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生態系の頂点にいるものは何?


グリーンランド・シャーク

瀧 :「善ちゃん、『 グリーンランド・シャーク』って魚を知ってる?」

善:「あぁそれってサメか?」

瀧 :「すっすごい!」

善:「なにが『すっすごい!』やバカにするな!」

瀧 :「俺はてっきり『 そんなもん知るわけないやろーボケー!』とか言うと思ったよ。」

善:「『シャーク』やからサメって言っただけ全然なにも知らんよ」

瀧 :「そっそうでしたか~」

善:「グリーンランドと関係あるのか?」

瀧 :「そうそう関係あるよ、どうもグリーンランド近辺に生息しているみたい。」

善:「で、そのよりによってそんな寒いところにわざわざ生活しているサメがどうしたん?」

瀧 :「いやー、このサメって、なにかとすごいらしいよ。」

善:「なんや100年くらい生きるのか?」

瀧 :「このサメで100歳って言ったら人間で言うと小学生ぐらいかなぁ。」

善:「はぁ?100年たってもそんなレベルにしか成長しないのか?じゃぁどこまで生きるちゅーねん!まさかカメよりも長生きするって言いそうな勢いやな。」

瀧 :「鶴は千年、亀は万年ってやつ?まさか善ちゃんそれ信じてるの?」

善:「いくら俺だって亀が1万年生きるはずないってわかるよ。ただ、それぐらい長生きするってことやろ。」

瀧 :「確か、ギネスに登録された亀(ゾウガメ)が175歳やったはず。」

善:「175年前ってことは、・・・今が2017年やから1842年・・・それって・・・江戸時代?? 江戸時代から生きているって考えたらすごいな。」

瀧 :「ちょうど幕末のころで坂本竜馬が活躍していた時代やね。」

善:「まっまさか、またおまえ『ミドリザメの175歳はまだ中年ですよ』とか言うのか?」

瀧 :「ミドリザメって、なんかミドリガメみたいに言っちゃって。そうじゃないよグリーンランド・シャークね、正式にはニシオンデンザメって言うよ。ニシオンデンザメの175歳は、ちょうど思春期のあたり。」

善:「マジでー!そんな生き物おるのか?」

瀧 :「今は、そんな生き物の話をしています。 冗談みたいに聞こえるけど、これはホント。 150歳ごろになってやっと性的成熟期になるみたい。」

善:「150歳まで生きられなかったら・・・・・・かわいそうやな。」

瀧 :「そのほとんどが150歳以上生きているから絶滅せずに生き続けてるってことです。」

善:「なるほど!で天敵はいなのか?」

瀧 :「今のところ人間だけ。 なんせ平均寿命は400歳なので生態系の頂点にいるのは間違いなさそう。」

善:「さらっと400歳って言ったけど、それならものすごく長い思春期があるってことになるな!」

瀧 :「羨ましそうやな。」

善:「だって150歳~400歳って、250年も ○※?×△※○ 。」

瀧 :「不適切発言があったからピー音が入っているよ。」

善:「これが不適切発言やったら、すでにおまえアウトやで。」

瀧 :「えっ、なんで?」

善:「だって、過去の記事で『う○こ』を連発している記事があるぞ。」

この記事のこと?

鉄の掟!男子が小学校でトイレの個室に入ると犯罪人になる。
恋心は検便と共に消え去る

瀧 :「これは、小学生の男子児童向けにかいたつもりやからセーフじゃないのか?」

善:「それだけじゃないぞ、このサイト検索で 『う○こ』って入れて検索したら他にも出てくるぞ!」

瀧 :「それ、全部あなたのやらかした記事ばっかりですから。」

善:「俺もそんなに生きてみないなぁ。」

瀧 :「最長で512歳のニシオンデンザメが確認されているよ。」

善:「そんなに強いの?ホオジロザメより強いのか?」

瀧 :「確かにホオジロザメは強いね、なんせ共食いするから強すぎるよ。ホオジロザメは共食いしているつもりはないみたい。目が悪いから確認せずに食べているみたい。でもニシオンデンザメは深海魚なので出会うことがないと思う」

善:「なんか深海魚ってせこいね、強そうな魚いなさそうやし。」

瀧 :「深海魚じゃなくても人間以外に天敵はいないよ。」

善:「なんや超早いスピードで泳いだりするのか?」

瀧 :「泳ぐスピードは世界一!らしいよ。」

善:「ちなみに、どのくらいのスピードで泳ぐの?」

瀧 :「だいたい・・・時速・・・1キロちょい・・かな?」

善:「それ、世界一遅いってこと?」

瀧 :「だから、世界一って言ったんよ。」

善:「いやいや逆に弱いやん!すぐに食べられてしまうやん!」

瀧 :「それが、人間以外は食べることができない。」

善:「なんでやねん!」

瀧 :「肉に毒があるからね。」

善:「人間は大丈夫なん?」

瀧 :「人間はフグの肝臓も食べる生き物ですよ。毒がなくなるように調理すれば食べられるけど、好き好んで食べる人はいないみたい。」

善:「それって、ものすごい武器やけどエサはどうやって捕食するの?」

瀧 :「そこは確かに疑問があるよね。遅いだけじゃなくて目も見えてないからね。」

善:「写真で見る限り、しっかりした目があるように見えるぞ。」

瀧 :「あぁ、これね。アホな寄生虫が、宿主の目を食べてしまうんですよ。」

善:「泳ぐのは遅いし、目も見えないってマジでエサはどうしてるん!?」

瀧 :「このサメは確か肉食です。でも死骸も食べるので、なんでもこい。」

善:「その、死骸を食べるやつって絶対生き残るよな。」

瀧 :「だから、ある意味で生態系の頂点にいるのかもしれないね。死骸を処理するのは微生物だけじゃないってこと。」

善:「なるほどね!」

瀧 :「他に質問はある?」

善:「どこまで成長するの?寿命まで成長し続けたらクジラより大きくなる?」

瀧 :「だいたい1年で1cmちょっとぐらい体長が伸びて約1.5kg体重も増えるみたい。それも死ぬまでね。」

善:「400年生きたら・・・4メートルで体重が600キロぐらい?かな」

瀧 :「その中でも、よく成長するサメもいるので体長が6メートル以上で体重も1トン以上に成長するものも確認されているよ。」

善:「よーっく、このサメの事は理解できたけど落ちは?」

瀧 :「『落ち』って、落語ちゃうねんから落ちはいらんやろ。」

善:「いるよ、会話の構成として落ちが欲しいな。」

瀧 :「すっするどいツッコミ!」

善:「ごまかすな落ちは?」

瀧 :「じゃぁ自由研究のネタにしてください! 生態系の頂点を探す!みないな感じ」

善:「じゃぁって言うな! 同じようにこのサイトの検索で『自由研究』って入れたら、いくつかヒットするな。」

瀧 :「善ちゃんフォローしてくれてありがとう!」

最後のフロンティア

2016年 ニシオンデンザメの一種でオンデンザメが静岡県の駿河湾で生きたまま捕獲されました。
体長は3メートルもあり、どうやって調べたのかがわかりませんが100歳だそうです。
がんばって飼育してみたけど、とても珍しい魚でなぞが多いこともあり7日目に死亡しました。
推定年齢は100歳だったそうなので確実に飼育ミスですね。
オンデンザメの場合でも寿命は同じくらい長いので、ちょっとかわいそう。
2017年 現在は東京・上野の国立科学博物館で「深海2017」の目玉として標本が展示されています。
まさに、最後のフロンティアって感じですね。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。
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