考え方

工事中の様子が気になり人へ

工事中の様子は気になります

照れ屋の職人気質

実は照れ屋の職人気質。

職人の立場で言わしていただくと、工事中は極力見ないでほしいってことです。
なにも、見えないところで悪いことをするつもりではありませんが見られると緊張し、するはずのない失敗もするものです。
どうしても気になる方は、職人さんに気付かれないように見るといいのかもしれません。

それは、ありです。

職人が見られていることに気付いていないなら、緊張しません。
たまに、凝視するユーザーがいますが、多くの人間は見られると緊張するもの。
それは職人さんも例外ではありません。
結局、素人の場合は見ても判らないし、詳しい人なら仕上がりを見れば判るから、作業中はそんなに見るものがありません。

エアコン工事なら、音は聞いてもいいかもしれません。
例えば、エアコン工事の終盤あたりで”シューッ!”って、エアーパージする音が聞こえた時は急いで見に行ってください。
そして、その職人に聞いてもいいです、「真空引きしていますか?」って。

その瞬間に額から汗が噴き出すかもしれませんねぇ。
真空引きもしない職人は悪人です。

別ページでも紹介していますが、真空引きもしないでエアコン取り付けするなんて三流以下。というか施工する資格がありません。
また、フレアナットをトルクレンチを使う人と使わない人がいますが、どちらでも問題ありません。
百戦錬磨の職人なら、トルクレンチに頼らず、経験と勘のほうが確実な施工が出来るもの。
慣れないうちはトルクレンチを使用するのもいいですが、このトルクレンチが実は曲者。

先に述べた百戦錬磨の職人が試しにトルクレンチでフレアナットを規定トルクで締めたところガス漏れが発生した実績が何度もあります。
ある状況下においては、トルクレンチを使っても正確なトルクで締めることは出来ません。
こういった事例からも分かるように、トルクレンチは完全に信用することは出来ないのですが、ルーキーにとっては心強いツールなのかもしれません。
ナットは緩むと怖いので締めすぎる職人さんもいますが、締めすぎると塑性変形が発生し緩みの原因になりますのでますので要注意です。

関連記事:締付け管理


凝視されると、段取り良くして早く切り上げようとする心理が働きますので、急がせたい場合は有効かもしれませんが、時間に余裕があるなら、ユーザーにメリットはありません。
職人なりに、この配管の曲げはどうやったら一番綺麗に収まるか?などと、いろいろ考えて作業してくれていますので工事中は静かに聞くだけにしてあげてほしいです。

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