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マックシェイクの原料はサラダ油!


Twitterのつぶやき

Twitterを眺めていると、面白いつぶやきがゴロゴロしているので非常に面白いです。
つい最近、仕事の合間にTwitterを見ていると、驚愕の文字が目に飛び込んできました。
実際に、文字は目に飛び込んできませんが、それくらい衝撃を受けたってことです。
そのつぶやき内容とは・・・

マックシェイクの原料はサラダ油!

マックシェイクは油と砂糖と水で出来ている!

みたいな。
まぁ、これを見た瞬間に私は思いました。
「もう、2度とマックシェイクは注文しないぞ!」ってね。
油と砂糖だけって、想像しただけでも吐きそうになります。
もしそれが本当なら、なんという利益率だろうか!「段ボール肉まん」とまでは言いませんが、原料が絶対に安過ぎます。
いやいや、こういった根拠のない情報に踊らされてはいけません、信じるか信じないかは自分次第。
以前にも同じようなことがありました。

「カビキラーはカビを落とさずカビを白くしているだけ」

「ビールを飲みながらドリアンを食べると死ぬ」

「マッシュルームはうんこで栽培する」

これらの情報は、Twitterに投稿されていましたが、気になったので調べた結果はどこか違っていました。
そして、最終的には初めに受けた印象とは全く違う認識で確認が終了しています。
だから、今回も同じようにこのつぶやき内容を確認してみたいと思います。
実は、私はマックシェイクがまぁまぁ好きで、学生時代なんて下手すると毎日飲んでいた時期もありました。
今でこそ、ほとんど飲むことがなくなりましたが、この内容はどうしても気になります。

原材料を確認

マクドナルドの公式HPには、こう書かれています。

2017年9月時点
シェイクミックス (主要原料:乳製品、乳加工品)

これだけでは、なんのことか全くわかりません。
直接、マクドナルドに電話で問い合わせをして、原料を伺いました。

電話口の対応はとても親切で、原材料が書かれた文章を準備してくれました。
そして、それを一通り読み上げた後に、「読み上げた順番に割合が多いわけではありません」 と、後付け感たっぷりで付け加えられました。
でも、私は、読み上げてもらった順番に配合が多いと思っています。
だって、普通の食品表示ならそうだから。
では、電話で教えてもらった原料を、伺った順番で記載します。

シェイクミックス原料

糖類(水あめ、砂糖)
デキストリン
乳製品
植物油脂
乳等主要原料(乳など主要原料)
食塩
香料
安定剤
乳化剤
リン酸塩
カロチン色素

シロップ

お店では、シャイクミックスにバニラやストロベリーなどのシロップを追加して完成しているとのことでした。

HPに記載のあった“乳加工品”がありません・・・

私が昔、マックシェイクがすべて同じ材料と知った参考記事:祭りの夜店には闇がある

見る限り、乳等主要原料だろうと解釈して質問はしませんでした。
乳等主要原料とは、つまり乳製品もどきのこと。
日本乳業協会の乳等省令の抜粋に当てはまらないものが、乳等主要原料となり、乳製品もどきの乳加工品です。
きっと、ここに水が多く含まれていることは間違いなさそう。
だって、乳化剤(表面活性剤)を入れてるってことは、水と油を混ぜるから必要なんです。
やっぱり気になるし、これを調べるきっかけになったあれをズバッっと聞きます。

「サラダ油は入っていないのですか?」

と伺ったところ…

該当しそうなのは“植物油脂“あたりですが、サラダ油ではありません。

私は、若干ホッっとしました。
嘘である可能性もありますが、私の力量でそれを証明するのは難しいですので信じることにします。
サラダ油は入っていないことはわかりましたが、今度は植物油脂がとても気になります。
ここで問題になるのは、割合。

しかし、割合については教えていただくことは出来ませんでした。

マックシェイクを再現

マックシェイクを再現している勇者を発見しました。
公開されているレシピを紹介します。

材料その1

ラクトアイス:100g
コーヒーフレッシュ:50ml
水:50ml
ガムシロップ:50cc
バニラエッセンス:数滴

材料その2

アイスクリーム:100g
牛乳:100ml
ガムシロップ:50cc
バニラエッセンス:数滴

作り方

【材料その1】をミキサーに入れてかき混ぜるか、泡だて器で、かき混ぜれば完成。
つまり、ミキサーでブイーンとかき混ぜれば完成です。
これ、ツイッター情報の「マックシェイクは油と砂糖と水で出来ている!」に非常に似ています。

【材料その2】は、マックシェイクの再現よりもおいしく出来上がりますので、参考情報です。
やっぱり、植物油脂を減らし、乳製品の割合を増やせばおいしいくなるようですね。

マックシェイクの再現から推測できること

マックシェイクの再現は、マックシェイクではありませんから、参考情報です。
この割合で、マックシェイクを再現することができたということは…
それぞれを紐解きましょう。
まず、コーヒーフレッシュは、ミルク(牛乳)ではありません。
コーヒーフレッシュを舐めたって、牛乳の味なんてしません。
だって、あれは100%の油なんだから。
コーヒーフレッシュが、乳製品だったら、長時間の常温放置ができるわけありません。
つまり、コーヒーフレッシュは、100%の植物油脂。

次に、ラクトアイス。
ラクトアイスは、スーパーで特に安く売っているアイスクリーム。
主成分がパッケージに表記されているので確認していただければわかりますが、植物性ミルクと記載があります。
植物性ミルクと表記していますが、これはミルクではなく油のこと。
そう、ミルクと言っておきながら、油ってところに悪意を感じます。
主成分と言っているぐらいですから、ほとんどが油のはず。

ラクトアイスを調べてみると、乳脂肪分は3%程となっています。
商品名は伏せておきますが、ラクトアイスを鍋で煮込んでみました。
すると、沸騰していくうちに、どんどん油が浮き出てきます。
私が確認したところ、すごく多い割合で油でした。
普通の牛乳だったら、油なんて出ません。

話はそれますが、牛乳を使ったアイスクリームが本当においしいのは当たり前です。
つまり、ラクトアイスの主成分である“植物性ミルク“は100%の植物油脂。
マックシェイクの再現の材料の半分以上は、植物油脂と推測できます。
実際のマックシェイクも同じくらいなのかもしれません。
※再現レシピと実際のレシピは違いますから、本当の答えはわかりません。

まとめ

ツイッターの情報とは、すこし違う印象を受けました。
サラダ油なんて使っていませんでした、ただ、大量の植物油脂が使用されている可能性が高いと感じました。
まぁ、今となっては植物油脂なんて、いくらでも身の回りに溢れています。
マーガリンだってそうです、あれも100%の植物油脂。
美味しいものには、大抵「油」が多く使われています。
味噌汁だって、油が入っていれば、かなりおいしくなります。
まぁ、ファーストフードやスナック菓子など、体にいいわけがない。
マックシェイクだけを悪者にするつもりは一切ありません。
しかし、この記事はマックシェイクの記事ですので、私なりの結論を書きます。

ビジネスだから、安全(無毒)で、おいしくて安く提供できれば儲かることを考えると、良いのではないでしょうか。
選ぶのは私たちです。
健康的な材料で、おいしく作るためには非常に原価が高額になります。
安いものを選ぶなら、そのあたりを知っておく必要がありそうです。

マックシェイクを止める必要はありませんが、でも水代わりにガブガブ飲むのは止めたほうが良さそう。


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