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【料理は科学】ナポリタンの作り方


前回は、パスタの基本である「ペペロンチーノの作り方」を投稿しましたが、やはり初心者には難しいとの指摘を受けました。
日本生まれの「ナポリタン」なら、初心者にも作りやすいと考えましたので改めて投稿します。

茹でた麺を一晩ねかす

喫茶店などのお店では、注文が入ってからパスタを茹でることはしていないことがほとんどだったんです。
効率の問題もありますが、そのほうがおいしいナポリタンが作れるからなんです。
塩分1%のお湯(水 1リットルに対して、塩 10グラム)でパスタを固めに茹でます。
ナポリタンは柔らかい麺のほうがおいしいですが、後からフライパンでさらに炒めるので固めでも大丈夫です。
茹で終わったら、すぐに流水で冷やす。
※この流水で冷やす工程は非常に大きな差が出るので必ず守って欲しいです。
流水で冷やすことで麺に「もちもち感」が出る。
一晩置くために保存容器に入れるのですが、そのまま入れると麺同士がひっつくためオリーブオイルに絡ませておきます。
この時のオイルは、特にこだわらずサラダ油でもかまいませんが、オリーブオイルのほうが身体には良さそうです。
ちなみに、ナポリタンに使うパスタは2.2mmの太麺がおすすめ!

1人前分の材料

パスタ

前日に準備していた2.2mmの太麺。

たまねぎ

60グラム(だいたい4分の1個)

ロースハム

50グラム。別にロースハムじゃなくてもウィンナーなどの肉類だったらなんでも大丈夫

ピーマン

30グラム(だいたい2分の1個)

マッシュルーム

40グラム。個人的にマッシュルームは缶詰が好きです。

マーガリン

30グラム。バターでも大丈夫ですがマーガリンがおすすめです。
バターは香りがいいのですが、食べ終わる頃にはくどくなり食後に胃がもたれます。

ケチャップ

80~100cc。(約大さじ8杯)

40~50cc。(大さじ2~3杯)牛乳でも大丈夫です。
ケチャップの酸味が苦手な人は、牛乳を入れると酸味が少なくなるからおすすめします。
私は牛乳を使えない理由がありますので使いませんが・・・
参考記事:牛乳を飲めば飲むほど、身体のカルシウムが減ってしまうのは本当なのか?

作り方

パスタとマーガリン以外の材料はすべてスライスカットしておきます。
フライパンを加熱しながらマーガリンを入れます。
マーガリンが溶ける頃にパスタ以外の材料を一気にフライパンに入れて強火で炒めます。
この時、塩とこしょうをひとつまみ程度(適量)入れますが、こしょうは少なめにしましょう。
ある程度炒めた後に、準備したケチャップの半分40~50cc。(大さじ4杯)を入れて、さらに炒めます。

ケチャップは、加熱することによりケチャップの酸味が甘みに変わります。

本当はパスタを入れてからケチャップを入れるところですが、パスタを入れる前に半分のケチャップを甘くしておきます。
赤色のケチャップが、オレンジ色に変わったら、パスタを入れて、水を入れます。
水を入れた時点で焼きそばを作ってる錯覚になりますが、一晩置いたパスタは乾燥して水分が少なくなっているので元に戻すイメージ。
水を入れることにより、「もちもち感」が復活します。
最後に、残りのケチャップ半分40~50cc。(大さじ4杯)を入れてパスタ全体がオレンジ色に変わったら出来上がりのサイン。
お皿に盛り付けた後は、お好みで粉チーズやタバスコをトッピングすれば完成です。
粉チーズは、「エダムチーズ」がお勧めですが高価なので注意してください。

男の人が作るなら鉄板ごと提供してもワイルドでいいと思います。

関連記事:赤いケチャップが加熱されるとオレンジ色になる理由

追伸

先日、パスタの麺をやきそばの麺を使ってパスタを作る話を聞きました。
これのほうが絶対にお手軽で美味しそうですね!


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。