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数学をサボると自分の言っている事が相手に伝わらなくなります!


算数と数学の違い

意外と知られていませんが、学ぶ目的が全然違います。
算数は、実生活で使う計算能力を身につける力を学びます。
なので算数までは、学ぶ必要があると理解されています。
でも、数学は実生活になんの役に立つのか?
この疑問を持ったまま数学を詰め込まれているとしたら、やる気が失せますよね。
数学は、中・高校で約6年間も学ぶので、学ぶ目的を知らないと苦痛でしかたありません。
数学を学ぶ目的は、問題を整理して答えを導く論理的な思考を身につける力を学ぶためなんです。
論理的な思考とは、道筋を立てて考えること
つまり、日常生活でも数学は必要で使う事が多いから、必須科目だったんです。
現代文を教えている林修先生ですら、いろんな教科がある中で、最も学ぶべき科目は数学だと断言しています。

実生活で使用される数学

数学で身につけた論理的思考は、実生活でもよく使っているんです。

因数分解

これ、仕事が出来る人ほど理解しています。

因数分解とは
100 = 2X + 2Y + 2Z
このような式の中にある足し算や引き算を合わせて、掛け算を加えて式をスッキリと変えるものでしたね。
因数分解すると…
100 = 2 (X+Y+Z)

これを実生活に当てはめてみるとわかりやすくなります。

因数分解を利用せずにカレーを作る

「たまねぎ」を「切って」「鍋で炒めて」まな板を洗う。
次に、「にんじん」を「切って」「鍋で炒めて」まな板を洗う。
次に、「肉」を「切って」「鍋で炒めて」まな板を洗う。
これは、少し大げさですが、何も考えずにカレーを作ると、これに似たような行動になったりします。
まな板も毎回洗わないといけないので、かなり面倒です。

因数分解を利用してにカレーを作る

足し算や引き算を合わせて、掛け算を加えて式をスッキリ

なので…「切る作業」をまとめて行います。
そして…「まな板を洗う作業」をまとめて行います。
その後に、「鍋で炒める作業」となりますよね。
これは、因数分解の考え方と全く同じです。

カレー = 切ったたまねぎ + 切ったにんじん + 切った肉
↓↓↓↓↓↓
カレー = 切った(たまねぎ + にんじん + 肉)

因数分解を学んでいれば、同じような作業はまとめた方が良いとわかるので効率よく作業ができるようになります。

善:「俺の仕事で言ったら、車と現場の往復を出来るだけまとめて減らすってことかな?」
瀧:「そのとおり!」
善:「じゃぁバイキングやったら、出来るだけ一回で沢山料理を取って来た方がええってことやな!」
瀧:「?・・・それは違うと思う」
善:「なんでやねん!往復の回数をまとめた方が因数分解になるやんけー!」
瀧:「バイキングは、因数分解しない方が、おいしく、たくさん食べられると思わん?」
善:「そっかー?」
瀧:「そう?大量の料理を目の前にしたとたん食欲はなくならない?」
善:「全然?」
瀧:「バイキングやからって、たくさん食べた者勝ちじゃないと思うよ。」

1次方程式

方程式は、めっちぇ良く使ってますよね。
5千円のお年玉をもらった時、スマホケースを2千円で買ってから、ヘッドホンを2千円で買った後、お菓子を買いだめしようとした時、お菓子が1個100円だった場合、お菓子は何個買えるのか?

方程式は「わかっていること」と「わかっていないこと」をはっきりさせて整理する力のこと

5000円 = 2000円 + 2000円 +100円(何個か)
この場合、お菓子は何個買えるかがわかっていないことになりますので「X」となります。
5000円 = 2000円 + 2000円 +100円X
(5000-2000-2000)÷100=X
X=10
今回の例題は、分かりやすいのでピンと来ないかもしれませんが、複雑になればなるほど方程式は威力を発揮します。

さいごに

数学をサボっていると…自分の言っていることが相手に伝わらないことになります。
話が整理されていないまま話をするので、聞いている方が、さっぱりわからないってことも珍しい話ではありません。
話しながら、自分でも何を言っているのか、訳がわからなくなることもあるようです。
数学は、便宜上数字を使うので算数の延長にあると思われるのですが、論理的思考を学ぶための学問だと再認識してください。
数学が出来るようになると、いろんなことが上手に行くので、難しいかもしれませんが、一つでも多く習得するように心がけてほしいです。
ぜ〇ちゃんのように、ぐちゃぐちゃな話をする大人にならないように気を付けてください。
善:「おまえ酷いなぁ・・・もうええわ (´;ω;`)」


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。
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