多くの方が1度は経験があるのかもしれません。
私も実際にあるのですが、結構イヤな思いをした記憶があります。
初めての職質は10歳の時で、殺人事件の取り調べのようでした。
先日も、普通に歩いているだけで職質されて…
デキない警察官ほど高飛車な態度をとるから、普段温和な私でも腹が立ちました。
その時も注意しましたが、警察官はため口が多くてイラッっとします。
忙しく急いでいたとしても、しつこくて結局パトカーにまで載せられました。
職務質問は任意
自分が職務質問された時も思いましたが「職務質問は任意では?」ってこと。
任意とは、その人の意思に任せること。
そうするか否か、どれにするかが、勝手に選べること。
つまり拒否したければ拒否出来るってこと。
でも、この職務質問って『任意』なのは法律的にも確かなのですが断れないんです!
職務質問は警職法で認められている
職務質問が任意なのに断れないのは、警察側にも『警察官職務執行法(警職法)2条1項』というのがあります。
警察官は異常な挙動や周囲の事情から合理的に判断して、何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者、又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者を停止させて質問することができる。
つまり、警察は職務質問を執行することが法律で認められているんです。
強制的な捜査や差し押さえとかになると、裁判官から『令状』を発行してもらう必要があるんですが、職務質問は『令状』が不要ってことなんです。
曖昧な文言
『異常な挙動』など、法律には曖昧な文言があり、怪しい行動をしていなくても警察は「異常な挙動してた!」と言えば、職務質問を執行できてしまうんです。
それら前提として、『任意』であっても職務質問をしようとします。
そして、断り続けたり逃げようとすれば、異常な挙動と判断されてしまうんです。
普通は、その場で羽交い絞めまでされないはずですが、デキない警察官ならされるかもしれません。
でも、肩を押さえるとか、追いかけるとかは許されているわけです。
だから結局、職務質問には答えた方が早くて楽ってことになります…
時間に余裕があって、やましいことがなければ素直に応じたほうが無駄な時間を使わずに済みそう。
職務質問から逃げる方法
と言いながら、職務質問から逃げる方法もあったりします。
それは、警察官が入れない所に逃げること。
例えば「自宅」
警察官は、令状がない限り家の中には入れません。
なぜなら『不法侵入』になるからでしたね。
他には「駅の改札」や「お店」も同じで、警察官の入れない場所に逃げ込むことが出来れば職務質問から逃げられることはできます。
さいごに
これは私の主観ですが、警察官でも8割ぐらいは”まともな人”がいます。
やましいことがないなら『任意』に拘らずに、逃げずに素直に応じた方がいいと思います。
デキない警察官ではない限り、職務質問が終わったら「ご協力ありがとうございました」と感謝の言葉を言われ、普通に気持ちよく終われることも多いと思います。
ちなみに、よくジョギング中に職務質問される人が多いらしいので、個人的には夜のジョギングは辞めた方がいいと思います…
ていうか辞めて欲しい…
男の私でも、人気のない夜に後ろから走ってこられたら恐怖を感じます!