考え方

家族が末期癌になったときの話 2

前回の記事:家族が末期癌になったときの話 1

前回の記事から私たちは、抗がん剤をするかどうかの選択をしなければいけない選択がありました。

そして、より良い決断をするためにセカンド・オピニオン外来を希望することにしました。

出来る限り生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を低下させたくないため、どのように判断していくことが最善なのかを考えてみました。

 

セカンド・オピニオン

セカンド・オピニオン外来では、相談を行うことができ、いろんなアドバイスを受けることが出来る病院になります。

病院ですが、診療をするわけではないので、医療行為にはなりません。

そのため、健康保険給付の対象とはならないので、全額自己負担となり、自費診療と言われるものです。

自費診療と聞くと、費用が気になりますが、今回私が利用した料金は、1時間 6000円でした。

2回に分けて2時間利用したので、12000円でした。

想像していたよりも安く感じましたが、おおよそ他でも同じような価格帯であることもわかりました

セカンド・オピニオン外来を希望する場合、主治医に紹介状(診療情報提供書)を書いていただく必要があります。

他の医師でも書いていただけますが、必ず主治医にお願いするべきです。

主治医は、他の医者(セカンド・オピニオン)から、これまでの治療経過や病状の推移などの意見を聞かれるようになります。

主治医は、プロの医者に対して適切な助言をすることを求められるため、追加の検査をしたりするようになります。

つまり、セカンド・オピニオン外来を求めるだけで、主治医はより慎重に診察することが期待できます。

さらに考えると、主治医が紹介する場合、自分と仲の良い医者である可能性が高くなります。

と、言うことは…仲良しの医者の意見であれば、第三者の意見だとしても無視しない可能性が高いとも考えられます。

そして私たちは、より良い決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に意見を聞くことができます。

 

抗がん剤に踏み切る

私を含む、家族全員でそれぞれの意見を出し合い、話し合いをしました。

私自身は、抗がん剤の使用を反対する立場でしたが、私以外の全員の意見は抗がん剤の使用に賛成していました。

私は、自分の意見を押し通す自信がありましたが、今回は本人の意見を尊重することに決めました。

本人は、例え命を削ることになったとしても、何もしない方が精神的に不安であることと、やっぱり、わずかの可能性があるならば、掛けてみたいとのこと。

そして、他の家族や友達も、その可能性を信じたい一心でした。

本人はというと、半分ボケているのか、数年後の未来を語ったりしています。

そんな様子を見ていたら、少しだけでも未来を期待させてあげたい気持ちにもなりました。

私は、段階的に投与するので、何度も途中で考え直すことも視野に入れることを条件に抗がん剤を進めることを同意しました。

生きたいという人間に、抗がん剤を否定するのは、「生きることを諦めろ」と言うみたいで、私自身も辛かったのも事実。

抗がん剤投与

抗がん剤は、4回に分けで、3週間ほど空けて行うと説明を受けました。

抗がん剤の種類も様々ですので、今回は抗がん剤の種類を書きません。

前回の記事でも少しだけ書きましたが、1回の投薬(1/4回)でも最後の一撃になる可能性もあるため、初回の投薬前日は一次帰宅をさせていただきました。

私は、すべての予定を調整し、出来るだけ母のそばにいてあげるようにしました。

そして、1回目の投薬後は、帰宅するか入院を続けるかの選択がありましたが、ここは満場一致で入院を選択しました。

満場一致と言っても、本人は帰宅を望んでいたのですが…。

特に初めの投薬は、何が起きるのか主治医も予測できないことが多くあるため、帰宅しても救急搬送されることがよくあるそうです。

初めの投薬に限っては、最低でも1週間の入院をすることが望ましいことは確かです。

副作用

やはり、心配していた副作用は少なからずありました。

そして、主治医は薬の量を減らすと言いました。

主治医は、私たちが思っているほど一人の患者を診る時間は少ないもので、薬と食事の組み合わせまで見られていないことがよくあります

薬剤士や栄養士のチェックにも限界があり、結局のところ自分たちがしっかりしないといけないことが多いこともわかりました。

セカンド・オピニオンで副作用についてアドバイスをいただいたところ、薬の量を減らしても効果がないと指摘され、「アンモニアの解毒を一緒に入れるべき」と言われました。

その内容を主治医に伝えたところ、薬の量を減らさなくても母の副作用はなくなりました。

次の判断

抗がん剤投与の2回目以降も中断か継続かの判断していかなければいけません。

知識を持たず、主治医だけに頼ることには私は抵抗があります。

ガン治療は日進月歩、進展しています。

そういった意味では、自分の持っている情報よりも病院の医者達の方が情報をより早く入手しているとは思いますが、完全な素人になってしまうと、対応も適当になるような気がしています。

 

関連記事:家族が末期癌になったときの話 3

 

 

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