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台風が接近!事前に私たちが備えることは?


事前に準備しておくべきモノ

懐中電灯

風の影響で送電線が遮断されることがあります。
その場合、一時的に停電になりますので日中以外なら懐中電灯がないと非常に困ります。
電気の場合、停電しても復旧するのが早いので手回しの発電機タイプまで準備する必要はないと考えます。
ちなみに私は、阪神淡路大震災を経験しましたので、はっきりと覚えていますが電気は半日ほどで復旧しました。
次に水道が数日後に復旧し、ガスが一番遅かったことを記憶しています。
でもプロパンガスの場合、何の問題もなかったようです。
電池が無いなどのことを想定して、ろうそくなどを準備しておくといいのかもしれません。

参考記事 → 非常時に炎を手に入れる方法

飲料水

安全と水はタダと言われる日本でも対策は必要。
台風の対策であれば備蓄用として、1人3リットルを目安に確保しておくと良いでしょう。
でもこれは、水道が全く出ない状態のことですので、普通なくてもいいのかもしれませんが少しだけでも準備することを検討してはいかがでしょうか。
台風以外にも地震などの災害があります。
日ごろから長期保存ができる水を災害用に備蓄しておくのもいいかもしれません。
世の中には12年保存可能な水も存在します。
12年も保存できる時点で、本当なら使いたくはない物ですが緊急用としてなら良いのではないでしょうか。

非常食

先ほども書いたように停電することもありえます。
備蓄するのであれば缶詰やレトルトを2日間分ぐらい確保しておくと安心かと思います。
ただ、今までの経験から電気の復旧は以外に早いですので、そんなに問題ないと思いますが地震などの災害では長期戦になることがあります。
日ごろから、災害用に備蓄しておくほうがいいのかもしれません。
災害の備蓄用であれば3日間を目安に準備します。
なぜ3日間なのか?
4日目あたりになると救援物資が届き始めると考えるからです。
私も、阪神淡路大震災のとき、食品を供給する会社に勤めていましたので、売り物にならない商品をかき集めて震災後の3日目には片道4時間ほどかけて救援物資を届けました。
その日、自宅に帰ってみると自分の家にも救援物資が届いていました。(なにをしているのやら)
ちなみに私の住居も半壊していました。
話は逸れましたが、台風では外出が出来ませんので買い物ができません。
台風が接近するときは、事前に買い溜めをしておいて台風の中の外出を極力減らすことがよさそうです。

土嚢(どのう)

土嚢といわれてもピンと来ない人もいるかと思います。
大雨による洪水を想定した場合、必須となります。
ハザードマップが役所で配布されていますので、自宅の位置が過去に洪水があった場所であれば土嚢は準備しておいたほうがいいです。
でも、普通の土嚢って土を入れていますので保管がとっても大変。
最近では、吸水ポリマーといった、水を吸う樹脂を利用した土嚢があります。
これであれば収納時の体積も小さく軽いので取り扱いが非常に楽です。

事前にやっておくべき事

台風では、大雨と強風が襲ってきます。
もっとも被害が広範囲に及ぶのは強風。

吹き飛ばされる小物

家の周辺、ベランダや駐車場などに風で飛びそうな物は対策しておく必要があります。
屋内へ入れられるものは屋内に収納します。
屋内に入れたくないものや、入れれないものは風で飛ばされないように固定します。
台風の風は瞬間的に大きな風速が襲ってきますので、まるで物を蹴り飛ばしたように飛んで行きます。
ですから、油断しそうになりますが、しっかりと備えてください。
昔、ボロアパートに住んでいたころ、アパートのアンテナが折れて駐車場の車のボンネットに刺さったのを見たことがあります。

雨どいと雨戸

雨どいには、落ち葉が溜まって詰まっていることが多いです。
雨どいがあることにより、住宅の寿命がながくなっていることをご存知でしょうか。
もしも、雨どいが無ければ、雨水が軒先・軒裏や外壁にまわって建物が腐食します。
普段の小雨なら、気にしなくても良いかもしれませんが、台風時の大雨なら雨どいのメンテナンスは必ず行うべきです。
雨戸にガタツキはありませんか?
雨戸が風で飛ばされても大変ですし、雨戸が無くなれば、風の流れで、住居の中に雨が進入することもあります。
必ず、雨戸をチェックして、ガタツキがあるようであれば、必要に応じて補強しておくことが望ましいです。

台風がやってきたら

ちょっと田んぼの様子を見てくる

これ、ギャグではありません。
毎年、これで何人も亡くなっています。
農業に従事している人々にとっては、己の命を捨ててでも確認したくなるようです。
農家にとっては、田畑は大切な収入源。
そりゃ、気になると思いますが、台風中はなにもできません。
なにかするのであれば、台風が来る前に行いましょう。
それでも、どうしても気になる場合は、絶対に一人では行かないこと。
でも、年寄りが複数で行っても危険ですので、若い者を連れて行きましょう。

関連記事:「風速25m以上の暴風域」ってどんな感じ?


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