考え方

預金封鎖とは

預金封鎖

預金封鎖って、人が亡くなった時に、銀行の口座が凍結されるもの?
いいえ、違います。
最近、土地の取引をしていて、贈与税で冷や汗をかいたことがありました。
国って、なんだかんだと多額の税金を徴収してるんだなぁっと感心しました。
続けて、2024年に新札発行される記事を読んだとき、そのお札の肖像になる渋沢 栄一(しずざわ えいいち)って誰なんだろうと調べていたら…
個人的にはその本人よりも孫に興味を持ちました。
あまり記事にはしたくなかったのですが、自分の中のまとめ記事として投稿しておきます。

渋沢 敬三が実行したこととは

渋沢 栄一の孫、渋沢 敬三(しぶさわ けいぞう)
1946年2月17日に大蔵大臣の渋沢 敬三が当時に行った事が”預金封鎖”でした。
これは、なんの予告もなしに実行されました。
預金封鎖の目的は、国民の財産を没収することなのですが、そんなメチャクチャな事が実際に行われたんです。

なぜ預金封鎖が実行されたのか

当時、日本は戦争に負けて多額の借金がありました。
GDP(国内総生産)の2倍の借金があり、返済できる見込みがなくなったからと言われています。
国民も、戦争に負けたという負い目があったのか、意外とすんなり受け入れられていたようです。
今から75年も昔の話です。(2020年7月現在)

預金封鎖になると、自分の口座にあるお金を自由に引き出せなくなります。
当時、銀行から引き出せた金額は、世帯主で月に300円(現在価値12万円くらい)。
世帯主以外で月に100円(現在価値4万円くらい)。

財産税

預金封鎖の目的は、国民の財産を没収することなので、同時に財産税というのが追加されました。
国民が所有している全ての財産に、所有割合により財産税をかけ、最大で90%だったと。
銀行ではなく、タンス預金していた人は助かったんじゃないかって思ったかもしれませんが、日本の政治家には賢い人もいたもので…
そんなに賢いならアベノマスクで466億円も使うなよって言いたくなるのですが。

新札発行

当時、預金封鎖と同時に新札発行が行われました。
新札が発行されると、旧札には使用期限が定められ、使用期限後は旧札は使えないとなりました。
そのまま持っていても使えなくなるので、国民は仕方なく銀行に新札と交換することになります。
そして、銀行の窓口でこのようなやり取りがあったそうです。

清水様は、100万円を所有していましたので、80%の財産税がかかります。
財産税の80万円は徴収されますので、20万円の引き渡しとなります。
えっ!うっそ〜ん

まぁ、こんな理不尽なことが実際にあったわけです。。。
預金封鎖の原因になったのが、国の借金がGDPの2倍…
今ね、その2倍を超えちゃってます!

予兆

1946年の預金封鎖は予告なく実行されました。
誰にも、いつ実行されるのかがわからないのですが、どうも予兆はあるようです。

国の借金

約1500兆円、これはすでにGDPの2倍以上

マイナンバーの導入

預金封鎖の目的は、財産税として国民から財産を没収するため、国民一人一人の財産の把握が必要です。
マイナンバー制度の導入に伴い、全ての銀行口座と個人情報のひも付けが進められようとしています。

新札発行

日本も世界に遅れながらも、キャッシュレス化を急速に進めている状況ですが、なぜこのタイミングで新札発行なのか。
しかも、その肖像の渋沢 栄一であること。

何の因果が、渋沢 栄一の孫である渋沢 敬三が1946年に預金封鎖を実行しました。

預金封鎖の可能性

疑いだしたらキリがありません。
これは、あくまでも、ひとつの物の見方にしかすぎません。
確かに予兆はあるけども、実行される可能性は誰にもわかりません。
ただ言えることは、国民が選挙に参加しないと、なにが起きてもおかしくないのは事実です。
どの政党が正しいのかは誰にもわかりませんが、国民が選挙に参加しないと組織票で与党が確定します。
これは、その組織以外の人間は敗北するということです。

約1,500兆円の内訳

資産:約1,000兆円
負債:約500兆円
資産とは、収益をあげるものです。
私は経営者なので感覚で理解できるのですが、3分の2が資産なら、とても健全に見えるのです。
例えば、1兆円で収益不動産を購入するとします。
その家賃収入が毎月500億円あるとすると、その状況は危なく見えますか?って話です。
金額が大きすぎてわからないかもしれませんが、結構ウハウハだと思います。
現在の国の経営状況を見ると、預金封鎖をする必要はないように思えますが、それを実行するのは政治家です。
まぁ、その政治家を選ぶのは私たち一人ひとりなんですが。

対策方法

預金封鎖、ないかもしれないし、あるかもしれません。
一番の対策は選挙に行くことではないでしょうか。
備えとして、お金を金や銀、そいて仮想通過、外貨に換金するなど、いくつか思い浮かべますが、どれも有効な方法にはなりえません。
これらは隠し通せるかもしれませんが、使うときにバレるんです。
永遠に隠していても意味がありません。
そうなると一番の対策は、自己投資しかありません。
個人の身に着けたスキルは、誰にも奪うことは出来ません。
スキルがあれば、ゼロからでも稼ぐことができます。
知識は武器です。
お金って、実は稼ぐよりも使う方が難しかったりするんです。


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