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ボウリングとカーリングの違い


善:「なぁなぁ逆にボウリングとカーリングの共通点を教えてくれや」

瀧 :「え~、いつも思うけど、ひっどい言い方するよなぁ~」

善:「お前アホか!ボウリングとカーリングのどこに共通点があるねん!」

瀧 :「ギクッ」

善:「“ギクッ”ちゃうわ!どうするねん、この続きは」

瀧 :「どうするもなにも、まだなんにも言ってないし、勝手に炎上させんといてくれますかぁ」

善:「なにが“かぁ”じゃボケ!さっさと始めろ。」

瀧 :「はいはい」

善:「“はいはい”って、お前は俺の嫁さんかぁ!」

瀧 :「承知しました」

善:「余計にやめろ、もうええちゅうねん。」

カーリングとは

カーリングは、ボウリングのような氷のレーンがあり、約40メートル先にある『ハウス』という円に向かって交互にストーンを滑らし、より近く、よりたくさんのストーンをハウスに入れられるかを競うスポーツ。
1チーム4人で構成され交互に滑らせることで対戦するもの。
ストーンが滑っているとき、ゆっくり回転(カール)することから「カーリング」と言われるようになりました。

決定的な違いは曲がり方

ボウリングで球を曲げるとき、反時計回りに回転をかけて滑らせれば時計回りに曲がります。
でもカーリングは、ストーンが回転しているのと同じ方向に曲がります。
カーリングのストーンは、直径約30センチ、重さ約20キロ、底には窪みがあり、幅数ミリの輪の部分だけが接地しているのが特徴。
ちなみにこれ、なぜブラシで氷の表面をこすると狙った方向に曲げたりしてコントロールできるのかが解明されていません!
選手たちは、理論的に説明できないものをどうやってコントロールしているのか不思議です。

スティックスリップ摩擦論

カーリングのレーンを平らにするため、試合前にはアイス・メーカーと呼ばれる製氷技術者がレーンに水をまきます。
そのため、氷の表面には小石のような氷の粒(ペブル)ができます。
ちなみに、ストーンが放たれたときに音が響くのはこのペブルが原因。
つまり、カーリングのレーンの上には小さな氷の粒がたくさん存在しています。
ストーンの底がペブルの影響を受けて、左右に摩擦力の差が生れ、摩擦力の大きい方を軸にして回転方向と同じ方向に曲がるという考え方があります。
これは、数学的な理論となり、回転速度の影響を無視した考え方になっています。
もしも、この考え方が正しいならストーンの回転が速いほどよく曲がるはずですが、実際にはそうはならない。

氷の痕に誘導される説

ストーンが氷のレーン上を滑るとき、ストーンの接地する輪の前方で氷の表面にわずかな痕(あと)が出来るとされ、この痕にストーンの接地する輪の後方が誘導される形になり、ストーンが回転する方向と同じ方向に曲がる考え方。
いずれも科学的根拠はなく、憶測の域を超えることはなおものばかり。
一旦、ここで記事を書き終えて、ネットサーフィンしていたら偶然見つけてしまいました。
ストーンが曲がる理由・・・

実は解明されていた

引用元のリンクは貼っておきますが、英文なので、和訳したものを載せておきます。
https://www.inverse.com/article/41383-winter-olympics-2018-researchers-answered-curling-question

カナダ・アルバータ大学で熱力学と機械工学を研究するEdward Lozowski博士とノーザン・ブリティッシュ・コロンビア大学の理論物理学者であるMark Shegelski博士が共にこの謎を解明したと記事になっています。
ストーンがこの小石と接触すると、ほんの一瞬だけストーンが小石にくっつき、わずかにストーンの方向が変わります。これは電気丸のこの刃の動きを無理やり止めたことを想像するとわかりやすいのですが、刃の動きを止められた電気丸のこは、今度は機械全体が回りだします。これと同じことがストーンにも起こり、ストーンがすべりながら何千回もこのような方向転換が繰り返されることで、大きなカールが生まれるわけです。
2人は、ストーンが曲がる距離を数式を使って計算しました。その数式は、ストーンの半径やストーン下部につけられたリングのきめ細かさ、選手の走り、氷の固さと弾性、ストーンの速度、ストーンがレーンに着地するまでの時間、そして氷の小石のサイズと密度などを考慮したもの。
2018年2月16日の記事

最後に

カーリングは15世紀頃から行われている古いスポーツで、物理学者たちはまだストーンがなぜ曲がるのかという単純な理屈ひとつわかっていない。
「異質なものほど人は興奮する」と言われるがカーリングはその典型。

善:「お前は理屈で考えてから行動する悪い癖があるけど、多くの人は、なんとなくの感覚や経験値とかで、だいたいのことは熟(こな)してるからな。」

瀧 :「まさか善ちゃん…いつもの工事も職人の感だけでやってるのかぁ?」

善:「なにが“かぁ”じゃボケ!しょーもないこと言うな、変な誤解されるやろうが。」

瀧 :「だって、トルクレンチとか信用できないから、いつも職人の感を頼ってるっていってるやん。」

善:「そうや、時と場合によっては、感が優れているってことも、あるっちゅうことや。」

瀧 :「はいはい」

善:「だから普通に言えや! (;´Д`)ハァハァ お前と話しとったらほんま息切れするわ。」

ただ思うのは、謎は謎のままの方がいいことだってあります。
一瞬、投稿するのを止めようかと思いましたが話のネタとして投稿します。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。
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