X

スポンサードリンク

スポンサードリンク

大量にレモンを入手した場合どうしたらいい?


大量のレモン発見!

善ちゃん宅にお邪魔して冷蔵庫を勝手に開けてみると、なにやらビニール袋が大量に入っていました。
気になったのでビニールの中身を見てみると大量のレモン。
その数50個ぐらい。
善ちゃんの冷蔵庫はいつもスッカスカでジュースと調味料ぐらいしかないので、いつもと状況が全然違いました。
レモンのことを善ちゃんに聞くと・・・

善:「ああそれなぁ昨日お客さんがいっぱいくれてん!」

瀧 :「使うだけもらったほうが、よかったのに。」

善:「俺もそう思ったけど”みんなに配りなさい”って言われて断りにくかったから」

瀧 :「あっそう、それでこんなにたくさんのレモンどうするの?」

善:「45個ぐらい、もって帰る?」

瀧 :「俺にキラーパスやないかぃ。でも・・・半分くらいもらって帰るわ。」

善:「えぇ~!俺が進めたけんやけど、おまえそれをどう処理するの?」

瀧 :「冷凍するよ。」

善:「確かに冷凍すれば日持ちするかも知れんけど無理しなくていいよ。」

瀧 :「違うレモンは冷凍して使うのが一番おいしいねん」

善:「冷凍したらレモンティーで使われへんやん。」

瀧 :「善ちゃんはレモンティーだけで25個使い切るのか?」

善:「たぶん途中で腐らすな。」

瀧 :「じゃぁ冷凍したほうが良くないか?」

善:「あほかぁーレモン冷凍してもたら絞られへんやん!」

瀧 :「レモンは絞らないほうがいいよ。」

善:「はい?」

レモンは凍らす!

レモンの一番良い食べ方は冷凍レモンをすりおろすこと。
そうめんやラーメンにトッピングしすると、さっぱりした酸味とレモンの香りが加わっておいしくなります。
ビタミンCは冷凍しても減ることがないのでレモンの栄養をたっぷりに味わうことが出来ます。
さらに皮もすべて使用するのでまったく無駄がありません。

冷凍レモンのすりおろしレシピ

1.防虫剤が付いていることもあるのでよく水で皮の表面を洗います。
2.レモンを半分に切るか丸ごと冷凍します。
半分に切ると、すりおろしやすい。
3.使うときに凍ったレモンをすりおろします。
半分に切ったレモンなら切り口をおろし器に当ててすりおろします。
丸ごと凍らせたレモンなら半分に切ってから断面をすりおろします。

冷凍レモンの使い道

レモンコロッケ

コロッケの衣をつける直前に、具材の上に冷凍レモンをすりおろしたものを全体に混ぜ合わせて丸めてから衣をつけて油で揚げる。
いつものコロッケに加えるだけで一味違うコロッケに。

レモンギョーザ

ギョーザの具に冷凍レモンをすりおろしたものを加えて皮に包んで焼き上げる。

レモンご飯

すし飯を作る要領で炊き上がったご飯に冷凍レモンをすりおろしたものと砂糖を混ぜます。

レモンおにぎり

ご飯にちりめんじゃことゴマ、冷凍レモンをすりおろしたものを混ぜて握ります。
青じそなんかを混ぜてもおいしい。
とまぁ適当に、どんな料理にでも冷凍レモンをすりおろしたものを具材加えてみるといいのです。
型にこだわる必要はなくレモンティーに入れても大丈夫です。いろいろお試しください。

日本では無駄に使われるレモン

私たちが知っているレモンの使い方は、どれくらいあるでしょうか?
よく見るのが、くし形に切ったレモンを下に向けて果汁を絞る。
しかしヨーロッパの人たちのレモンの使い方は全然違いました。
まずレモンを台の上で転がして皮を柔らかくしてから、フォークを使って全体をねじるようにして果汁と皮からレモンエキスを搾り出します。
これにはシトラールと呼ばれる成分の量が全然違うことになります。
シトラールとはレモンの香り成分のことですから、シトラールの量が違うのは大きな差となります。
シトラール成分は果肉にはほとんど含まれていなく、果皮には果肉の7000倍(7千倍)のシトラールが含まれていますので、これを利用するのとしないとでは、雲泥の差があります。
よく調べてみると、レモンの香りには虫よけの効果があるようで、これにより表面をシトラール成分のある油胞が集まっていると言われています。

まとめ

果皮に大量に含まれているレモンらしさであるシトラールを無駄なく使うには、冷凍レモンのすりおろしが一番ベスト。
また冷凍しているので日持ちもしますから、いつでも常備しておくことが可能。
善ちゃんのように大量にレモンを入手したとしても、この方法であればおいしく無駄なく最後まで消費することができますので、非常におすすめ。
そうそう高級スーパーでは1個120円のレモンも売ってるらしいから、こんな高価なレモンなら無駄なく冷凍して使ってみるのもいいかもしれません。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。