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エアコンに頼らず、家を涼しくする方法 暑い家編


この記事は、夏にエアコンに頼らず涼しく過ごすための方法を記事にしたものです。

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クーラーの効きがわるい家

えっ!この記事はエアコンに頼らないのではないですか?
と思った人もいると思いますのでフォローしておきます。
エアコンに頼らないのが趣旨ですが、エアコンを使用するしないにかかわらず実践するほうが良い内容となっています。
クーラーを付けていても、クーラーが効かない家に対しても有効と考えていますので参考にしていただければと思っています。

近所の家にお邪魔

気を使ってくれてクーラーの設定温度を25度にしてくれていますが全然冷えません。
普通なら、寒くなるような温度設定ですが全然冷えていませんでした。
クーラーの容量が小さいのかなぁっと思って確認すると4.0kWありました。
多少広いリビングだとしても十分に容量は足りていました。
でも…さほど冷えない・・・?
もしかしてガスでも抜けてるのかとも思いましたが違いました。

クーラーの効きがわるい原因

なぜクーラーが冷えないのか探してみることにしました。
南に面した大きな窓には遮光カーテンが閉められていました。
近所だったので自宅に戻り放射温度計を持参してきました。
それで、室内の遮光カーテンの温度を測定して見ました。

遮光カーテンの温度は40度に達していました。
この結果に家の人は安心していました。
「そうなの?じゃぁカーテンを閉めていて正解ですね!」
といいながら満足そうでした。
この家のクーラーが冷えないのは、この遮光カーテンからの輻射熱であることを言いたかったが、とても言える雰囲気ではなかったため言いそびれてしまいました。
少しカーテンを開けさせてもらうと、さらに暑い熱が押し寄せてきました。
今度は、さらに強い温度に加えて日差しまで室内に直接入ってきています。
すぐ隣には別の住宅があり、その家の屋根の温度を測定すると70度になっていました。
このシリーズ記事でお伝えしているように、この家の熱源は隣の屋根からの輻射熱によることが一番大きな原因だと推測しました。
他にも駐車場の車や南側のアスファルト道路からの輻射熱が大きいと思われます。
外の気温は35度で室内の気温は28度でした。
この数字だけを差し引きすると温度差は7度です。
ならば、空調の負荷としては7度と思うかもしれませんが違います。
空調負荷計算を考え方は「建物の表面温度 = 外気温度」と考えるべきなんです。
隣の家の屋根の温度が70度というなら、この家の屋根の温度もほぼ同じだと考えられます。
この場合、室温との差は42度となります。
そして、壁の温度を測定しましたが55度ありました。
この場合、室温との差は27度となります。
実際には、外気との温度差は4倍~6倍もあることになります。
このままでは、いくら室内の遮光カーテンを閉めたところで熱源がカーテンに移動しているだけ。
そうなればクーラーの効きも相当悪いままだと思ったので勇気を振り絞って伝えました。
家の外のモノからたくさんの輻射熱をもらっていることを伝えました。
それを室内で止めても、ほとんど効果がないことを伝えました。
すると、意外にも快く話を聞いてくれて解決する方法を知っているなら教えてほしいとお願いされました。
早速、ホームセンターであるものを買ってきました。
それは・・・

エアコンに頼らず、家を涼しくする方法 つづき ←リンク貼っています。


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