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エアコンに頼らず、家を涼しくする方法 風編


この記事は、夏にエアコンに頼らず涼しく過ごすための方法を記事にしたものです。

第一回から読まれる方は、こちらをクリックしてください。 ←リンク貼っています。

涼しさの原理を考える

「涼しい」とは、なにかを理解するためには体感してみるのが一番わかりやすいです。
前回の記事では熱がすばやく移動することが涼しさに大きく関係していることがわかりました。
どういうことが熱の移動を左右するのかを実験で確認していきたいと思います。

輻射熱確認実験

輻射熱を感じてみる実験です。
輻射熱とは、電磁波の一種で熱線として熱が伝わる現象です。
方法はいたって簡単。
手のひらを合わせて激しくこすってみてください。
すると手のひらが暖まってきます。
その温まった手のひらを直接耳に触れないようにして手で覆います。
どうでしょう、手のひらからじわじわと暖かいものを感じるはずです。
これが輻射熱を体感したことになります。

身近にある輻射熱

パネルヒーターや遠赤外線ヒーターが近くにあると暖かく感じるのは輻射熱の効果。
冬ならいいのですが、暑い夏を涼しくすごすためには輻射熱を減らす必要がありそうです。

お茶を冷ます実験

暑い日に、大変申し訳なかったのですが善ちゃんに80度ぐらいのお茶を出しました。
そのままだったら絶対に拒否するので100グラム1000円以上もする極上のお茶を提供してあげました。
今回は、熱いお茶を出す必要があったので玉露ではありません。

値段を聞けば一口は飲むと確信していたので、この手でいきました。

瀧 :「善ちゃん、お茶いる?」

善:「俺はコーラがほしいわ」

瀧 :「コーラないからお茶でいいか?」

善:「じゃ買ってくるわ」

瀧 :「でも、すっごい高級茶があるよ!」

善:「貴重なん?」

瀧 :「もう一生飲めないかもよ」

善:「じゃぁ少し飲みたい。」

早速、熱いお茶を手にとってくれました。

飲もうとすると、湯気が立ち込めてきて・・・・

顔に湯気が当たり、このお茶が熱いと感じたことでしょう。
すると・・・・

「ふぅーっ!」っと息を吹いて湯気を吹き飛ばし始めました。
そうなんです、私たちはお茶を冷ますために息を吹きかければ早く冷めることを経験的に知っているのです。
これは、お茶の表面にある暖かい空気を移動させ冷たい空気と入れ替えているのです。

善:「このお茶うまいわ、お代わりある?」

瀧 :「ないねんなぁ~」

自分のカラダを熱いお茶と置き換えてみます

熱いカラダを冷ますのに、うちわで扇ぐと涼しく感じるのはこの原理と同じ。
カラダ表面の36度に近くなった空気を移動させ熱を移動させているのです。
今回の実験から、わかった内容は熱の移動を左右する次の要素は「風」です。
風でお茶が冷めるように、風が熱の移動を促進するため涼しく感じることが出来るというわけ。
次の記事ではありませんが、このシリーズの中で家の中を風が流れるようにするためのコツもありますので、ぜひ読み進めてほしいと思います。

エアコンに頼らず、家を涼しくする方法 つづき ←リンク貼っています。


葉隠 瀧: このサイトを管理しているのが葉隠 瀧です。