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上司や先輩から仕事を教えてもえない場合


上司や先輩が仕事を教えてくれない!

新しい職場で、未経験の業務も多い中で「上司や先輩がほとんど面倒を見てくれない!」とか「一日も早く仕事を覚えたいのに放置状態が長くとても不安だ!」
こういった不安や不満は転職した人や派遣社員などに多い悩みではないでしょうか。
そして、こう思うのです「ずっとこのままなんじゃないのか!」
なぜ、このような事が起こるのか一緒に考えてみましょう。

新入社員と違う

新入社員(新卒採用)のころなら、指導してくれる専属の先輩が居ることも多く手取り足取りで丁寧に仕事を教えてくれることが多いですのでこのような悩みは少ない。
何かにつけて、面倒を見てくれるのが新入社員のおかれる環境。
しかし、ある程度キャリアを積んだ後の転職や異動となれば、そのような扱いは一切してもらえないと覚悟しておかなければいけません。
入社研修など、ありがたみもわからずに内心で嫌がる新入社員が多いようですが、その素晴らしさに気が付くのはずっと後の事。

職場環境をよく観察する

まずは新しい職場が、どのような状況であるのか確かめる必要があります。
もしかすると1年中で最も忙しい繁忙期である可能性もあります。
また、急な欠員で多くの人がテンパっているのかもしれません。
こんな時期なら、他の人のことなど構っていられない可能性もあります。
これらの可能性は非常に高く、あなたがなぜ雇用されたのかを考えれば案外答えは簡単に出るのかもしれません。
ネコの手も借りたいほど忙しく人員が欲しいことで雇用することは多いはずですから。
当然そんな余裕のない状況であれば「教えたくても教えられない」ことだって十分考えられます。
他には、悪意なくあなたが困っていることにも気づかないことだってあり得るでしょう。
新しい職場に慣れようと必死で周囲を見渡す余裕がないのかもしれませんが、よく確認してみてください。

自分の出来ることを探す

大人なら何もできない人なんていないはず。
仕事は、教えてもらわないと出来ない事ばかりではありません。
『雑用』と呼ばれるものには教えてもらってすることは少ないはずです。
ですから、なにもすることがないのなら『雑用』を見つけるべき。
『雑用』とは、気付いた人がやるものが多く忙しい職場ほど見過ごされているものが多いものです。
例えば「コピー用紙などの備品の補充をする」とか「散らかっているようであれば整理整頓をする」とか「溜まっているゴミを捨てる」など。

ただし、これらの雑用は勝手にするのではなく周囲の人に了承してもらって行うことが望ましいです。
その理由は、良いと思ってもダメなこともあるし新しい職場の人と話すきっかけができるからです。
あたりまえですが、コミュニケーションを活発にすることは重要。
かゆい所に手が届く人は、きっと好感を持たれることになるでしょう。
何も指示されていないのに一生懸命動いている人には、それなりのオーラが出るものです。
自分から、学んで覚えていく仕事もあることを再認識するべきです。

何を教えてほしいのか

「なにもわからないので全部教えてください。」
こんなことを言っても周囲の人が困惑します。
教えてもらう事は、その人の時間を奪うこと。
教えてもらう事は効率的に最小限にするべきです。
忙しい上司や先輩から、なにを教えてもらいたいのかを具体的にまとめておく必要があります。
具体的な事例があれば指導する人も的を絞れるので、その部分を重点的に教えてくれるはずです。
具体的に教えてほしいことをまとめている人を見れば、積極的に教わりたい姿勢を理解されることが多いので、多少忙しくても何とか隙間を見つけて教えてくれることもあります。

まとめ

今は「悟り世代」や「ゆとり世代」などと言いますが、かつては「指示待ち世代」と呼ばれる時代もありました。
指示をされないと動かないのは今でも大問題。
まずは、自分が仕事への意欲や熱心な態度を表現し行動すること。
それが次第に周囲に伝わり「教えられる」関係が構築されます。
そうなると、自然に体制も整ってくるようになるかもしれません。
局面を打開するためには積極的な行動力が必要だと私は思っています。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。
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