考え方

白砂糖の危険性について

家庭に常備されている白砂糖の危険性

ひと昔前では、砂糖の取りすぎは歯に悪いとか、肥満の原因だとか言われていました。
一方砂糖には口臭を消すなど、ある程度の効能があるので、そんなに悪人扱いするほどではないとも言われます。
最近の研究結果では非常に恐ろしい内容が発表されているのをご存知でしょうか。

白砂糖は毒

特に精製された「白砂糖」は毒だと思っていいのかもしれません。
科学的に抽出されたケミカルな物質で、なんと自然界には存在していないものです。
人間の体のメカニズムは多種の糖類が体内に取り込まれたとき、ゆっくりと時間をかけてブドウ糖に分解していきます。
それから体に使える栄養素にしていきます。

でも砂糖だけは体内に取り込まれるとき別の動きをします。
胃からいきなり血液内に入るので、急激に血糖値が上昇します。
これによって脳にはダイレクトに刺激が伝わり、気持ちが高揚(興奮)し、テンションが上がりますので元気が出たような錯覚が起きます。
それも一時的なもの。

急に上がった血糖値がそのままキープできるはずもなく、ある一定の時間が経過すればこんどは急激に血糖値が下がってきます。
この血糖値が急激に下がったときですが、砂糖を取り込む前よりも、鎮静状態になりテンションが下がります。
そして、高揚しているときの錯覚で元気の前借りをしているので、冷静な状態に戻ったときは倦怠感に襲われることになります。
この状況って、どこかで同じこと聞いたことないですか。

答えは、麻薬です。

なんと、砂糖は麻薬と似たような効能があります。
副作用があり、中毒性があるなら麻薬とまったく同じになります。
疲れた時に甘いものが欲しくなるのも、砂糖が血糖値を急上昇させ疲れが吹っ飛んだかのように錯覚させるから。
でも、砂糖は疲れを取ってくれるわけではありません。
先ほど説明したように、元気の前借りをするだけで、脳を錯覚させるだけ。
あまりおすすめはしませんが、この理屈から考えると・・・

「どうしてもこの一瞬だけはテンションを上げておきたい、この後はゆっくりと寝るだけ!」
といった、緊急事態の状態なら、利用してもいいのかもしれません。
しかし、持続時間も不明ですし、あとで襲ってくる倦怠感の状況も予測できないので、テスト前の一夜漬けに使うのはやめたほうがいいと思います。

甘いものを食べたい

どうしても甘いものを食べたいのであれば黒砂糖や蜂蜜にしましょう。
黒砂糖の購入時は原材料を確認してサトウキビ以外の表示があれば注意ください。
本来黒糖はサトウキビの絞り汁を煮詰めたもの。
且つて加工黒糖や粗糖(ザラメ)に糖蜜を混ぜた再製糖が「黒糖」として販売されていたこともありました。

蜂蜜は、1歳未満の乳児には与えてはいけません。
乳児が蜂蜜を摂取すると、乳児ボツリヌス症を発症することがあります。
蜂蜜の中には芽胞を形成し、活動を休止したボツリヌス菌が含まれている場合があります。
通常は摂取してもそのまま体外に排出されますが、乳児は腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)が備わっていないため、体内で発芽して毒素を出し、中毒症状を引き起こし場合により死亡することがある。
日本国内の商品には「1歳未満の乳児には与えないようにしてください」との注意書きがラベリングされています。

さいごに

白砂糖より黒砂糖を使うようにしたほうが良いのだと私は思いました。


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