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白髪染めで気が付いたこと


白髪の原因は人それぞれだとは思いますが、私にもまぁまぁ白髪があって、自分では気にしていなかったのですが、人から「ちょっと染めたら?」って言われだしてから白髪染めをしていました。
白髪染めと言うからには、白髪を染めているものとばっかり思っていて…
はい?
はい、白髪染めって黒い毛も…?
だったんですよねぇ…
白髪染めのある事情を知ったので私は「ある事」をはじめてみました。

ヘアカラー(別名:ヘアダイ)

白髪染めと言えば、真っ先に思いつくのがヘアカラーで、発色・脱色剤と言います。
店頭に並んでいるヘアカラーを見ると、いろんな色に染めることが出来るらしく、真っ黒からアッシュ、茶色~金髪っぽい色のヘアカラーまで沢山ありました。
今ある白髪が急に黒色になったら、それこそ不自然になると考えて茶色っぽい色のヘアカラーを購入しました。
パッチテストを行って、安全なことを確認してからヘアカラーをしてみました。

ヘアカラーは、白色と黄色のペーストでしたが、こんなんで黒色になるなんて化学の力って凄いなぁと感心。
説明を読むと、どうも5分で染まるらしく、男にしては髪は長い方ですが、初心者には塗るだけで10分以上かかりました。
塗り終わってから5分経過後にすぐに洗い流して髪の毛を乾かしました。
仕上がりはというと、白髪は茶色になっていましたが、黒色だった髪の毛も茶色になっていました。
あれ?
一瞬だけ違和感はありましたが、どの毛が白髪だったのかは自分でもわからなくなりました。
私は色むらを気にしていたんですが、初めてだった割に上手に染まりました。
ちなみにヘアカラーを自宅で使う場合、ヘアカラーの種類や温度によって種類と量が変わるので難しいのですが、酸化作用のある物質(酸化剤)、あるいは還元作用のある物質(還元剤)が必要です。
※これはヘアカラーの説明書にも書いていません。
これが難しいから自宅でヘアカラーをするのが難しいと言われるんでしょうね。
酸化剤や還元剤を使わない人は多いと思いますが、元の髪の毛は弱酸性だから、その状態に戻すのがいいでしょう。

白髪が増えていく?

歳を重ねるごとに白髪が増えてきたのですが、それは普通のことだと思って諦めていました。
でも、白髪の原因を調べていたらなんと、白髪が増える原因が「ヘアカラー」だと知ったんです!
そこで、ヘアカラーを辞めたいと思ってヘアカラーを辞めていた時期が長くありました。
この時、改めて気が付いたのですが、白髪の量が半端なく増えていて、さすがに自分でも恥ずかしいと思えるレベルだったので、やっぱりヘアカラーを使い始めて…
もうヘアカラーをし続けるしかないと思って考えるのを辞めていました。
このころはアッシュにしていて、ヘナという白髪染めがあることも知りましたが、草木染は難しいという記事を見て挑戦はしていませんでした。

ヘアカラーで白髪になるメカニズム

ヘアカラーで使用する薬剤は、アルカリ剤過酸化水素
ヘアカラーは、1液のカラー剤(アルカリ剤)と2液の過酸化水素がセットに混ざり合って出来ています。

頭皮や髪は弱酸性で、アルカリ性のカラー剤が頭皮や髪に付くとアルカリに傾きます。
髪がアルカリに傾くことでキューティクルが開き、髪内部のタンパク質や栄養、水分が髪の毛から流れ出てしまいます。
キューティクルを開かせないとカラー剤を入れることができないから、ヘアカラーではあえてキューティクルを開かせていたんですね。

特に頭皮に影響があるのは2液の過酸化水素。
ヘアカラーをしていると頭皮がピリピリしたり、頭皮が痒くなったり、熱を感じるのは2液に含まれている過酸化水素と1液のカラー剤に含まれるジアミンっと言う成分が原因だそうです。
過酸化水素が頭皮に残留すると活性酸素が発生します。
活性酸素はメラニン色素を分解するので、徐々に髪の毛が明るくなってくるわけだったんです。
そして、頭皮から出た脂質が酸化されて過酸化脂質に変わります。
その過酸化脂質により、毛乳頭の細胞を傷つけられて髪が細くなったり、メラニン色素を産生する細胞(メラノサイト)の働きが悪くなって白髪になっていたんです。
これ、白髪になるメカニズムの説明でしたが、同時に薄毛の原因でもありました…
(・□・;)

さいごに

白髪染めというので、白髪だけを染めていると思っていたのですが、黒い髪の毛もブリーチで脱色しながら、カラー剤を入れていたんです。
なるほど、どうりで好きな色に染められるわけですね。
そうすることによって、白髪との差がなくなり、見た目は良くなるし、化学薬品なので、ほとんどの人で再現性があります。
私が冒頭に書いた「ある事」とはヘナのこと。
ヘナに変えたことで、白髪以外にも良い変化が出てきました。
この記事はシリーズで続けて投稿しますので興味がある人は読み続けて参考にしてほしいです。
次の記事:ヘナは天然がゆえに…


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