私が好きなドレッシングに粒マスタードドレッシングというのがあります。
後ほどレシピも紹介しますが、この粒マスタードドレッシングにはキャベツの千切りが絶妙に合うんです。
今回は、粒マスタードドレッシングを作らなくても酢とキャベツだけ。
酢キャベツとは
キャベツを酢に漬けただけのもの。
酢とキャベツは、どちらもダイエットに効果的な食材で有名な材料。
酢のダイエット効果
酢酸
酢は口に入れると、とても酸っぱいのですが、それが酢酸です。
私たちが食べた糖質は、普段エネルギーに使われるのですが、糖質を摂り過ぎた場合、余った糖質は脂肪に変えて体に蓄積しようとします。
酢酸は、エネルギーを熱に変えるのを促進する効果があるのでエネルギーの消費量を高めます。
酢酸が脂肪の燃焼を促進する働きがあるので、脂肪の蓄積を抑える効果が期待できます。
ミツカン酢の記事:毎日約大さじ一杯のお酢
腸内環境の改善
通常、排便する時って胃腸に食べ物が入ってくるなど、何らかの刺激によって腸がニョキニョキと動いて働き、便意を感じて排便します。
つまり、排便する時には腸への刺激が必要なんですが、酢酸はすごく腸を刺激する効果があるため、お通じが良くなります。
お通じが良くなれば、腸内環境が整い、腸が綺麗になります。
すると、腸で吸収される栄養の吸収率が上がって、効率よくエネルギーを消費することができます。
つまり、酢酸によって腸を刺激するため腸を活性化させることが期待できます。
前回の記事にも書きましたが、腸内環境を整えると代謝があがります。
参考記事:重曹ダイエット
キャベツのダイエット効果
食物繊維
キャベツは食物繊維が豊富で、食物繊維は糖の吸収をバリアする効果があります。
これによって、糖の吸収を抑制する効果が期待できます。
つまり、脂肪の蓄積を抑えられるってこと。
腸内環境の改善
食物繊維は、固い便に水分を与える効果があるため、便を柔らかくする働きがあります。
そして、便のかさを増して腸内を刺激します。
つまり、お通じが良くなるので腸を活性化させることが期待できます。
酢キャベツの作り方
材料(1日分)
キャベツ:200g
酢:大さじ1~1.5
塩昆布 10g
※なくても良いのですが、塩をひとつまみでも塩昆布と代用可能
作り方
1.千切りしたキャベツをボウルかジプロックに入れる。
2.酢を混ぜる。
3.2.だけでも良いのですが、塩昆布を混ぜると急に美味しくなりますのでおススメします。
4.まんべんなくキャベツを混ぜて、キャベツがしんなりしたら完成
食べるのは食前
野菜は最初に食べましょうと聞いたことはありませんか?
酢酸も食物繊維も糖質を脂肪に変えるのを抑制します。
なので、糖質を摂取する前に酢キャベツを食べると効果的です。
作ってみればわかりますが、歯ごたえがありますので満腹中枢も刺激されるから少ない量でも満足感が得られます。
粒マスタードドレッシングの作り方
材料(1人分)
粒マスタード:大さじ1
酢:大さじ1
オリーブオイル:大さじ1
食用の重曹:ひとつまみ
※塩でも代用可能
オリゴ糖:小さじ1
※砂糖でも代用可能
材料の分量は、お好みで調整してください。
代用可能と書いた塩や砂糖を使うのが一般的です。
作り方
全ての材料を混ぜるだけです。
重曹を使用した場合は溶けにくいのでよく混ぜてください。
さいごに
酢キャベツの作り方には1日分を目安にレシピを掲載しましたが、欲張って酢キャベツを大量に食べようとは思わないことです。
酢を摂取し過ぎると食道に炎症が起こって逆流性食道炎になります。
キャベツの200gは結構な量です。
一回の食事で食べきらずに2回以上に分けることをおススメします。
あと、キャベツは千切りにしているものを買ってきてもいいのですが、自分で千切りすると節約になります。
ちなみにキャベツを千切りにするときは、中は洗う必要がありませんので、そのままスライスしましょう。