嘘を見抜くために、嘘発見器なんて必要ありません。
人は、どんな時に嘘をつくのか?
これから嘘つきの特徴を紹介します。
この特徴を見れば、すぐに嘘かどうかわかります。
接続語(つなぎ言葉)に変化が出る
私はあまり言いませんが、多くの人は会話のなかで「えっとー」とか「あー」などの接続語を使っています。
私は、自己啓発でJAL研修を受けたことがありますが、その時の教官から「接続語はみっともないから、私の研修中では接続語を使用することは許しません!」と言われたことがあります。
それ以来、接続語はほとんど使用しなくなりました。
この接続語のポイントですが、非常にわかりやすいので、ぜひ覚えておいてください。
嘘をつき始めた人は、その会話の中で「接続語」の数に変化が表れます。
普段、接続語を使っている人が、極端に使わなくなったとき。
その逆で、普段から接続語をあまり使わない人が、接続語を多用し始めたときは注目するべきポイントです。
この記事を読んでいたとしても、嘘をつく人はこの特徴を隠せる人は少ないです。
何か言いかけて辞める
何かを言いかけて辞めるのは、その人があなたに言いたくないことを言おうとしたときです。
で、途中で思うのです。
「やばい、これを言ったら、面倒なことになる。」
でも、時すでに遅し!
すでに言葉に出して言いかけています。
この後の展開は、急に話の方向を変えようとするのがパターンです。
気まずい事を問われたら、まるでテレビのチャンネルを変えるかのように、強引に話題を変えようとします。
この特徴も非常にわかりやすいポイントです。
このパターンが嘘をつく特徴だと知れば、話題を元に引き戻すようにしましょう。
「絶対」と断言
「絶対」という言葉を聞いたときには、とにかく怪しいと思ったほうがいいです。
例えば、こんな質問をするとどう言うでしょうか?
「昨日、会社の帰り道で女子高生にいたずらした?」
「超ドブスをストーカーしているらしいね?」
「この前、上司の暗殺計画をしたってほんと?」
これらが、まったく事実と異なるならば、この質問をされた人は「絶対ない」と答えるでしょうか。
人は、本当に違うときほど賢者モードになり、冷静な返事をするものです。
声が大きくなり、興奮した状態で、「絶対ない」なんて言うのは、嘘付きの特徴です。
こういうときは、断言すればするほど、かえって怪しまれるものです。
今井絵理子議員もそうです、「一線は越えていない」って言いきりましたが、「一線ってなんですか?」って聞けばよかったと思います。
これほどわかりやすい嘘はめずらしいですが、極端に断言するときほど怪しいことを知っておいてください。
ジェスチャーより先に言葉
ジェスチャーはご存知だと思いますが、正直に答えようとするときは、言葉はすこし遅れて出てくるのが自然といえます。
例えば、会話の中で同意するときに「そうですね」と返事してから、うなずいてみるとわかりますが、かなり嘘っぽくなります。
本当に同意しているなら、言葉よりもうなずくほうが先になるのが自然な行動です。
これと同じで、正直な気持ちのときほど、ジェスチャーが言葉よりも先に出るものです。
このことは、すでに研究者によって証明されています。
嘘つきの返事は、「うっうん」と言ってから、うなずきますから見ていてとてもおもしろいですよ。
もうひとつ例をあげると、無い事を知っておきながら「どこにあるの?」と聞かれて、「テレビの下にあったと思うよ」と言い、「どのあたり?」とさらに聞かれてはじめて指を差すような行動がそれになります。
本当にあることを知っているなら、自分が先に取りに行くか、指差しが先に出るのが自然です。
回答まで別の言葉が長い
回答するまでに、ごちゃごちゃ余計な事ばかり話をする。
質問に答えるときにすることは1つしかありません。
それは、質問に答えること。
でも、嘘を付くときや嘘をごまかそうする場合、言い訳を考えるまでに時間稼ぎをする。
質問してから、否定や肯定をするまでの間に、いくつも文章がはさまれるようであれば、これは嘘をついているとかんがえて間違いなさそうです。
その確率は 85%と研究結果も出ています。
もしも、質問してから回答するまでに、3文以上の文章があればほぼ嘘だと考えてよさそうです。
YES or NO で答える質問に即答しない。
イエスかノーの質問に「えーっと」とか「いやそのー」などの言葉を使い、なかなか回答しようとしない。
答えの変わりに、真実を見つけるための情報ばかり提供してくる。
例えば、恋人に「今日は仕事、どうだった?」と聞いたときに、「うーん、ちょっとつまらなかったかな」という返事が返ってきても不自然ではない。
しかし、「今日は残業したの?」などのイエスかノーの回答しかない質問に「えーっと」という答えが返ってくるのはおかしい。
相手はきっと、その質問を煙に巻こうとしている可能性が高い。
質問に答えたと思わせたいのだが、実際には答えていないから要注意。