
アルミホイールを駐車場などのブロックでガリガリ擦ってしまうことがあります。
そんな時、アルミホイールはガリガリに傷がつき、一見修復が不可能なようにも見えます。
通用:ガリ傷
意外に知られていませんが、アルミは錆び(腐食し)ます。
アルミホイールに傷がない状態だと、表面が加工されているので腐食することはないのですが、ガリガリに彫られたような傷が付いた場合は、無保護になりますから傷の部分は腐食します。
鉄のようにすぐには腐食しないものの、それでも長い期間放置するとアルミでも腐食してきます。
クルマのアルミホイールが傷ついてしまったら、放置せず修理することをお勧めします。
業者に依頼した場合、5千円~3万円ぐらいの費用が発生します。
ご自分で修理を行えば、5千円を超えることはまずありません。
安く材料を揃えることができれば、2千円ぐらいでも修理できるでしょう。
大きく変形している場合や、破損の具合が激しい場合は、業者と相談したほうが良いですが、そうでなければご自身で挑戦してみてはいかがでしょうか。
修理環境
雨の日や曇りで湿気が多い日の修理は止めましょう。
出来なくはありませんが仕上がりが悪くなるので、慣れていないなら避けるべきです。
気温は10~30℃の範囲で作業を行ってください。
準備材料
・アルミ用の金属パテ
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・ホイール ガリキズ貼るだけシート
傷が浅い場合、パテを使う必要はなく、この補修シートだけでも十分。
・耐水ペーパー
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・ペイント
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・マスキングテープ
・脱脂剤
エタノールなどのアルコールでも代用できます。
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アルミホイールの修理手順
1.水洗いで汚れを落とす
クルマを洗車するときのように、シャンプーとブラシを使ってアルミホイールをゴシゴシ洗います。
この時、傷の中にある汚れを取ることがポイントになります。意識してブラシで擦ってください。
2.マスキングテープを貼る
ホイール以外のところにマスキングテープを貼るのですが、ギリギリまで丁寧に貼る必要があります。
マスキングテープの貼り方で、出来上がりの見栄えが大きく変わりますので慎重に貼ってください。
3.耐水ペーパーで研磨
マスキングテープを貼った後は、耐水ペーパーで、傷の部分とその周辺を研磨していきます。
傷の深さにより、耐水ペーパーの番手は変わりますが、傷が深い場合は数字の小さいものを選択します。
4.脱脂剤で油分を拭き取る
アルコールなどの脱脂剤を使って、傷に付着した油分を拭き取ります。
脱脂を行わないと、アルミパテがうまく密着せず、剥がれる可能性があります!
5.アルミパテを塗る
アルミパテは、主剤と硬化剤とて区別されています。
使用する量だけを混ぜ合わせ、ヘラで擦るように塗っていきます。
塗り始めは、傷の中にパテを入れ込むように、強く擦ります。
最終的には、アルミパテが盛り上がるまで多めに塗っていきます。
傷が深い場合は、適度に乾燥させながら盛り上がるまで塗りましょう。
6.乾燥させる
温度により違いますが、1,2時間程度で、およそ硬くなり、12時間で完全硬化が目安になります。
慎重にするなら作業はここで止めて、次の日に再開してもいいです。
※傷がそれほど深くない場合は、アルミパテではなく、補修シートを使って傷を覆っても大丈夫。
7.再び耐水ペーパーで研磨
少しパテを盛り上げているので、デザインを整えながら、擦っていきます。
その後は、番手を少し大きい数字に変更し、ペイントするための下地処理として再び耐水ペーパーで研磨します。
この時の研磨は、ペイントの下地処理ですから、ペイントする範囲を研磨します。
8.アルミホイールをペイント
最後にペイントをして修理完了となりますが、場合によっては修理箇所と他の部分で色みに違いがでることもあります。
ホイールのような小さな範囲だったら、ホイール全体をペイントしても良いかと思います。
さいごに
今回の記事は、クルマのアルミホイールが、自分でも修理できるってことを知っていただくために執筆しました。
ですから、無理に自分で修理を行う必要はありませんが、放置していると腐食して、本当に危険な状態になりますので、ご自分の車のホイールをご確認ください。
完璧な見栄えを気にしないのであれば、ご自身で修理しても、なんら問題ありません。










