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最適な机と椅子の高さの関係


椅子の高さ

人間工学から目安となる椅子の高さを計算する方法があります。

計算式

座面高 = ( 身長cm × 0.25 ) -1

参考例

身長が165cmの場合40.3cmとなりました。
もちろん人によって足の長さが違いますから一つの目安として考えます。
この計算結果を目安に最適な椅子の高さを選択します。
もしも、これで足が床から浮いているようだと足が短いとなり太ももの血行が悪くなるので長時間の作業に耐えることができません。
こんな状態だと、ふと立ち上がった瞬間足がしびれていると思います。
ですから椅子を深く座っても足のかかとが床に置いている状態にすることなんです。
小さな子どもの場合は、少し工夫が要るかもしれません。

机の高さ

人間工学から目安となる机の高さを計算する方法があります。

計算式

机の高さ = { ( 身長 × 0.25 ) -1 } + { ( 身長 × 0.183 ) -1 }

参考例

身長が165cmの場合69.5cmとなりました。
身長が170cmの場合71.6cmとなりました。
一般的に売られている机の高さの多くは70cm。
多くの人が使用している机の高さが70cmとなります。
しかし、この70cmの高さは読み書き作業に対して最適高さとなり、パソコン作業だと少し高めの設定となっています。
そう、パソコン作業時と読み書き作業時では机の最適高さが違うんです。
パソコンの場合は、キーボード位置がもう少し低いほうが望ましい。

パソコン作業にキーボードやマウスが最適な高さの計算式

机の高さ = { ( 身長 × 0.25 ) -1 } + { ( 身長 × 0.154 ) -1 }

参考例

身長が165cmの場合64.7cmとなりました。
身長が170cmの場合66.7cmとなりました。
よくキーボードとマウスが一段下がったところに収納されていたのは、このあたりのことも考慮しているのかもしれません。
しかし、身長が低かったり高かったりすると平均的な70cmの高さの机をそのまま使用するのはベストではないようです。
私は普段スタンディングデスクを使用しています。
座りっぱなしも、おしりが痛くなるので、たまに立って作業します。
眠たくなって来た時も便利なんですよね。

椅子の肘掛けは必須

椅子は必ず肘掛けのついたものを選択してください。
一番良いのは肘掛けの高さが調整できることです。
肘掛けの高さを机と同じ高さにすると肩の負担が格段に減ります。
肩こりで悩んでいるなら真っ先に対策する場所はここです。
これは読み書き作業でもパソコン作業でもどちらでも有効な方法ですので是非実践してください。

部屋の温度

一般的に快適と感じる温度は冬場で20~23度あたりと言われています。
でもこれ心地よすぎて眠くなる温度ともいえます。
勉強する環境としてはよくありません。
勉強する際の目安となるのは下半身が26度、
上部気温が19~20度くらい。
部屋の温度を19度あたりに設定して下半身はコタツを使用すれば良い環境が作れます。
下記の広告にあるコタツはオーストラリアでは飛ぶように売れているようです。

レイアウト

机の位置

背中に広い空間があると落ち着いて作業することができません。
背中面は壁面にするか本棚にしておきます。

窓の位置

部屋に窓がある場合、窓が左側にあると手の影が邪魔にならず明るい状態が確保できます。

照明

机だけ明るくして周りを暗い状態にしていると、かえって集中力がなくなり夜の場合寝落ちする可能性が高くなります。
部屋全体を、間接照明で等な明るさにしておくことをおすすめします。


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