頻発する頭痛
普段、嫌になるくらい椅子に座ったまま仕事をしています。
ですから、重労働をしてないにもかかわらず腰痛を引き起こすことが頻繁にあります。
私の腰痛は軽度だから意外に我慢できるのですが、頭痛の場合は別。
肩こりはありませんが、体質でしょうか頭痛になることがよくあります。
先日、持っていた鎮痛剤がなくなったこともあり、かかりつけの病院へ行きました。
薬だけなら、市販でも「ロキソニンS」が売っているので問題ないのですが、腰痛も気になっていたので私はリハビリも兼ねて整形外科に行きました。
整形外科なら理学療法が受けられるところもあります。
※理学療法とはマンツーマンで体操の指導を行ってくれたりするもの。
私のかかりつけには、鍼灸やマッサージを行ってくれる先生も常駐しています。
理学療法は学習も出来るので、覚えて帰れば自宅で行うこともできます。
薬局で説明書を貰ってしまう
不覚でした。
ロキソニンはいつも貰っている薬だし、よく知っている薬なので説明書なんて絶対に要りませんでした。
これ、確か100円の料金を徴収されています。
処方箋の説明書を拒否して情報提供料の100円を節約する
100円も支払った説明書なので一応全部読みました。
すると、ロキソニンの副作用の項目に重大な副作用の内容が追加されているのを発見しました。
重大な副作用の内容
小腸・大腸の狭窄(きょうさく)・閉塞(へいそく)
上記の内容が新たに追加になっています。
調べてみると、2016年3月22日に厚生労働省がロキソニンの「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう指示を出したようです。
それまでの副作用の記載内容は、消化性潰瘍や血液異常、肝障害、腎障害、アスピリン喘息とありました。
しかも検索するとゴロゴロ悪い内容の記事がでてきます。
「結構たくさんあるし、ほんとかなぁ?」
自分なりに調べて結論を出してみましたが、そんなに気にするべき内容ではありませんでした。
これらは、ほとんどの薬に記載している内容ですので、そんなにビビるような副作用ではありません。
これから私の持論も含めて続けて説明します。
アスピリン喘息
アスピリン喘息については、バファリンなどの非ステロイド性消炎鎮痛剤なら発症する可能性がある喘息症状のことです。
解熱鎮痛剤に対する過敏症状で、喘息発作がおこることがあります。
消化性潰瘍
消化性潰瘍は、解熱鎮痛剤に多い副作用で、消化管に粘膜障害をきたし潰瘍になることがあると言われています。
重大な潰瘍ができる可能性は低いとされていますが、口の中に口内炎として現れることがしばしばあるようです。
ちなみに、このブログでも度々登場する善ちゃんは、消化性潰瘍の副作用が強く出るためロキソニンではなくバファリンを飲んでいます。
小腸・大腸の狭窄・閉塞
これ、わかりにくいのですが簡単に言うと「腸閉塞」のこと。
そもそも、消化性潰瘍の副作用があることが明らかで軽い症状なら多くの人が経験している副作用でした。
2012年以降に5人がロキソニンを服用したことによって腸閉塞になったと報告があったようです。
「はい?」
たった5人??
分母は?その確率は?
2016年に厚生労働省が通達を出し2012年からの事例なので4年間。
4年で5人
薬局では「ロキソニンS」が市販されています。
医療機関でも、鎮痛剤などの名目でロキソニンが処方されることは非常に多いんです。
他の薬は知らなくてもロキソニンだけは知っている方も多いはず。
それくらい、たくさんの人が服用している薬です。
4年で5人
私は椅子からずり落ちそうになりました。
しかし、この手のことは危ないのでこれ以上ツッコムつもりはありません。
注意しなければいけないのは、どの薬にも多少の副作用が存在します。
薬を飲む時は、医師や薬剤師に相談して飲むようにした方が良いでしょう。
葛根湯
葛根湯は漢方薬で万能な薬で有名。
葛根湯は落語のネタにもなっている薬で、どんな症状にも葛根湯を処方する医者のネタがあるぐらい。
それくらい、なんにでも効くと言われている葛根湯を、さらに効き目をアップさせるものがあります。
かかりつけの医師から伺ったのですがトリカブトと一緒に服用すると葛根湯の効き目が増幅されるとのことです。
実際に、私も処方していただきました。
善:「トットットリカブト!いくら無知な俺だってトリカブトがやばいことぐらいわかるぞー!」
瀧 :「だからトリカブトは医師であっても単体で処方することはできないって言ってた。」
善:「ほんまにそれ大丈夫なん?」
瀧 :「俺も気になったから薬局で説明書も貰ったし説明も聞いてきた。」
医師からはトリカブトと聞かされていたので、私もドキドキしていました。
いざ、薬局でもらったら「ブシ末」と書いている。
ブシ末とは、トリカブトという植物の根を加工処理し毒性を無くしたものだそうです。
まず、説明書の効果の欄を見ると・・・空白!
なんか余計不安!
よく聞くと、単体で飲んでも何の効果もないってことです。
だから毒にもならないみたい。
これは、何かと飲み合わせることで効果が出るって薬剤師さんから伺いました。
処方された薬以外とは絶対に一緒に飲まないほうが良いと思いましたね。
ロキソニンが合わず服用できない人は、医師と相談して葛根湯を試してみるのもいいのかもしれません。
このブシ末ですが、龍角散のようにものすごく細かなつぶですから非常に飲みにくいんです。
葛根湯と一緒に飲むなら、葛根湯にブシ末を混ぜてから飲むことをお勧めします!
単体で飲むとゴホゴホなりますよ。