考え方

いまさら聞けないエンジンオイルの選び方1


ガソリン車とディーゼル車で選ぶ

ガソリン車なら、SA~SN の文字が書いています。
ディーゼル車なら、CA~CF-4 の文字が書いています。
時代が進めば、もっとグレードの高いオイルが世の中に出てきますので、ガソリン車用なら「SO」とか、ディーゼル車用なら「CG」とかも出てくるでしょう。
このグレードは、あまり気にする必要はなく、S〇かC〇の選択さえ間違わなければ大丈夫です。
ちなみに、下のオイルのようにどちらも使えるオイルもたくさんあります。
絶対に間違えてはいけないのが、ガソリン用をディーゼル車用に使用することです。
最悪、逆は問題ありません。

年間の走行距離から選ぶ

エンジンオイルには、大きく2種類の油があります。
・化学合成油
・鉱物油
これらは、パッケージのどこかに必ず書いています。
特に、化学合成油の場合、良いものだとアピールする目的で大きく書いている場合があります。
化学合成油は、オイルとしての性能は鉱物油よりも優れているのは確かですが、使用の有無にかかわらず6ヵ月も経過すると劣化してしまいます。
鉱物油は、優れた性能はないものの、1年ほど、その性能を保つことができます。
例えば、1年間の走行距離が3000~5000kmなら鉱物油を選択して、年に1度のオイル交換でも良いのかもしれません。
6ヵ月で3000~5000kmの走行距離があるなら、化学合成油をおすすめします。

ターボの有無

「ターボ車用」と書かれていなくても、ターボ車に使えるオイルはたくさんあります。
ターボ車は、自然吸気(NA)車に比べて高温になります。
ターボ車でなくても、ブンブンエンジンを回転させる乗り方をする人も同様の選び方が必要になります。

10W-40


エンジンオイルのパッケージを見ると、このような表示が必ずあります。
前半の「10W」には「0W~25W」まであり、後半の「40」には「20~70」まで存在します。
一般的には「10W-30」なので、これを基準に考えてください。

低温時の粘度

前半に書かれている「10W」が低温時の粘度になります。
数値が小さいほど、エンジンの始動性能はあがります。
特に冬場や寒冷地などでは5W以下が良いでしょう。
この粘度は、燃費にも影響があるため、エコカーでは低いものを推奨しているはずです。

高温時の粘度

後半に書かれている「40」が高温時の粘度になります。
ターボ車はまさにこれが大切で、40以上を選ぶ必要があります。

古い車や多走行車

走行距離の多い車は、エンジンの密閉性が悪くなっている可能性があるため、粘度の低いエンジンオイルを入れると、オイルが燃焼室に入り過ぎて、マフラーから白い煙がでてくることがあります。
このような状態になると、エンジンオイルがどんどん燃焼されてしまうので交換時期を待たずにエンジンオイルの量がLoレベル以下に減ってきます。
最悪の場合、エンジンが焼き付くこともあるので、このような車には粘度が高いエンジンオイルを入れるようにしましょう。
庫の場合、ガス抜けも防ぐことができるので、パワーがあがるようにもなりますよ。

交換時期の目安

半年毎、または、5000km毎が一般的です。
この前、いつ交換したんだろうって忘れた場合は、すぐに交換した方が良いのですが、オイルを触ってみても判断できます。
オイルゲージを抜き取って、付着しているオイルを指で触って粘度を確かめてみてください。
性能を失ったオイルは、水のようにサラサラした感覚があります。
また、ザラザラするような感覚があった場合、エンジンオイルが研磨剤になってしまっているので、この場合もすぐに交換です。
ほとんど動かすことがない車なら、鉱物油を選択しておいて、1年毎でもよいでしょう。
私の場合、半年で3000kmほどなので、季節の変わり目の10月と4月に交換するようにしています。
10月は「5W-30」、4月は「10W-40」のすべて化学合成油を入れています。

さいごに

最低限の知識として、これだけは知っててほしいと言う内容でした。
エンジンオイルって、安いオイルもあれば高いオイルもありますよね。
今回説明した内容だけを見れば、安いオイルでも問題ないように思えるかもしれませんが、そんな単純な話でもありません。
最低限、車の説明書に書いている指定オイル「5W – 30」などの表記を守っていれば、そのオイルが原因で車がすぐに壊れることはありません。
しかし、もうすこしエンジンオイルのことを知れば、さらにオイルの選び方は変わります。
車を大切にしたいと思う人は、是非とも続編の記事をご覧ください。
参考記事:いまさら聞けないエンジンオイルの選び方2
参考記事:車のオイル交換は上抜きと下抜きではどちらが良いのか?


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