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ボールペンの保管方法


ボールペンの保管方法

ボールペンの正しい保管方法は、ペン先を下に向けて立てて置いておく事です。
ボールペンのインクは液体すから、ペン先を上に向けておいて置くといずれ下に下がります。
インクが下に下りれば、ペン先から空気が進入します。
そうなると、次に使おうとした瞬間、書けないボールペンになってしまいます。

ボールペンを書けるように復活させる方法(空気噛み)

ペン先に液体であるインクを移動させ、ペン先の空気を抜くことが出来れば、再び書けるようになります。
ですから、方法はたくさんありますし、なんでもいいのですがいくつか紹介してみます。

自転車を使う

セロテープなどで、自転車のスポークにボールペンを固定します。
その時、ペン先が外側を向くように固定します。
大げさな方法ですが、たくさん復活させたいボールペンがある場合は、かえって楽です。
100mも走れば、十分です。
注意点として、これはやり過ぎると、今度はペン先からインクが出てきますからほどほどに。

輪ゴムを使う

これは、いちばんメジャーな方法ですね。
輪ゴムとセロテープがあれば出来る方法ですので、通常はこの方法が一番よいです。
ボールペンに輪ゴムをセロテープで貼り付け、グルグル回します。
当然、輪ゴムですから、戻ろうとしますので、その時にボールペンがブンブン周り、遠心力が働きます。
ペン先の向きを間違えずに行えば、簡単に復活できます。

ボールペンが途中で書けなくなった場合

ボールペンを製造するときには、空気を抜きながらインクを詰めているのですが、今もなお完全に空気を抜いて製造する技術がありません。
ですから、工場の最終工程には、遠心力で空気を抜く作業工程があります。
しかし、この作業工程後もなお、芯の途中に空気が残っていることがあります。
この空気は、検査でもなかなか見つけることが出来ないため、そのまま出荷されることが多いのが現状です。
ですから、正しい保管方法をしていたとしても途中で急に書けなくなることがあります。
この時も、先ほど紹介した遠心力を使った復活方法を使用すれば、再び書けるボールペンに復活します。
ただし、インクがなくなっている場合は、いくらこの方法を実践しても無意味ですから、必ず芯を取り出して、インクの残量が残っていることを目視確認して置いて下さい。
↓は私が愛用しているボールペンです。

使用環境が良くない場合

ホコリの多い環境で使用しているボールペンの場合、遠心力を駆使したところで復活する見込みはありません。
インクが擦れてしまったボールペンの先をよく見てください。
固まったインクやホコリでゴテゴテになっていないでしょうか。
このように汚れが付着している場合は、ペン先のボールが回転しなくなるために書く事が出来なくなっています。
特徴は、ボールが回っていませんから、非常に書き心地が悪いはずです。
復活方法をいくつか紹介します。

タバコのフィルターを使う

タバコの吸い口にはフィルターが装着されています。
このフィルター部に、ボールペンのペン先をねじ込んで、10~20回程度グリグリと回転させます。
そうすれば、ペン先が綺麗に掃除され、ボールが回転するようになります。
側面は、ただの紙ですから、断面部にねじ込んでください。

ティッシュペーパーを使う

たばこが身近にない場合は、ティッシュペーパーを使います。
ティッシュペーパーを1枚取り出すと、2枚重なっているのがわかると思いますが、それを2枚に分離させます。
そして、分離させたときに注意が必要ですが、重なっていた面を覚えて置いて下さい。
その重なっていた面に、ボールペンで線や文字を書いていきます。
もちろん、はじめは書けないのですが、だんだんと汚れが綺麗に掃除されていきますので、ペン先のボールが回転するようになってきます。
ティシュペーパーのこの面は、目に見えない凸凹があり、マジックテープのようにがっちりと掴む力があります。
この掴む力によって、汚れを綺麗にする効果があります。

手で暖める

ホコリではなく、インクが固まっている場合なら、暖めれば復活できます。
その方法は、ボールペンのペン先を、手で握って暖めます。
これだけ。

絶対にやってはいけないのが、ライターやドライヤーを使用してペン先を暖めることです。
これは、絶対にダメです。
そもそも、固まったインクを柔らかくするために、そこまで高温にする必要はなく、手で握るだけでも十分なのです。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。