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本の読み方


たまに例外もありますが、本を出版する人間は何かを成し遂げた偉人であることが多いものです。
私も、日刊工業新聞社から書籍を2冊出版しているので偉人というのは大げさな言い方ですが、ここは便宜上のため偉人としておきます。
私も出版したから、わかるのですが本を書く時、全てを惜しみなく全部出し切ります。
書いた本人からすると、成功した実績やその知識のすべてをつぎ込んでいるので相当な内容になっているはずなんです。
偉人たちの出版した本を読むと、それを書いた偉人たちの人生を読み取ることができます。
そして、より良い人生を歩むことができるようになります。
本を読むことは良いことだと、なんとなくは知っていると思いますが、ただ読むだけではなんの価値もありません。
その本を読んだことによって、実生活に活かすことができてはじめて価値が生まれます。
今回は、本の読み方と実生活に活かせる方法をテーマに記事を書きました。

ビジネスマンなら絶対に読書はしたほうがいい

プロ野球選手は約7割の時間を練習に費やすと言われていますが、それは試合で結果を残すため。
もしもプロ野球選手が練習をほとんどやらなかったら・・・
試合でどうなるかは簡単に創造できると思います。プロ野球選手をビジネスマンに置き換えると、練習は読書に置き換えることができます。
さて、読書をしていないビジネスマンは結果(成果)を出すことができるでしょうか?
ビジネスマンであるあなたは「ドキッ!」っとしたかもしれませんが、安心してください、ほとんどのビジネスマンは読書ができていません。
読書していたとしても、実生活に活かせている人は非常に少ないはずです。

読書がなぜ重要なのか

ビジネスマンじゃなくても読書はとても重要。
例えば、本の購入費用(投資)が1000円だとすると、得られるリターン(利益)は100倍の10万円とも言われています。
ちょっとピンとこないかもしれませんが、本を上手に活用すれば100倍の恩恵を受けることが可能なんです。
でも、本の活用方法を間違えるとリターン(利益)は0円になり、逆に損失になることもあります。
物語であれば「いい話だったなぁ」で終わってもいいのですが、活用できる本の場合は「いい話だったなぁ」で終わらせてはいけません。

本の内容は忘れてしまう

読書をして、その直後や数日間は内容を覚えているのですが、1月も経過すれば人に説明できるほど覚えている場合が少ないのが現実です。
せっかく読書したのに、本の内容を忘れてしまうと意味がありません。
読書は、実生活に活かせないと意味がないんです。

 

本の読み方

ここでお勧めの本を紹介します、本のタイトルは「レバレッジ・リーディング」上記に広告を貼っておきます。
この本をお勧めしている理由は、多読することの重要性が書かれており、これから私が紹介するような本の読み方を詳しく解説してくれています。
エッセンスはこちらの記事に書いていますが、より詳しく知りたい人にはお勧めの一冊です。

具体的な読み方

読み方の概要としては、メリハリをつけて、しっかり読むポイントと割り切って読み飛ばすポイントがあります。
読み飛ばすメリットもありますので最後までご覧ください。
まず、目次を先に読んでください。
目次を飛ばす人がいるようですが、目次でおおよその概要を掴むことができるので、必ず一番初めに読んでください。。
そして、気になる目次を見つけたら、チェックしておきます。
私の場合はメモします。
目次の次は、「はじめに」を読みます。
この「はじめに」は、しっかりと熟読してください。
「はじめに」を熟読しおわったら、「おわりに」を読みます。
「おわりに」をはじめの段階で読むことで、筆者が何を言いたいのかがはじめに知ることができるから、本の内容が理解しやすくなります。
「おわりに」を読み終わったら本文の章ごとの大きい太文字だけをしっかり読みます。
目次と同じになるかもしれませんが、この段階では気になる部分に付箋紙を貼っていきます。
最後に、付箋紙を付けている章だけを読みます。
つまり、自分にとって必要な情報だけを読みこみします。
「いやいや、せっかく購入したんだから全部読まないと意味がないのでは?」
普通はそう思いますよね?
最初に書きましたが、実生活に活用できないと意味がありません。
興味のない部分は読んでいても入ってこないし、すぐに忘れます。
本は1週間後には、ほとんど内容を忘れている事が多いのです。
それであれば、自分にとって必要なものだけをピックアップして習得しておくことが重要になります。

レバレッジメモを作る

レバレッジメモとは、エッセンスだけを抜き出したメモのこと。
本はなんのために読むのか?
習得して、実生活に役立てないと意味がありません。
頭で覚えていられることには限界がありますのでレバレッジメモを作ります。
私は、スケジュール帳を上手に使う方法でも書いていますが「読書の忘備録」としてレバレッジメモを作っています。
関連記事:スケジュール帳を上手に使う方法
本を読み、大切な内容を2,3個ほどに絞りエッセンスとしてメモを残します。

繰り返しますが、本は偉人たちの人生を読み(全部読まなくて良い)気にいったエッセンスをメモにして持ち歩く。
実生活に使うというのは活用すること。
活用するとは、その内容を人に伝えること。
もしも、あなたに部下がいるのであれば是非伝えてあげて欲しいと思います。
大切なのでもう一度書きますが実生活に使えない読書は意味がない。
この読み方なら、負荷なく多読することができ、他者とは圧倒的な差が生まれることは間違いありません。

最後に

読む本は、とにかく汚してください。
私はハードカバーが嫌いなので、ハードカバーなら剥ぎ取って読んでいます。
本自体にはあまり意味はなく、大切なのはその内容を自分が習得することだからです。
そして、本の中にも落書きをたくさんします。
だからブックオフなどの転売を考えて綺麗に読むなら、その段階で損をしていることになります。
だって1000円で買った本は、それ以下でしか売れませんから。
売ることを考えて本を読むべきではないと私は考えています。
でも図書館もよく利用するので、借りた本だけは丁寧に読むようにしています。


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