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ラブリコの自作代用品


個人的には、自作する代用品の方が品質もデザインも良いと思っています。
また、費用も60円(ラブリコの1/20)ぐらいで作れるので安いのです。
また、柱にする材料も2×4材以外でも対応できます。
デメリットとしては、作成に手間がかかるってことですが、工作が好きなら何も問題ないと思います。

ラブリコ



ラブリコとは、上下に突っ張って固定して”2x4材”で柱を作るためのアジャスターです。

メリット

工具をもっていない人やDIYできない人にはおススメです。
好みによりますが、樹脂製と鉄製があって、デザインがいいのかもしれません。
ただ、黒の樹脂製は、本当に安っぽい作りなので実物を見てから購入した方がいいですよ。

デメリット

これが最大のデメリットなのですが、1個あたりの価格が高価。
樹脂製タイプは、工具で締め付けないので、固定強度が緩い。
固定強度を求めるなら、鉄制を選択するべきですよ。
※ただし、角に固定する場合、鉄制では固定できないので注意してください。
2.4材しか対応していません。

1個分の材料

・厚さ25mmの端材 1個
使用する柱の材料でもいいし、なんでも大丈夫です。
※ちなみに柱の木材 高さ-5cm で準備する設計です。
2400mmの場合、2350mmでカットしましょう。
参考:2x8材 8ft 2438mm
・フェルト
天井や床の間に晴れる面積

・ボルト:M8x70mm 1個

・ナット:M8 2個

・ワッシャ:M8 2個

使用する工具

・9mm木工ドリル 5cm以上

・15mm座ぐりドリル
・13mmスパナ

・電動ドリル

あれば良い道具

・ポンチ

・ドリルガイドキット

・ツーバイフォー定規

作り方

柱側の加工

1.えんぴつで角を結ぶと木材の中心が判明しますので、柱になる方に印をつけます。
ツーバイフォー定規があれば楽ですね。
センターポンチを打つとドリルがズレません。

2.柱側には、9mmの木工用ドリルで5センチの深さまを掘ります。
ドリルにテープを貼るなどしておくと、掘りすぎ防止になります。
ドリルガイドキットがあれば、穴がまっすぐにあけられますよ。

端材側の加工

3.えんぴつで角を結ぶと木材の中心が判明しますので、端材になる方に印をつけます。
ツーバイフォー定規があれば楽ですね。
センターポンチを打つとドリルがズレません。

4.15mm座ぐりドリルで、座繰りの頭が沈む(ここに挿入するボルト頭が出ない程度)まで掘ります。
ここが浅すぎると、ボルトの頭が飛び出ます。

5.センターに座ぐりの窪みがあるので、9mmの木工用ドリルで貫通させます。
6.端材にボルトを通過させ、①ワッシャと①ナットで固定します。
7.締め付けようの②ナットをボルトに差し込んでから、②ワッシャを通します。

8.天井に当たる端材と床に当たる柱部分にはフェルトを貼りましょう。
※間違えてもゴムは絶対に使用してはいけませんよ、自分の持ち物ならいいですが、賃貸物件なら跡が残るから大変です。
フェルトは天井や床の色に合わせると良いでしょう。

9.最後に、ここまで作った組み立て品を柱の溝に差し込んだら完成です。

使い方

使い方は簡単で、②ナットを緩める方向(反時計回り)に回せば締め付けられます。
もう一度書きますが、柱になる材料は、高さ – 5cm でカットして使用してください。

ちなみに、天井の高さが2500mmだった場合、 8ft(2438mm)でも足りませんね。
2438mm + 50mm = 2488mm
この場合、端材を25mm ではなく40mmにすれば良いですよ。
手順4. の座ぐりドリルを15mm余分に深くしてください。
2438mm + 65mm = 2503mm

これ、スパナで締め付けて固定するので、かなり頑丈に締め付けが出来てしまいます。
くれぐれも、締め付け過ぎには注意してください。
強度が心配な場合、安く作れるので柱を増やしてくださいね。


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