい俺は世界一の怠け者や、もう認めるからそれ以上俺を見るなー!」
瀧:「あっあの決意はどこへいったんかな?」
善:「俺が続けられてるのはアニメを見ることだけや! まぁモチベーションが上がった時に再開するわぃ!」
瀧:「まぁ、モチベーションに頼る時点で無理やから」
善:「はぁ?それやったら、何に頼ったらええねん!」
モチベーションとは、「その日の気持ち」
瀧:「同じモチベーションが毎日続く人なんて、ただの変態やから」
善:「そっそっかー」
瀧:「何かを続ける事をモチベーションには頼ることが間違ってるから」
小さすぎて失敗しようがない行動から始める
善:「じゃぁ、どうしたらええねん。」
瀧:「良い方法がある」
善:「おせーてー」
瀧:「小さすぎて失敗しようがない行動から始めるねん」
善:「もっと具体的に言えや~」
瀧:「例えば、本を読むなら1日10行だけ読む…とか」
善:「そんな事して意味あるのかぁ?」
瀧:「もしかして、それも出来ないの?」
善:「出来るわボケー」
瀧:「では、さっそくどうぞ!」
善:「…」
善:「はい、終わり。これでいいのか?」
瀧:「おぉー偉いねーよくできましたねー」
善:「おまえ言われたらバカにされてるみたいで、なんか嫌や!」
一週間後
瀧:「どう?続いてる?」
善:「あぁ読んでるよ!たった10行やけどな!」
瀧:「すごいなぁー!」
善:「だから…お前に褒められたら、なんかムカつくわ。10行読んだらな先が気になってな、たまに2ページとか読んでるしな。」
瀧:「うん、それでいい。」
2週間後
善:「なんか俺、自信出てきたし。」
瀧:「自分の意志で毎日続けられてたら、人間は自信が持てるねん。」
善:「まぁ、そんなもんか~」
瀧:「1日100ページ読もうとして続けられなかったら自信を失うねん。そして、自分はダメな人間だと思うようになる。」
善:「おまえ、それは俺のこと言ってるやろ!」
瀧:「どんなに大きな成功も、そこに向かう小さな一歩があるからこそ。」
善:「なるほど、今日は素直に聞けるわ」
瀧:「その10行がないと、2ページ読むお前も居なかったと思うよ。」
瀧:「無理しなくていいから、そのまま毎日10行読むのを、あと1.5ヵ月続けてみ。」
瀧:「初心者が、いきなりフルマラソンに出場しても自殺行為になるのと同じ。」
善:「おっけー」
習慣
2か月後
瀧:「本は毎日読んでる?」
善:「あぁ、今日なんかな、4ページも読んでもたわー」
瀧:「そっかー、そろそろ習慣になったかもな。」
善:「習慣?」
人間の行動は習慣化されるまでに、平均66日かかることがわかっている。
瀧:「習慣になったらお風呂に毎日入るのと同じで、しないと気持ちが悪くなるねん」
善:「だから2か月やらしたんか!」
瀧:「何かを続けようと思うならまず、本当に小さなことから始めて習慣化させるべきやねん。」
善:「ほっほー、なるほどな!」
善:「で、お前は自分でなにを習慣にしとんや?」
瀧:「俺はね、コーヒーとゲーム!」
善:「真面目に答えろやー!」
エピローグ
私は、マジでモンストというゲームが本当に習慣になってしまっていました。
きっかけは、子供の勉強中に代わって嫌々していただけだったのですが、それが習慣になっていました。
子どもの代わりをしなくなってからも自分のアカウントを取得して続けてしまっていて。
ドラクエ等のRPG(ロールプレイングゲーム)ならエンディングがあるので、続けたくても終われるのですが、最近のゲームはエンドレスなんです。
でも、辞める時も同じ方法で出来ました。
今は、やっとゲームの呪縛から逃れることが出来ています。