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    Categories: メモ

本の紹介「『空腹』こそ最強のクスリ」


この本を読めば、健康になる知恵をつけることができるかもしれません。
毎日3食きっちりと食べるなんて当たり前のことが実は間違っていたって内容です。
それが原因で日本人は肥満で糖尿病の人が溢れかえっているそうです。

1日3食が危険な理由

糖質の取りすぎ
・食べ過ぎ
特に糖質の問題が大きかったんですね。
成人が1日に必要とする糖質は約170g
茶碗一杯のご飯に含まれる糖質は約50g
1日にお茶碗3杯のご飯を食べただけで、ほぼ1日に必要な糖質を摂取できてしまうのです。
それに加えて、おかずやデザートを食べれば糖質の量は簡単にオーバーしています。

糖質の参考
コロッケ・・・・・約15g
ラーメン・・・・・約70g
ポテトチップス・・約30g

一般的な日本人の今の食生活では1日に約300gぐらいの糖質を摂取してしまうと言われています。

白米は糖質の塊

糖質の観点で見ると、白米は体に悪いものになります。
なぜ私たちの身の周りの食べ物には、たっぷりと糖質が入っているのでしょうか?
糖は「中毒」になりやすい特徴があります。
参考記事:白砂糖の危険性について
人間の脳は、甘いものを食べた時に「ドーパミン」や「エンドルフィン」が出て、一瞬だけ幸せを感じるように出来ています。
なので人間は、糖分が大好きでついつい食べ過ぎてしまうわけ。
商売の観点から中毒にさせてしまえば何度も食べてもらえるから儲かるしくみなんです。
だから食品にはどんどん砂糖が使われていたりします。
その結果、糖質を取りすぎてしまい、今では糖尿病予備軍の日本人は1000万人以上いると言われています。
しかも、その数は年々増加傾向だとか。
日本人の6人に1人が糖尿病の可能性があるらしい。

お腹いっぱいになると眠くなる

ご飯を食べた後に眠くなったりしませんか?
それは血糖値スパイクと言って、血糖値が乱高下するからなんです。

血糖値スパイクとは、糖質を急激に摂取することで血糖値が急激に上昇し、その後急激に下がること。

普通に毎日3食食べていれば不健康になるというのは当然のことだったんです。
子供なら運動量が多く、代謝も早いので問題なくても成人したら1日3食では多すぎるみたい。
ちなみに、江戸時代までは武士や大工などの肉体労働者以外は1日2食が一般的でした。
繰り返しますが、糖質は取れば取るほどもっと欲しくなるように出来ています。
食後のデザートが欲しくなるのがその証拠。

食べ過ぎた後は疲れる

無意識に食べると、食べ過ぎて内蔵が疲れてしまいます。
胃腸や肝臓は、私たちが食べたものを何時間もかけて消化するがその量が多ければ多いほど内蔵は休みなくフル回転で働き続けなければならない。

消化時間
果物・・・40分
野菜・・・2時間
ご飯・・・8時間
お肉・・・20時間

食べた後に疲れる人は胃腸や肝臓が疲れを発しているサインですので注意してください。

何も食べない時間を作る

週に1度くらいは空腹の時間を作って内臓をしっかり休ませる必要があります。
本には16時間空けるのが最適と書かれている。
食べる物にもよりますが基本的に、物を食べてから10時間経つと糖がなくなり、次に脂肪が分解されてエネルギーとして使われるようになります。
16時間を超えると体に備わっている「オートファジー」という仕組みが働くようになる。

オートファジーとは、細胞内の古くなったり壊れてたりした細胞を新しく作り替える最高の自己回復機能

このオートファジーは、空腹の時に活発化すると言われているもので病気を遠ざけて老化の進行を食い止めることができるもの。
飢餓状態になった時に、少しでも長く生き延びる方法なんだと言われています。
参考記事:オートファジーとは
アンチエイジングをやっている人が1日1食なのはそういう理由です。

アンチエイジングとは、「抗加齢」「抗老化」を意味します。

つまり、空腹の時間が長ければ長いほど健康的で若々しくいられるらしい!
芸能人の「GACKT」「タモリ」「福山雅治」は1日1食だそうですね。
他にも空腹の時間を長くすることによって体重や体脂肪の減少、糖尿病、癌、心筋梗塞、狭心症、アルツハイマー、パーキンソン病などの予防にも効果があることが医学的にも明らかになっていると本には書かれています。
実際に本の著者は40歳の時に舌癌(ぜつがん)にかかり、それを手術で治したあと様々な論文や書籍を読み漁って、空腹が最高の健康法であることに気づいたそうです。

人間は満腹になるのに慣れていない

そもそも人間は、空腹で何日も狩りをし続けるのに適した体をしています。
こんなに食べ物が溢れている状況を予測して作られていなかったんです。
とは言え、16時間も食事を空けるのは難しいように思えますが実は簡単です。
21時に夕飯をとって、次の日の朝食を抜き、13時に昼食を食べれば16時間になります。
そもそも、その内8時間は眠っているわけだし、意外と普通にできます。
朝食べたくない日は無理に食べる必要はないってこと。
これ、毎日でなくても大丈夫で、週に1回でも16時間何も食べない時間を作ることで効果があると書かれています。
どうしても我慢できない時は、ナッツ、野菜ジュース、プロテイン、チーズ、ヨーグルトは食べても良いそうです。
ポイントはパン、肉、ご飯、麺などの食べ物の塊を食べない事。
食事量を減らせばちゃんと体や胃腸がその食事量に慣れていきます。

注意点

糖質を極端に制限してしまうと筋肉量が減ってしまうことがあります。
筋肉量が減ると、冬に体が寒くて仕方なくなるかもしれません。
始めてみようと思った人は、1日2食から始めるのが良いでしょう。
無理なく続ける事が大切です。
参考記事:1日1回、君は何を始める?何かを続けてみる方法
お勧めは朝食を抜きにして、昼食をプロテインだけで済ませてはいかがでしょうか。
そして、筋トレや散歩を忘れない事です。
プロテインは良いですよ!糖質も含まれていなくて、最近のプロテインは美味しいから。
プロテインは、たんぱく質が豊富だから体が温まるし空腹になっても筋肉が減らないのが良いです。
お勧めのプロテインは腹持ちの良いソイプロテインです。

 

まとめると

・1日3食では糖質のとりすぎで不健康になる。
・食事を16時間空ければオートファジーによって健康体になる。
・プロテインや野菜ジュース、ナッツは食べても良い。
・週に1回やるだけでも効果がある。
・食事を極端に減らすと筋肉量が減るので、昼と夜は自由に食べること。
1日1食でも2食でもいいけど、自分に合った方法で実践する事。
ビジネスマンなら昼から眠くて効率が下がらないように、お昼はプロテインが良いのかもしれません。

 


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