突然のシャットダウン
ICADユーザーならこのような経験はないでしょうか。
作図中に停電とか、いろんな原因でPCがシャットダウン。
さっきまでの作図データはどうなったのだろうって話。
実はこれ、知っていれば全く慌てることはありません。
今回紹介する記事に使用している2次元CADのバージョン
FUJITSU Manufacturing Industry Solution iCAD SX
V7L5-04A
ICAD/SX Mechanical PRO (2次元CAD)
PCのOSはWindowsを想定しています。
ちょっと、古いバージョンですが、これから紹介する設定が無くなることは、大きなスペックダウンになりますので無いと考えていますので大丈夫です。
自動バックアップ
ICAD/SXは自動的にバックアップしてくれていますので安心。
後に記載しますが、事前に設定している間隔で自動的にバックアップをしています。
バックアップ間隔の設定方法も合わせて後ほど紹介します。
では、バックアップはどこにあり、どのようにして呼び出すのか?
リスタートの手順
バックアップを呼び出すリスタートの手順を説明します。
Windowsのスタートボタンを左クリック
すべてのプログラムを左クリック
ICAD/SXを左クリック
ICAD/SX(リスタート)を左クリック
そうすると最後にバックアップした時点での図面が読み込まれ、リスタートします。
これで、少しの手戻りで済みますので被害は最小に抑えられます。
バックアップ間隔の設定方法
Windowsのスタートボタンを左クリック
すべてのプログラムを左クリック
ICAD/SXを左クリック
環境設定ツールを左クリック
そうすると環境セットアップウィンドウが立ち上がります。
バックアップ間隔の設定
システムタブよりバックアップ間隔の設定を変更することが出来ます。
ウィンドウの左上あたりにある “チェックポイント処理の間隔”がバックアップ間隔の設定項目。
5分ぐらいを設定しておけばいいと思います。
あまり、間隔を短く設定するとPCのスペックによってはレスポンスが悪くなりますので様子を見ながら設定することをお勧めします。
環境セットアップ
この環境セットアップでは、その他にも自分好みにカスタマイズすることができます。
ご自身でいろいろと試してみるものいいかもしれません。
注意点としては、欲張ってカスタマイズすると、PCのスペックによってはレスポンスに影響が出て、逆にストレスになることもありますのでレスポンスの様子をみて設定を行ってください。
いかがでしたでしょうか、意外にこのリスタートを知らない人が居ると聞きましたのできじにしました。
非常に便利になっていく設定ですので、ぜひともチャレンジしてみてください。
いやー、この機能の存在に気付いていないのは、もったいない事です。