方法、手法

分厚い書類の束をホッチキスでとめる方法

分厚い書類の束をホッチキスでとめる方法

分厚い書類の束

たまに遭遇する分厚い書類の束。
ホッチキスでこの分厚い書類の束をとめようとすると・・・
うまく通らず針が曲がってしまって失敗します。
なんともいえないあのイライラ。
みなさんはこんな時どうしてますか?
これ、ある方法を使えば一撃でとめることができます。
でも、ホッチキスの針の長さが足りないほど分厚いものは物理的に無理ですよ。
ちなみに、ホッチキスの正式名称は「ステープラー」で、針の正式名称は「ステープル」といいます。
そして「ステープル」を最後に折り曲げるあの凹んだ部分を「クリンチャー」といいます。

ある方法とは

ホッチキスで紙の束を止める工程は2つ。
1.針を紙に貫通させる。
2.貫通後の針を折り曲げる
分厚い書類の束を針が貫通するのが困難な状況に、加えて折り曲げも同時に行うのは針にとってとってはかなりの負荷だったんです。
ある程度の厚みまでなら問題なくても、分厚い書類の束なら折り曲げる工程をなくしてあげれば針はすんなり貫通します。

その方法は・・・

お刺身やお惣菜などで使われている発泡スチロールのトレーを使います。

これを5cmぐらいの正方形に切って書類の下に合わせて一緒に「パチン」と留めます。
イラストで説明すると、こんな感じ。
赤い矢印の方向からホッチキスをとめる。
トレーを下側に重ねて「パチン」とする。

すると針は折れることなく、すんなり通ります。
後はトレーを外すと、針は真っ直ぐ飛び出したままだから、ホッチキスの後ろについているこの部分で針を折れば完成。

この発泡スチロールの欠片を持っているだけで、あのイライラが解消されますので是非お試しください。

紙をリサイクルする場合


ホッチキスの針は、とらなくてもよいって知ってましたか?
今一度、針のパッケージ裏に書かれている文字を読んでいただければわかります。

ホッチキス針は古紙の再生紙工程で支障ありません

ね、ちゃんと書いてあるでしょ?
実は、再生紙へとリサイクルするための工程でホッチキスの針に限らず異物はすべて取り除くようになっています。
だから、ホッチキスの針が付いたまま古紙としてリサイクルに出してもなんら問題ありません。
会社なら、こんなことに工数を使っている場合ではありまえせんので注意してください。


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