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    Categories: メモ

コーヒーカスの再利用


コーヒーカスの特徴として、油分があることと多孔質構造であること。
この特徴を利用できるものは多いので、どのように再利用ができるのか見てみます。

消臭剤

コーヒーカスには、活性炭のように小さな穴がたくさんあります。
これを多孔質構造といいます。
この多孔質のおかげで、しっかりと臭いを吸着してくれる消臭効果があり、実は活性炭より優秀なんです。
コーヒーカスには、活性炭の約5倍ものアンモニア除去効果があります!
よく乾かして消臭剤として使用していると思うのですが、実は水分を含んでいる状態の方が圧倒的に消臭効果が高くなります。

靴のワックス

コーヒーカスには適度な油分が含まれております。
よく乾かしてからガーゼ袋に入れて靴を磨くと、豆に含まれる油分によって艶々になります。
簡易的にお手入れしたい時には、とても便利なので靴の脱臭と併用すればいいと思います。
ちなみに金属磨きにも使うことができます。

畑の肥料

コーヒーカスには、発芽阻害物質が含まれています。
ですから、そのまま撒くと雑草を抑えることができます。
これ、肥料の逆の効果になっていますよね…
コーヒーカスの多孔質構造が微生物の生育に適していて、臭いのある他の肥料と混ぜることによって発酵します。
その発酵した状態のコーヒーカスを畑に撒くと肥料の効果があります。
たい肥などとコーヒーカスを混ぜたものをバケツに入れて1月熟成させれば発酵は完成できます。
熟成(発酵)中は、酸素を供給するために、たまに混ぜてあげないといけないです。

蚊除け

蚊は、コーヒーの香りが苦手で避けていくそうで、コーヒーカスを乾かして山を作ってから火を着けると、お香のようにゆっくりと燃えていきます。
この時に線香のように煙がでるのですが、使い方は蚊取り線香と同じです。
煙の臭いは、コーヒーみないな香りを期待していたのですが、そんな香りはなく、かといって焦げてる香りもしません。
良く言えば、渋いお香のような感じですが、室内での使用は控えた方がよいかもしれません。
ちなみに、コーヒーカスは酸性なので、アリやナメクジなどの虫にも効果がありますよ。

マッサージスクラブ

コーヒーには利尿作用があるのは有名です。
つまり、むくみを解消させる効果を持っているわけです。
なので、セルライトを除去する効果があって、むくみ解消に効果的です。
まだ暖かい間の1杯分のコーヒーカスに大さじ1のオリーブオイルを混ぜて、足などの気になる部分をマッサージします。
※コーヒーカスは尖っている場合もあるので、強くマッサージしないこと。
マッサージが終わったら上からラップを巻いて数分放置した後にシャワーで流してください。
※カスが排水溝に流れないように受ける工夫が必要が…
すると、セルライトや水分がドバドバ出てきますよ。

毛穴ケア (参考)

卵1個分の白身とコーヒーカスを混ぜてから小鼻などの気になる部分に塗ります。
そのまま少し放置してから、優しくマッサージすると毛穴の汚れが取れるらしいのですが、こちらは試したことがありません。
肌が荒れる可能性もありますので、腕などの肌の強い部分で試してから使用するのがいいと思います。
再利用に新しいものを使う必要があるため、コンセプトからは外れますので参考です。

ヘアートリートメント

コーヒーカスに含まれる油分が髪に艶を与えてくれます。
いつものようにシャンプーをした後、適量のコーヒーカスを頭に揉み込んで流すのですが、こちらも試したことがありません。
流すときに、コーヒーカスを受け取るのが難しそうで…
最後は、リンスをするのですが、これはフケの対策にもなるらしいので、フケで悩んでいる人は試してみる価値はありそうです。
注意点があって、脱色している人は、コーヒーの色が付くことがあるので使用しない方がいいでしょう。
といっても白髪染めにも使用できません。

油の汚れ落とし

コーヒーカスに含まれる油分は、油に親和性があります。
油の着いたフライパンを洗うとき、コーヒーカスを入れて馴染ませれば、簡単に油汚れを落とすことができます。
アウトドアなら気軽に使えそうですね。

さいごに

こうやって見るとコーヒーカスって、かなり再利用できてましたね。
コーヒーカスは、ザラザラして存在感が大きいので、強くこすったりすると肌を傷つけることがありますので、くれぐれも優しく使うことがコツです。
色々紹介しましたが、どれか一つでも使えたら幸いです。
私はインスタントコーヒーが好きなのですが、たまにはコーヒー豆で飲むこともあります。
そのまま捨てても、ゴミ箱の消臭になると思っていましたが、他の方法も試してみたくなりました。
参考記事:インスタントコーヒーがおいしくなる作り方

 


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