車検切れに注意
車やバイクの車検って、多くの車では2年毎になるのですが意外に忘れることがあるようです。
いつも業者で車検を受けてもらっているユーザーなら、業者からの案内があったりするので忘れにくいのですが、自分で車検を行う場合は、完全に自分自身で管理しておく必要があります。
先日も自社の職人が車を運転中に後ろから追突される事故がありました。
警察官の指示に従い車検証を提出すると・・・
「あと2日で検査が切れるようですがご存知ですか?」なんて言われたそうな。
完全に忘れていたようで、検査切れ前の事故で本当に助かりました。
その話を聞いたとき、どうやったら忘れるのだろうって不思議でしたが自分の車を確認してみると・・・
平成28年(今は平成30年)の自動車検査証(車検証)がダッシュボードからみつかりました。
車検を受けると…古い車検証は必ず回収されるはずなので車検切れになっているのは確定です。しかも約2年近くも!
他の確認方法としては自動車納税通知書を見ることです。
これは1年に1回は必ず届く書類で、車検有効期限が記載されているのできちんと見ていれば気が付くことができます。
これから自分で車検を受けようと思っている人はぜひ覚えておいてください。
継続検査
車検には「継続検査」以外に「新規検査」というのがあります。
車検切れの車を検査する場合「新規検査」になるような感じがしますが、それでも「継続検査」になります。
「新規検査」は、ナンバープレートがない車の検査となるので、ナンバープレートを返納していないかぎり「新規検査」にはなりません。
仮ナンバーの交付
車検が切れている自動車はそのままでは運転することができません。
車を陸送する方法もありますが少々大げさな話。
自走できる車なら仮ナンバーを交付して、その車を運転して陸運局にいくことになります。
仮ナンバーの交付はとても簡単で、自賠責保険の加入さえしていれば市区町村役場などで手続きするだけです。
役所では750円の手数料が発生し、期間は5日間です。
ナンバーの返納は24時間可能です。
自賠責保険の期間は25ヶ月加入しておきましょう。
その日に検査を受ける場合で、順調に検査に合格するなら24ヶ月でも大丈夫なのですが、万が一その日で検査が終了しなければ、自賠責保険を追加で加入しなければいけません。
連続で加入した場合なら約1000円の追加で済みますが、改めて1ヶ月だけ加入するとなると約6000円支払う必要があります。
気をつけなければいけないのは「走行する道路を管轄する市区町村役場など」で申請する必要があること。
手間はかかりますが、手数料も安いので車検切れの車を運転しないようにしたほうが良いです。
ちなみに車検の切れた車で公道を走行すると「無車検車運行」となり刑事処罰の対象となります。
検挙された場合6点の減点と30日の免停6ヶ月以下の懲役または30万以下の罰金刑が適用されます。(2018.10.25時点)
さいごに
当社でも車検の代行を行っています。
地域は限定していますが、税込み1万円で車検を代行しますので、お気軽にお問合せください。