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洋式トイレの正しい座り方


洋式トイレの正しい座り方

善:「おまえネタがなくなってきたんか?」

瀧 :「えっ、なんで?」

善:「いくらなんでも洋式トイレの正しい座り方なんて情報は誰もいらんぞ。」

瀧 :「そうかぁ?じゃぁ善ちゃんは洋式トイレの正しい座り方を知っているの?」

善:「バカにすな!そんなもん幼稚園の子でも知ってるやろ!」

瀧 :「スボン履いたままでいいからやってみて?」

善:「こんな感じやろ?」

瀧 :「う○ちさんを出すときに力むときもそれ?」

善:「まぁ同じやな。って恥ずかしい質問すな!」

瀧 :「ファイナルアンサー」

善:「はっ?フッ・・・ファイナルアンサーァ?」

瀧 :「はいっ、不正解です!」

善:「なんやねん!」

なぜ和式トイレがなくならないのか

これだけ洋式トイレが普及しているのに、なぜ和式トイレがなくならないのか疑問に思わないですか?
私は、ずっと疑問に思っていました。
私が設計プロジェクトの委託を受ける企業のすべてに必ず和式トイレがあります。
私は企業の担当者に言いました。

瀧 :「和式トイレなんて誰も使いませんから洋式に変更したほうがいいんじゃないですか。」

担当者:「あら和式トイレじゃないと排便が出来ない人もたくさんいるのよ。」

瀧 :「はぁーっ、それ絶対うそっぽい!」

担当者:「いや本当なのよ、今ある和式トイレもわざわざ洋式トイレから変更したのよ。」

瀧 :「そんな余計な事までして・・・。」

半信半疑でその場を後にしましたが、その後調べました。
私が実施しているアンケートでも、和式トイレじゃないと排便できないって人が10%ほどいるようです。

和式トイレが良い理由

洋式トイレよりも和式トイレの方が優れている点を調べました。
もしかすると和式トイレがなくならない理由があるかもしれないからです。

理由1:「洋式トイレは、便座が直接触れるので不潔」

この理由は納得。
確かに不特定多数が利用するトイレでは便座がどれだけ汚れているのか見えません。
まぁ見えていたらもっと嫌ですけどね。
でも、潔癖症の人なら便座クリーナーかそれに代わるものを所持すれば解決します。
持っていなくてもトイレットペーパーで拭けば、少しはマシです。

理由2:「洋式トイレを作ると費用が多くなる」

これは制作側の都合ですね、利用者の事は一切配慮されていません。
この理由は納得できません。
洋式トイレは本体価格が高い事と掃除に手間がかかるため費用の節約になるようです。
それに、冬場に便座を暖房しなくていいのでランニングコストを抑えられます。
確かに支出の観点からみれば理解できますが顧客満足度はダダ下がりになると思います。
優秀な経営者たちが、こんな理由だけで和式トイレを採用しているとはとても思えない気がします。

理由3:「洋式トイレだと回転率が悪い」

つい落ち着いてしまいそうなので納得。
確かにスペースの都合で設置数が限られている場合には回転率をあげる必要があります。
和式トイレの場合は比較的滞在時間が短いといった統計結果もあります。
駅などの公共で和室が設置している理由がこれなのかもしれません。

理由4:「洋式トイレだと排便しづらい」

ついに来ました、これですこれ。

あら、和式トイレじゃないと排便が出来ない人もたくさんいるのよ。

でしたね。
調べてみました・・・なになに直腸と肛門管の間が締め付けられるから・・・?
なんだか深い溝にはまりそうです。

善:「おい洋式トイレの正しい座り方はどこかに消えたのか?なぜゆえに和式トイレの話を掘り下げてるのか意味が分からんぞ!」

瀧 :「確かに、でも和式トイレと洋式トイレの正しい座り方には深い関係があって、洋式トイレの正しい座り方が浸透すれば本当に和式トイレがなくなる日が来るかもしれない。」

善:「俺は和式トイレにウォッシュレットを付けてくれれば、どっちだっていいけどな。おまえ、そんなんを開発しろよ!」

瀧 :「それ、既にあるんじゃない?」

洋式トイレだと排便しづらい

これから書く内容は憶測の部分もありますが、でもそんなに真実からはかけ離れていないと思っています。
例えば、直立して立っているときにう○ちさんが出てしまったら大変なことになります。
人間の身体は上手く出来ていて、立っているときは直腸と肛門管が折れ曲がっている?ため排便しにくくなっていると考えます。
だってそうですよね、立った状態で出やすくなっていたら緊急事態に括約筋の力だけでは我慢することができませんからね!
イラストでイメージ図を書くと、こんな感じでしょうか?

たとえば、水道ホースが曲がっているイメージです。

和式トイレに座ったとき、直腸と肛門管はどうなるのかって言うと真っ直ぐに直線になります。
このため無理なく排便が出来るようになっていたのです。

善ちゃんが座ったように多くの人が座っていると思われる洋式トイレの座り方を見てみます。

立っている状態よりも、直腸と肛門管の折れ曲がりは少なくなっているので排便可能範囲ですがスムーズでないことは確かなんです。
出来れば和式トイレに座ったときのように直腸と肛門管が直線上になってほしい所。
実は、洋式トイレのこの座り方がさまざまな不具合に関係していると思われるんです。
健康な人なら大丈夫であっても消化器官に障害がある場合、洋式トイレのこのスタイルでは排便しにくい(できない)人がいる理由がこれ。

洋式トイレの間違った座り方による不具合

便秘

ただでさえ出ないものをさらに出にくくしているわけですから、そりゃ便秘にもなります。

憩室症

負荷がある状態で、無駄に力むので大腸などに風船状の袋ができることがあるようです。

大腸ガン

スムーズに排便できないことにより、腸内環境が悪くなりガンの危険性が高くなります。

洋式トイレの理想的な座り方

和式トイレで座ったときのように、35°の角度が洋式トイレでも作れればいいわけです。

善:「俺は、わかったぞ、こんな感じか?」

なにこれ?
人間とトイレの比率がおかしくない?
だいたい、こんな座り方が現実に出来る洋式トイレなんてないんじゃない?
でも理屈は合ってるよ。そんな感じになればいい。
一回、やってみてくれる?

理にかなっていますが明らかに無理があります。
便座が破損する可能性があり、なんといっても汚れます。
正しい座り方をするためには、ちょうどいい高さの台を用意します。
そして、このように座ります。

これなら洋式トイレであっても、和式トイレの状態に少し近づきますのでスムーズに排便ができます。
台を使えば理想とする35°が実現します。
排便が終わり、ウォシュレットを使用する時は台から足を下ろしてください。
そうしないと床が汚れてしまいます。

まとめ

記事タイトルの「洋式トイレの正しい座り方」を少し訂正しなければいけません。
正しくは「洋式トイレで排便する時の正しい座り方」と置き換えてください。
私には医学の知識がありませんので絶対とは言いませんが理屈で考えた結果がこれ。
台の高さは個人差があると思います。角度が35°になる台を自分用として準備することをお勧めします。
この記事を書いた後で善ちゃんから聞いたのですが、今では専用の台が売っているようですので記事の途中に広告を貼っておきました。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。