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成人年齢が18歳になったら・・・メリットとデメリット


2022年に、成人年齢を18歳に引き下げる予定となりました。
あまり理解されていない話題なので、今のところ決まっていることを書いておきます。

女性の結婚できる年齢が変わる

現在の民法第731条

(婚姻適齢)
第731条 男は、18歳に、女は、16歳にならなければ、婚姻をすることができない。
(未成年者の婚姻についての父母の同意)
第737条 未成年の子が婚姻をするには、父母の同意を得なければならない。
2 父母の一方が同意しないときは、他の一方の同意だけで足りる。父母の一方が知れないとき、死亡したとき、又はその意思を表示することができないときも、同様とする。

民法第731条が変更になり、女性が結婚できる年齢が18歳に変わりそうです。
15年前からこの話はありましたが、なんだか便乗っぽい気がしますね。
16,17歳で結婚した人は、これからはレアな存在になります!

クレジットカードやローンが使える。

クレジットカードやローンなどの契約が、親の同意なしに18歳で可能になります。
まぁ成人になるってことは、それだけ責任を持つことになるので、当たり前のようなことですが。

パスポートの有効期限

パスポートには、10年間有効になるものがありますが、18歳から取得することが可能になります。

飲酒・喫煙・ギャンブル

クレジットカードやローン契約のように自己責任で、飲酒・喫煙・競馬などのギャンブルも18歳から可能になると期待していた人もいるかもしれませんが、これは20歳未満は禁止のままになりそうです。
現段階(2018/5)では、これらは確定していなく議論が続きます。
また、被選挙権や少年法の保護の対象についても変更しない可能性があり、これも議論が続きます。

世論は反対派が過半数以上

18歳を成人とするのは、有権者のアンケート結果によると、過半数が反対と答えています。
反対派の意見としては、経済的に自立していないことを理由にしている人が多いみたいな感じ。
同じくらい多い意見としては、18歳が精神的に未熟で、大人として自覚できるとは思えないとのこと。
そりゃね、私たちのような大人から見たら18歳なんて、とても可愛い子供にしかみえません。

賛成派の意見としては、18歳なら大人としての自覚が芽生えると思うとの意見が多くありました。
他には、十分な判断能力があることと、選挙に投票できる年齢が下がるのが良いという意見があります。

早く大人になりたい!

私の子供も小学校の頃に言っていました。
「早く大人になりたい!」
ものすごく気持ちはわかります。親としての答えはこうです。
「嫌でも、いつか大人になるから、今は子供として頑張りなさい。」
私は、社会に参加するのはできるだけ早いほうがいいと考えています。
やっぱり、若い人が加わると活力が生まれます。
20歳が成人というのは、約140年前の明治時代から変わっていません。
これだけ長く定着したものを変更するのは大変だと思いますが、私はメリットのほうが多いと感じています。
やっぱり「早く大人になりたい」って、ほとんどの子供たちが思っているような気がします。
自分もそうでしたが、若い人たちはたくさん失敗しますが、それをフォローするのが大人の役割で、私もたくさんの人に助けていただきました。
失敗は、出来るだけ若いうちにする方がいいので、是非「18歳成人」を実現してほしいと願います。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。
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