スマホのガラスフィルム
ガラケーとは違いスマホぐらい液晶範囲が広くなったら普通のフィルムを貼るのは至難の業です。
でもガラスフィルムなら、埃(ほこり)さえ取り除いておけば、空気が入ることはまずありません。
それにフィルムのようにフニャフニャしていませんから位置がきっちり決まってくれます。
私はフィルムを貼るのがヘタクソでしたからガラスフィルムの登場は助かりました。
表面強度9Hってどれくらい強いの?
硬度9といえばサファイヤと同じ硬度です。
ガラスフィルム広告を見ると、このような画像を見受けられますが流石に疑わしいです。
表面強度9Hとは、9Hの鉛筆でひっかいても傷が付かないってことです。
ならば、カッターの刃は鉛筆の9Hと当等なのでしょうか?
広告写真のようにカッターの刃でひっかくと傷が付く可能性が非常に高いと私は思います。興味本位でやらないほうが良いですね。
それから硬度9は、ダイヤモンドの次に硬いサファイヤと同じ硬度です。
でも落としたらすぐに割れますよね?
なんだか違和感がありませんか?
最高硬度 10という、ダイヤモンドだったとしても、簡単に割れます。
「はい?」
例えば、釘を打つ金槌でダイヤモンドをたたくとどうなるでしょうか?
ダイヤモンドはいとも簡単に粉々になります。
ですから硬度9のガラスフィルムであっても簡単に割れるのはあたりまえの話なのです。
割れにくさを示す単位は「靱性(じんせい)」
先ほども説明したように硬度は「ひっかき硬度」とも言われ、ひっかき傷に対する耐性を表すものです。
ダイヤモンドやサファイヤが固いからといって乱雑に扱うと、非常に簡単に粉々に割れますから注意してくださいね。
多くの人が勘違いされていることですが割れにくさを表すのは「靱性」といいます。
ダイヤモンドの靱性は7.5なのでちょうど水晶と同じくらい。
水晶なら落としただけで割れそうなイメージありませんか?
ダイヤモンドも同じです。
ちなみに、ダイヤモンドをデザインカットするのはレーザーやダイヤモンドの粉です。
話をガラスフィルムに戻しますと、硬度が硬くても衝撃にはすごく弱くてすぐに割れるので、やっぱり取り扱いは注意しなければいけません。
ただ、ひっかき傷に対しては大変優秀な耐性を持っているのは間違いありません。
でもカッターなら傷つく可能性は高いと思います。
勇気ある人はお試しを…