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1%の大切なこと


エッセンシャル思考

自分の仕事が終わってもいないのに他人の仕事を手伝わされるような役割になっていませんか?
忘年会の予約を任されたり、毎日面倒を押し付けられて残業ばっかりしていたりとか。
こんな日々を過ごしていたら、いつも家に帰るのが遅くて好きな事なんてできないはずです。
そんな人は「エッセンシャル思考」と言う考え方を参考にしてみてください。

『エッセンシャル思考』とは「99%の無駄なことを捨てて1%の大切なことに集中する」という思考法

『エッセンシャル』とは「絶対に必要な」という意味

さて、1%の大切なこととはなんなのでしょう。
「全部大事なことだから全部自分がやらなければならない」なんて思ったりしていませんか。
実際に同僚や上司から自分に頼ってくれたら全部やるべきことだと思ってしまうようで…
この世の中って、大体のことはどうでもいいことなんです。

自分を過大評価する

実は自分がいなくたって、会社は困らず回るという事実を紹介します。
アップル社のスティーブ・ジョブズが亡くなってしまってもアップル社は大成功しています。
自分一人が会社を抜けたって、実は誰も困らないんです。
人間は自分を過大評価する生き物で自意識過剰なわけ。
だから、どうでもいいことでも自分がやらなければならないとダメだと思い込んでしまうように出来ています。

エネルギーや時間は有限

「SNS」「人付き合い」「残業」など、やればそれだけエネルギーと時間を失うことは意外とわかっていないもの。
たくさんある選択肢の中で自分が何に力を使うのかは慎重に選ばなければならないってこと。
「お金」「家」「健康」「家族」「恋愛」「仕事」「遊び」これら全てを手にすることは諦めるべきなんです。

全てを優先するのは何も優先しないのと同じ

スティーブ・ジョブズが毎日タートルネックやジーンズを着るのは、自分にとって重要ではないと考える服装を捨てて、重要な製品のことだけに集中するためだったんですよ。
無駄なことを捨てて、最も重要なことだけをやればいいと考えるのが「エッセンシャル思考」
家族との時間が大切なら、仕事は定時で上がること。
他人の仕事は断るに限ります。

1点突破

人間は、やっぱり1点に集中しなければ突き抜けることはできないものです。
「1点突破」とはよく言ったものです。
あれもこれも手を出すのは愚か者のすること。
ピーター・ドラッカーはこう言っています。

出来る人は「ノー」と言い、これは自分の仕事ではないとはっきり言える

重要な1%を見つける方法

まずはじっくりと考える時間を確保すること。
忙しい時や寝不足の時に自分が何がしたいとか考えることはできません。
「自分は何が好きか」「自分は何が得意か」「自分は世の中にどう貢献できるか」
今すぐ答えが出なくてもいいので、まずはじっくり考えてみてください。
そして、じっくりと1人で考える時間を作ること。
絶対に1人で考えてください。
人間というのは孤独でなければ自分の本心の声を聞くことはできないのも知っておきましょう。
実際に周りに人がいると、あれこれ無駄な意見を言われるだけ。
「そろそろ結婚したら?」「身を粉にして働くべきだ!」「公務員になるべきだ!」とか、他人の意見が多すぎると、気になって自分のやりたい事はどんどん出来なくなっていくんです。
だから必ず1人で考える時間を確保する事。
ピカソはこう言っています。

深い孤独がなければ、まともな作品は作れない

これは、自分の本心を知りたければ孤独になるしかないということです。

80点以下はやらない

ちなみに私は80点くらいやりたいこと以外は全てやらなくていいと考えています。
80点なら、ほとんど捨てることになりそうですが、その通りです。
そもそも迷うってことは大して重要ではないってことだと考えています。
好きな人がいて、付き合いたいかどうかを迷いますか?
やる基準はとことん厳しくしていいのです。

「絶対にイエスと言いきれないのなら、それはノー」
「絶対にやりたい」か「やらない」の2択

まずは直感で採点してみてください。
例えば…「会社の飲み会は何点ですか?」「その残業は何点ですか?」
他人の声ではなく、自分の声に従って採点してみましょう。
大切なのは自分で重要か重要じゃないかを決めることです。

上手な断り方

断るのが苦手で、そうなっている人も多いはずですよね。

『決断』とは「断る」と「決める」と書く

つまり「決断する」とは「選ぶこと」ではなく「断ること」なのです。
自分が生きたいように生きるためには、必ず上手く断らなければならないわけ。
その上で上手な断り方を説明してみます。

断るのが怖いなと思って保留にするくらいならすぐに断る

大切なのは「頼まれた瞬間に断る」こと。
そんなことしたら相手が怒るように思うでしょ?
実は逆なんです。
例えば「たぶん出来るんですけど・・・」とか「考えておきます・・・」とか言っておきながら何もしない方が相手は怒ります。
それならその瞬間に断った方がダメージが少なくて済むわけなんです。
きっと「ごめん無理!」ってすぐに断ると…「しゃーない他あたるわ」みたいな感じになるのでお試しください。

メールやLINEで断る

どうしても直接断りづらい場合は「今は手一杯なので予定を確認して折り返します」と言っておいて、その後すぐにメールで断るのです。

上司から頼まれた場合でも、「その仕事を優先しますが、今やっている仕事を後回しにしてもいいでしょうか?」とか「今日はもう定時ですので明日やります。」とハッキリ伝えましょう。

さいごに

エッセンシャル思考を実践できるようになれば、本来自分のやりたかったことをやれるようになります。
最後の断る方法については自分からわざわざ関係を断つ必要はなくて、ただ断るだけでいいです。
それが原因で相手と疎遠になっても気にする必要なんてありません。
そんなことで疎遠になるような関係なら、どんなに我慢して気を遣っても、いずれプツンと切れてしまう関係だったと割り切れます。
早いか遅いかの違いしかないので安心してください。
むしろ相手の方から関係を切ってもらったならラッキーなのかもしれません。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。
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