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エアコンに頼らず、家を涼しくする方法 輻射熱退治編


この記事は、夏にエアコンに頼らず涼しく過ごすための方法を記事にしたものです。

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熱を遠ざける

夏を涼しく過ごすためには家の外からの輻射熱対策をする必要があります。
この家の南側には人が簡単に出入りできるくらいの大きな窓があります。
窓からは、直射日光が入らないように日差しを遮るような庇(ひさし)が付いていました。
しかし、南側に面した駐車場には日差しが当たっています。
駐車場の地面の温度を測定してみると50度もありました。
さらに、車の表面温度を測定してみると65度もありました。
それに加えて隣の屋根の温度が70度あり、隣の屋根は低い位置にありますので、これらの輻射熱を対策しないといけません。
今までは、室内のカーテンで遮熱していました。
しかし、カーテンが暖められて今度はカーテンが輻射熱の熱源になっていました。
熱源は遠ざけたほうが良いので遮熱するのは外が望ましいと考えます。
てっとり早く対策する方法としては「すだれ」が良いと判断し、すぐに「すだれ」を買いに行きました。

すだれを設置

すだれで日陰にする(遮熱したい)ところは、隣の家の屋根 南側の窓に面した駐車場の地面です。
ですから、イラストのようにすだれを設置しました。

すだれの効果

4日後、すだれを設置した家の主人に効果を伺いました。
効果はすごくあってエアコンの設定温度が2度もあげられたそうです。
つまり、おおよそ2度ほど室内の温度が下がったようだと話していました。
私も家の中に入れていただきましたがまだ暑いです。
前がひどかっただけで一般的には暑いと感じる状況には変わりませんでした。
放射温度計ですだれの表面温度を測定すると38度ありました。
このすだれに、散水ホースにより水をかけたところ28度まですだれの温度がさがりました。
結局、水が乾くまでのすだれの表面温度は28度を保っていました。
すだれを水に濡らしてからは、さらに室内温度が下がりました。
その家の主人も言っていましたが「そんなにずっと、すだれに水なんてかけてられないよ」って。
確かにそうです。

すだれに水の膜

すだれに水の膜があれば、非常に家の中が涼しくなることがわかりました。
実はこれ、そんなに手間でもないし難しくもないのです。
このシリーズの記事をこれまで読まれている人なら、ピンときた人もいるのではないでしょうか?

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