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モノは持っているだけでは価値がない


物が捨てられない人にどうしても伝えたいことがあります!
自分の部屋の半分以上がモノに占領されている人は要注意

モノを置くには家賃が必要

モノを置くということは、モノの家賃を払う必要があるということ。
今住んでいる住宅に引越ししてきた日を思い出せるでしょうか?モノがなく広くて気持ち良かったはずです。
今では床にモノが散乱して、部屋はモノによって窮屈になっていたりしませんか?
当たり前のようで気が付いていない人がいるのですが、モノを置けばそのスペースは使う事ができなくなります。
どれだけ広い部屋を借りたとしても、モノを敷き詰めれば狭い部屋になってしまって、モノによって本来あったスペースの半分で生活しているとしたら、それはモノの家賃を払っているようなものになります。
モノは追い出さない限り、どんどん膨張し続けて家の中のスペースを奪っていきます。
ここまで読んだだけでもモノを置くことがリスクであることに気が付いたでしょうか?
勿体ないのはモノを捨てることではなくて、家にモノを置くことだったんです。

必要なモノが取り出せない

モノがたくさんあると、必要なものを取り出すときに時間がかかります。
ゴミ屋敷の主人が、どこに何が置いてあるのかを把握していないように、モノが溢れるほど本当に必要なモノを使う邪魔をするわけです。
ちなみに、有名なホストのROLAND(元:東城誠)は1つの用途に1個しかモノを持たないといいます。
ちびっきり大事な1個だけを大切にするらしく、ジャケットも1着、カジュアルな靴・スポーツシューズも1足ずつしか持たないらしい。
その理由は「モノを選ぶ時間があまりにも無駄だから」と言っています。
他にはスティーブ・ジョブズも同じ理由で同じ服を着続けていました。
モノ以外でも、銀行口座やクレジットカードも1個にまとめるべきなんです。

使っていないモノを捨てると、よく使っているモノが輝いてくるみたい

ちびっきり大切なモノがより使いやすくなることは嬉しいことです。
人は損をしなくない生き物で、お金を出して買ったモノを捨てるなんて苦痛だと思い「いつか使うんじゃないか?」ってなります。
でも、こう考えて欲しいのです。

もう一度必要になった時に、また買えばいい

よく吟味してから捨てた方がいいので、高価なものであればよく考えてください。
でも5000円以下で買い戻せるモノだったら、とりあえず捨ててみて、また必要になったら買い戻せばいいと言う考え方をお勧めします。
捨ててみれば理解できますが、ほとんどが捨てても良かったと思えるはずです。
人は捨てたモノのことをもう一度思い出すことはないらしい。

他人から見て価値があるモノ

そもそも人はなぜ不必要のなモノを買ってしまうのか?
今となったら、なぜ買ったのかわからないモノがありませんか?
それらは「他人から見て価値があるモノ」ばかり買っている可能性があります。
他人に自慢したり、羨ましがられたいという思いで買ったモノは、他人に自慢できなくなった段階で不必要になります。
そして、他人に自慢するために、また新しい商品が欲しくなったりします。
その理由は、新しい商品の方が他人に自慢できて羨ましがられやすいから。
この購買ループが不必要のなモノばっかり買ってしまうというもの。
他人に自慢する方法といえば、難関大学に入学するとか、スポーツの大会で優勝するとか、仕事で多大な成果を出すとか色々ありますが全部めんどくさいことばかり。
だから手っ取り早くモノを買い、努力しないで自慢するのです。
高級車、一流ブランドのロゴが入った服、一流ブランドの腕時計を付けていれば、自分は価値が高いとアピールすることができます。
そうやって人は、どんどんモノを増やしていくのが理由の1つです。

他人目線で買うのではなく、自分にとって必要なモノだけを持つこと

捨てる基準

複数あるモノは1つに絞る

肌着などは、毎日洗濯しなければいけないので5,6枚持っててもいいけど、それ以外のモノは用途ごとに1つあれば大丈夫と思っていいでしょう。
ジャケット・カバン・靴など、とっておきの1つを選んで持つことで、より大切に使うことができるようになります。

1年間使わなかったモノ

1年間使わなかったモノは一生使わない可能性が高いですよ。
CDやDVD、ジャケットやカバン、本など、思い切って捨ててしまいましょう。

他人目線のためにあるモノ

他人に自慢するために買ったモノは新作が出ればすぐに飽きるものです。
他人目線が目的で買ったモノは捨ててしまった方がいいでしょう。
毎日きにんと使っていても喜びを感じさせてくれるモノが自分の好きなモノ

捨てづらいモノは写真に撮る

手紙やプレゼントとか、相手の気持ちが入っているモノは捨てづらいと思います。
だからといって、こういうモノを必要もないのに放置し続けると、貴重な場所を占領するだけのモノになってしまいます。
思い出の品は写真に撮っておいて捨てていいのです。
結局、思い出の品というのは、それを見て昔を思い出すことに価値があるわけであって、それを所持しておくことに大した意味はないんです。
写真を見返した時に、こんなこともあったなぁと思い返すことができれば写真でも大丈夫なわけです。

さいごに

・必要以上のモノを置くということは、モノの家賃が必要。
・必要以上のモノがたくさんあると、必要なモノを取り出す時に時間がかかる。
・もう一度必要になった時に、また買えばいいと思うこと。
・他人に自慢する目的でモノを買わないこと。
・複数あるモノや1年使わなかったモノはいらない。
・思い出の品は写真に撮って捨てること。

お金持ちの家はモノが少なく、貧しい人の家はモノであふれ返っている

結局、部屋の中というのは、その人自身を表しているのでしょう。
人生で何かを成し遂げたいのであれば、部屋だけは綺麗に片付けておいたほうがいいと思います。
そもそも、モノは持っているだけでは価値はなくて、使って初めて価値がでるのです。

 


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。