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思い込みの激しいコロンブス


コロンブスの卵

クリストファー・コロンブスと言えば、『コロンブスの卵』が有名な話。
知らない人のために簡単に概要を・・・

コロンブスの卵
コロンブスが「ゆで卵を立ててごらん」って言います。
言われた人は慎重にバランスを取りながら静かにゆっくりと置くと…なんとちゃんと立ててしまう!
それを見て絶句するコロンブス。
コロンブスは心でつぶやいた
「へぇー、立つのかー」
でも、コロンブスはあきらめまない。
他にゆで卵を立てられない人を探して、姑息にも底をつぶして立てて自慢していた。
そんな後戻りのできない男の話。

コロンブスは後戻りができない

そうコロンブスは後戻りができない男だったんです。
(この性格が後に大きな災いを産むことになった。)
スペインに住んでいたコロンブスは、どうしてもインドに行きたかった。

単純に東向きに馬車を走らせればいいものを、大航海時代といった流行にのって移動手段に船を選ぶ。
さらに、なにを思ったのかわざわざ遠回りの西回り航路でインドに向かいました。

当時まだ地球平らで、西に行っても行き止まりだと信じる者も多かった。
1492年に、コロンブスが地球が丸いと証明したかったのかどうか?わかりませんが、西回りでインドに向かいました。
当然、行きつく先は後にアメリカと呼ばれることになる大きな島(大陸)です。
どういった根拠をつかんでそこがインドと思ったのかわかりませんが、コロンブスは後戻りが出来ない男。
そこを、無理やりインドだと思い込み、アメリカ先住民族のことを「インディアン(インド人)」と名づけた。

それから、既に人が住んでいる土地に後からやってきて・・・
「発見した」と宣言
「は?」

私は、思った。
それは、あなたが知らなかっただけ。
仮に、コロンブスの乗った船が漂流してアメリカ以外の大陸に着いていたとしたら、そこがインドにされていたことになる。
そして、そこの先住民族のことを「インディアン(インド人)」って言い張るわけです!
絶対におかしいですよね。
私は、コロンブス本を図書館で読んだとき・・・

こいつ・・・あほ?

そんな風に思いました。
もっと言うと、もしもアメリカ大陸がなかったら・・・
こいつコロンブスは確実に死んでいる」と思います。

コロンブスは最初にアメリカを見つけたのに、それをインドだと言い張ってしまった。
だから、新大陸の名前は後から来て「これは新大陸だ」と主張した「アメリゴ・ヴェスプッチ」の名前にちなんで「アメリカ」となった。
きっと、コロンブスも途中で「もしかして、ここってインドじゃないかも…」って思ったはず。
だって、インド人と白人ではまったく違いすぎますから。
カレーだってなかったはずですし、お釈迦様のかけらもなかったはず。

コロンブスの悪夢

実はコロンブスの悪夢はここからなんです。
コロンブスが見つけたのがインドじゃなくて新大陸(アメリカ)だってことがはっきりした後でも、インディアン(インド人)っていう言葉だけが残りました。
きっと、コロンブスの中では消したい記憶だったに違いありません。
今でこそ、先住民族のことを「ネィテイブ・アメリカン」って呼びますが、私が子供のころはみんな「インディアン」ってはっきりと呼んでいました。
さらに「インディアン、ウソつかない!」なんてのも言っていましたよ。
これって、完全にコロンブスに対する嫌がらせ。
なぞなぞの本にも書いていました。
「アメリカに住んでいるのにインド人って呼ばれるのは、なーぜだ?」なんて
正直者のワシントンもひどかったけど、コロンブスも負けていません。

この話には、私の勝手な想像が含まれています。
それは史実には残っていない記録を元に作られた歴史なので、いずれ内容も変わるはず。
それならば、自分の思うように想像させていただきました。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。
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