私のペットを紹介します。
私は常々ペットを飼うことに憧れていました。
”無邪気にまとわりつく子犬”や”ねこパンチを繰り出すかわいらしい子猫”・・・そうペットは私の中で憧れの存在でした。
はじめてのペット
その憧れは意外な形で現実となりました。
私が飼うことになったペット、それは”金魚”。
金魚との出会いは単純で、近所の納涼祭で金魚すくいがあり、祭りが終了したときにあまっている金魚たちは、川に流すと聞きました。
野生ではない金魚達を川に流すことは、ほとんど殺すことに近いことにも思えるし、なによりも生態系を崩す可能性もあります。
私は、飼える準備も出来ていない状況でしたが、なんとか出来ないか考えました。
準備不足
なんの準備も出来ていない・・・
ふと子どこの頃の悪夢を思い出した。
金魚すくいで持ち帰った金魚が次の朝、全部死んでいる…
そんな悲惨な光景を…。
少年の心に衝撃をあたえたあの光景…。
無知な少年の私には、まったく予想していなかったことで、当時大変ショックを受けたのを今でも覚えています。
どうにかしないと・・・
とりあえず庭にあった水瓶に雨水やらをかき集めた。
※水道水ではカルキがあるので死ぬかもって思ったから。
夜店でも、カルキ抜きとかぶくぶくポンプを売ってて欲しいなぁって思います。
ぶくぶくポンプも無かったので、出来るだけたくさんの水を用意しました。
※水の量と残留酸素量は比例するから
参考記事:ぶくぶくポンプの作り方
次の問題はえさ
とにかく何かあげないとと思い、図鑑を見てみると・・・
”ミジンコやらイトミミズなど生きたえさを食べる”と書いてあった。
当然、そんなものはあるわけありません。
すでに夜だったので、お店も閉まっています。
代用品を家中さがしていたところ、サッポロポテトを見つけたました。
「これを餌にしてみよう!」と考えました。
なぜかと言うと、サッポロポテトはおいしいから。
私がおいしいと思うのだから金魚もおいしいと思うに決まっていると思ったから。
(だってね、犬とか猫のエサだって、人間が味見してるんでしょ?)
ところが大方の予想に反して、まったく見向きもしない。
それどころか、水面に油が浮いて事態は悪化した。
このやらかし現場を誰かに見られたら、避難されるのは間違いない。
すぐに、水面の油をクッキングシートでこそっと取り出した。
次に、私は考えた。
今度はコンビーフを与えることにした。
※だって、イトミミズみたいに見えるから。
しかし、金魚は賢かった
コンビーフは生きていないとわかったらしく、金魚は一口も食べようとしなかったのです。
※もっとも、コンビーフが生きていたら、私の方がショック死することになるのですが。
暗くなった夜に、庭でこんなことを一人で格闘していたんです。
そして、その夜私は、金魚にパフパフされる夢をみた。
飼育の話
なお、金魚はすごく糞をたくさんする。
それも半端な量ではない。
そして、糞は砂利の中に溜まるので下記の商品をお勧めます。
当初、必死に砂利をかき混ぜながら水替えをしていたけど、あることに気が付いたのです。
糞と同時に、バイ菌まで舞いあげることになり、高確率できんぎょさんが病気になるらしいってことがわかりました。
私は以前から友人に進められていた”プロホース”(下図)について疑いのまなざし(-_-)状態でしたが、藁をも掴む思いで、購入してみた。
私は感動し、友人にこう言った。「なんでもっと早く教えてくれへんかったんやー」
いざ使ってみると、ゲェーを吐きそうになるぐらいの糞が、辺りの水を汚さず出ていくではないか!
「俺、ずっとこれいいよって言ってたやん!」
そうです、2,3年前ぐらいからずっと、友人からお薦めされていたが、私が信用しなかったのだ。
”ごめんなー疑ってて”
水槽の高さによって適切なサイズを選ぶ必要があるのでよく考える必要があります。
間違っても、大は小を兼ねると判断で、なんでもかんでも”L”を買うのは駄目です。
なぜなら、高さが高くなると吸い上げるのに苦労するから。
実際に私も”S”と”M”を兼用しています。
※決して、大は小を兼ねると考えてはじめに”M”を買ってから使えない水槽があることに気が付いて、後から”S”を購入したってことを想像しないで!
これの前のバージョンの”プロホース2”なるものがあるがお勧めしない。(価格もほどんど変わらない)
この”プロホース2”は使うのにコツがあり、最悪は使えないなんてこともあるのでこれを買うメリットはなにひとつない。