セスキってなに?
環境にも人にもやさしいのにベトベト油汚れをしっかり落とす炭酸ソーダ のこと。
特に油・皮脂汚れ落としに最適。
例えば換気扇の油汚れやレンジまわりの油汚れや食器洗い機など。
他には衣類のエリやソデの汚れを落とすことができる優れもの。
特にセスキは血液の汚れを落とすのにもっとも効果的だったのです。
ん?重曹と同じ??
書いているうちに自分でも錯覚します。
同じアルカリ性だからすごく似ています。
セキスの方がアルカリ性は高いと覚えてください。
重曹とクエン酸との使い分け
なんだかナチュラル洗剤で有名な重曹やクエン酸とどうやって使い分けたらよいか判りにくくなってきましたよね。
簡単な表にしてみましたのでご覧ください。
重曹 | セスキ | クエン酸 | |
効果的な汚れ | 油・皮脂 | 油・皮脂 | 水あか |
PH | 極弱アルカリ性 | 弱アルカリ性 | 弱酸性 |
みずへの解けやすさ | ○ | ◎ | ○ |
ベトベト油汚れ | ○ | ◎ | × |
洗濯 | ○ | ◎ | ○(柔軟剤として) |
食器洗い機 | ○ | ◎ | ○(庫内洗浄として) |
鍋のコゲ落とし | ◎ | × | × |
研磨力(クレンザー) | ◎ | × | × |
消臭効果(汗、靴など) | ◎ | ◎ | × |
水あか | × | × | ◎ |
除菌 | × | × | ◎ |
血液 | × | ◎ | × |
セスキスプレーの作り方
水500mlにセスキ小さじ2杯をスプレー容器に溶かします。
使用期限は1週間ほどですので使いきれる分量を作るようにしてください。
セスキの使い方
換気扇やレンジまわりの掃除
油でベトベトの換気扇にセスキスプレーを直接吹きかけます。
汚れが浮き上がるまで少し待ち、汚れが浮いたら布巾やぞうきんで拭き取ります。
吹いた後は水拭きしておきましょう。
ひつこい油汚れの場合はキンチンペーパーなどにセスキスプレーを吹きかけてから、その部分に貼り長時間放置して同じようにふき取ります。
それでも落ちない場合は、セスキの濃度を濃いくすると良いのですが水500mlにセスキ小さじ5杯を限度としてください。
食器洗い機の洗剤
過炭酸ナトリウムでも同じような使い方を紹介していますが、セスキでも食器洗い機の洗剤として利用することが出来ます。
4~5人用でしたら小さじ2杯です。
過炭酸ナトリウムより少し多めの量を入れます。
どちらを使用していただいてかまいません。お好みに合わせてどうぞ。
洗濯の洗剤と一緒に使う
水30リットルに対して大さじ1杯を使います。
洗剤を入れるタイミングでセスキを溶かした水を投入します。
水でも油汚れを落としますが、お湯のほうが効果が高いです。
ただ、水でも十分油汚れが落ちるのでお試しください。
まとめ
なんだか怖い表現ですが、衣類に血液が付着した汚れの場合セスキがもっとも優れています。
重曹は有名ですが過炭酸ナトリウムや炭酸ソーダのセスキも忘れてはいけません。
これらは本当に万能ですので、自分に合ったものをお試しください。
知らない人も多いと思いましたので記事にしました。