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人類の祖先は猿ではない理由


最近になって、ダーウィンの進化論が間違っているのでは?と問題視されています。
ダーウィンの進化論が間違っているなら、人類の祖先は猿ではないことになります…

ミッシングリンク

進化の過程が分からない期間を「ミッシングリンク(失われたつながり)」といいます。
これ、結構気になります。
人類進化の最も古い存在は「アウストラロピテクス」だと言われていますが、正しくはそれ以前の存在を発見できていません。
進化論では、猿から分化した集団が猿人、原人、旧人という段階を経て、新人(ホモ・サピエンス)に至ると説明されています。
でも、化石の発見から人類は、それほど単線的に進化してきたわけではないこともわかっています。

アウストラロピテクスと人類

アウストラロピテクスと私たち人類の間には、直接的な関わりがないと指摘されています。
彼ら(アウストラロピテクス)は、絶滅した「化石人類」であり、彼らが進化して私たち人類になったわけではないと言うのです。
進化論の影響は、科学や教育の場で依然として根強いものがありますが、その進化論が説明するように人類が段階的に進化してきたと考えるなら、腑に落ちない大きな謎が存在することになります。
それがミッシングリンクです。
人類の遺伝子は、チンパンジーやオランウータンと99%同じなんですが、人類を彼らと区別する残りの1%が、いつ・どのように形成されたのかが具体的にわかっていません。
現在、確認されている中で最も古い化石人類はアウストラロピテクスですが、その前段階の直立二足歩行開始直後の類人猿の化石がなぜか見つかっていません。
化石発見上、人類の祖先は突然直立二足歩行を開始したということになっています。

原人と新人との差が大き過ぎる

ダーウィンの進化論の基本的な考え方は「自然淘汰」。
変移が起こった個体が、本来の遺伝子を持つ個体よりも環境に適応しやすく、結果的に生き残りやすい場合は変異の個体が後世に残っていくということでした。
そのため、数千年から数億年かけてゆっくり変化をしています。
この進化の期間が、人類の進化に全く当てはまらないのです。
人類が猿から進化したとして、言語を話すまでに発達したと考えられる期間はわずか600万年
原人から旧人へのスペックの変化が起こったと考えられている期間がたった600万年。
脳の容量は、950ccから1400ccへと(1.5倍も)変化しています。
この変化のスピードの速さでは、ダーウィンの進化論では説明できません。

突然変異はありえない

突然変異が何度も何度も起きた可能性は?
一般的に「突然変異」で得られる変化は退化する変化になります。
つまり、脳の容量が1.5倍も大きく増加するような進化は突然変異では起こせないと、ジョンホプキンス大学で情報理論を教えていたリー・スペットナー博士が研究によって証明しています。
これにより、短期間における猿から人類への進化は否定できてしまいます。

猿と新人の中間の「猿人」が存在しない

人類の進化過程において、初期の人類としてよく登場するアウストラロピテクスは、人間の中間である「猿人」として紹介されてきましたが、最新の研究では、アウストラロピテクスは猿やゴリラに非常によく似た動物の一種であったということがわかっています。
リチャードリーキー氏の調査などによるとアウストラロピテクスとされる猿人は、二足歩行ではなかったという結果を発表しています。
現在では、アウストラロピテクスは四足歩行で歩いていた古来に絶滅した猿の一種と言うのが最終的な結論のようです。
このように猿と人間との中間の生物であると言われてきたアウストラロピテクスの化石は否定されてしまったので「中間生物(猿人)」は存在し(発見出来てい)ないということです。

さいごに

最近になって、進化論が間違っていると言われる議論が過熱している背景には、このような研究結果があったんですね。
しかし、現代の科学でも解明できるレベルは100%ではないため、もしかすると進化論が正しかったという有力な結果に変わるのかもしれません。
私個人的には、シーラカンスが4億年進化して無いことを考えると…進化論は納得できません!
まぁ、シーラカンスが進化したら、それはもうシーラカンスではないですけどね!
善:「猿みたいなおばちゃん居るから進化の途中だと思う。」
瀧:「 ヽ(´o`; オイオイ 」

ダーウィン本人も「あらゆる生物の中で、進化論に一番当てはまらないのは人間だ」と言っています。

この記事は、下記の本の抜粋ではありません。

 


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。
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