考え方

嫌な思い出を忘れるには

嫌な思い出ほどよく覚えている

嫌な過去を思い返すことは実に生産性がありません。

だからといって、忘れることが出来なくて困ることはたくさんあると思います。

生産性がないと、頭でわかっていても繰り返し思い出してしまうこともある。

フラッシュバックのように、普段忘れていても、何かのきっかけで突然嫌な思い出がよみがえってくることもあります。

 

嫌な思い出ほど忘れることが出来ない

忘れることが出来ないってことは、脳が強く記憶してるってこと。

脳科学では、恐怖や怒り、不安などの激しい感情の時に”ある脳内物質”が作り出されると言われています。

その”ある脳内物質”とは、「アドレナリン」のこと。

「アドレナリン」という脳内物質は、人が戦闘態勢になったときに分泌されることで有名で、敵から身を守るためにさまざまな作用を引き起こします。

また、この状態では、血がでるような怪我をしていても痛みがないこともあるようです。

そんな「アドレナリン」ですが、意外に知られていない作用として、強烈な記憶増強作用があります。

つまり、「アドレナリン」が出ているときは記憶に強く残ることになるのです。

例えば、震災などの災害を経験した人ならピンと来るかもしれないけど、災害の嫌な出来事が忘れられなくて苦しむ人もたくさんいる。

そう、ものすごい恐怖に襲われたときは、生命維持のために大量の「アドレナリン」が分泌されます。

「アドレナリン」が分泌されている時は記憶を増強する作用が働くため、こんな時の思い出は強く記憶されます。

あと、怒れば怒るほど「アドレナリン」が分泌されるため、怒っているときの記憶は強く記憶してしまう。

忘れたいほど嫌な事は、実は怒ってはいけないってことになります。

嫌な思い出を忘れるには

「アドレナリン」が出ないように、嫌なことがあったときは怒らないようにすればいいのですが、そんな事ができたら誰も苦労しません。

記憶が焼きついたことを知るのは、ずっと後の事。

怒りや恐怖 → アドレナリンが分泌 → 記憶増強

ではどうすればいいのか?

怒りや恐怖に対する反対の脳内物質を分泌させれば良いことになります。

それは、「エンドルフィン」

「エフェドリン」とは違う物質なので間違えないように注意してください。

「エンドルフィン」は「感謝」する時に分泌されます。

つまり、「ありがとう」と思ったり、言うとよいことになります。

震災体験では、失ったものも多いですが、少なからず得たものもあったはずですから、その事に感謝します。

そして、その忘れたい事が人間であるなら、その人を許し、いい経験をさせてくれてありがとう感謝します。

少々無理やりで、そんな相手に「ありがとう」を言うのは流石にハードルが高いと思いますので、心の中で思う程度でいいでしょう。

さいごに

何年も嫌な思い出を忘れられずに、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断される場合もあります。

出来るだけ怒ることを普段から減らすようにし、例え気分を害することを言われたとしても受け止め方を変えてみることです。

そういえば、幸せな時やリラックスしている記憶は、もしかして記憶に残りにくかったりするのかもしれません。

勉強でも、環境が良すぎると記憶が定着しにくいのかもしれませんね。

 

 

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