考え方

年金は60歳から受け取るべきか?

年金は60歳から受け取るべきか?


2022年4月から、ますます有利になる「年金繰上げ受給」。

年金繰上げ受給とは、年金を60歳から受け取るなど、早い段階で受給開始することをいいます。

ただし、繰上げ受給は、早く受け取る代わりに受給額が減額されてしまいます。
でも、2022年4月から、年金の前倒し(繰上げ)受給が有利になるようです。

理由

繰上げ受給すると、1カ月早めるごとに0.5% (1年で6%)受給額が減額されます。
例えば、5年早めて60歳から受給すると、受給額は30%減額されます。
逆に、遅らせて(繰下げ)受給すると、1カ月遅らせるごとに0.7% (1年で8.4%)受給額が増額されます。
例えば、5年遅らせて70歳から受給すると、受給額は42%総額になります。
政府は、年金受給を遅らせて増やすことを推奨しているように思えます。

制度の改定

実際に、年金制度はコロコロ変化していることから、政府を信用するのは甘いように感じます。(年金不信)
さらに、健康寿命を考えると、自由にお金を使える時間は意外に短いと考える人も多く、前倒しの繰上げ受給を選ぶ人は、先送りする人の約20倍も多いのです。

国は年金を出来るだけ払いたくない

年金制度は複雑で、手続きも煩雑なので、つい国が勧めるように受給すればいいと考える人も多くなるかもしれません。
でも、国が最優先に考えているのは、年金をできるだけ国民に支払わないようにして、破綻寸前の年金財政を楽にしようということです。
大切なことは、国民が年金の正しい知識を学んで、それぞれの生活や人生設計にあった受け取り方をすること。
そう考えた場合、例え減額されたとしても、多くの国民が前倒しで年金を受け取った方が得することになります。

年金自動カットシステム

厚労省は、2020年度の公的年金の支給額を前年度比0.2%引き上げると発表しました。
でも物価は、前年度より0.5%上昇しているため、実質0.3%のマイナスになっています。
これがマクロ経済スライドという難しい仕組みのためで、簡単に言うと「年金自動カットシステム」です。
安倍政権になってからの7年間で、年金は実質マイナス6.4%となっています。
このまま進めば、今後10年間で年金は1割ほどカットされるでしょう。
そして、この自動カットは30年ほど続く見込みになります。

在職老齢年金制度の見直し

知れば知るほど、どうせ減らされるなら前倒しで受給した方が得になる年金制度。
2022年4月から、繰上げ受給がさらに得するように制度が変更される予定です。
働きながら年金を受け取る在職老齢年金制度が見直されます。
これまでは、年金プラス仕事の賃金が月28万円を超えると、超えた分の半分がカットされてきました。
だから、前倒しで受け取りたくても、60~64歳で仕事をしている人は、受け取りにくかったんです。
それが、2022年4月から、その上限額が月47万円まで引き上げられる予定です。
繰上げ受給を選んでも、ほとんどの人が年金プラス賃金が47万円を超えないので、ますます繰上げ受給がお得になります。

さいごに

自民党にやられた感は拭えないのですが、今更こんなことを言っても仕方がありません。
60歳で病気がちだったり、独身の男性だったら繰り上げ受給は絶対にしたほうがいいでしょう。
ちなみに、独身男性の平均寿命は65歳と短命なデータもあります。
健康寿命は意外と短いので、よく考えて受給するべきなんですよね。


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