炊飯器が壊れたら!
炊飯器の予備を持っている人は、なかなか少ないと思います。
それでも今ではスーパーに行けば炊けているご飯は売っているので困らないかもしれません。
しかし、壊れた炊飯器を修理している間や次の炊飯器を購入するまでスーパーで炊けたご飯を買い続けるのはナンセンス。
炊飯器は高額ですし、なかなか買い換えることも少ないでしょうから、じっくりと吟味する時間もいるかと思います。
それに、震災などの災害によって炊飯器が使えないこともあるかもしれません。
実は鍋炊きご飯が意外に簡単に出来るので一度挑戦して見てはいかがでしょうか。
この方法に慣れれば炊飯器自体不要に感じる可能性もあります。
キッチンの省スペース化にも役立ちます。
キッチンの省スペース化を考えるなら冬にしか使用しない土鍋を年中活用することも可能。
鍋炊きご飯の作り方
ご飯は電気炊飯器のほうが上手に炊けるという「常識」を疑って見るべき。
煮物を作る普通の鍋で、誰でもおいしいご飯が炊けるから心配する必要はありません。
精米・吸水
洗ったお米を鍋に入れて米と同量の水を加えます。
冬なら1時間、夏なら30分おいて吸水させておきます。
加熱
鍋をコンロに置いて強火(中火)で加熱をスタート。
沸騰したら火を弱め15分(3合の場合)加熱します。
火加減の目安
鍋の種類 | 沸騰まで | 沸騰後 |
アルミ鍋 | 強火 | 弱火 |
ステンレス鍋 | 中火 | 弱火 |
ホーロー鍋 | 中火 | 弱火 |
※米を3合以下で炊く場合は炊き始めの火加減を少し弱めにすること。
蒸らす
火を消して10~15分蒸らし、しゃもじでほぐすように全体を混ぜれば出来上がり。
いかがでしたでしょうか?
この方法を知っていればアウトドアでも役に立ちます。
ぜひ参考にして見てください。
ひと工夫
ご飯を炊くときの水に米1合に対して大さじ1の割合で日本酒を加えると、ふっくらツヤツヤ香りよくご飯が炊き上がります。
ほんとうに香りとうまみがUPしますのでおすすめ。
この方法はご飯のニオイが気になるときに使えたりします。
長期保存する場合にもおすすめ。
コメムシ対策
米びつには唐辛子を入れておくと虫よけになることが証明されています。
そもそも、全てのお米に高確率でコメムシの幼虫が侵入しているといわれています。
と言うのも、米の袋にはもともと通気のための穴が開けてあります。
素材もビニールですし、米につく虫は例外なく幼虫の段階で侵入します。
コメムシの幼虫は敏感な嗅覚と強力な顎を持っていますので、通気孔を探り当ててものの数分でビニール袋を食い破って侵入します。
通気孔や侵入孔は1mmあるかないかの大きさですから「いつのまにか袋の中に虫が」というようになってしまうわけです。